Red Faction: Guerrilla – 進むごとに気分が盛り下がった(2)

このゲームの面白さは間違いなく破壊であるのだが、物語が進んでいくにしたがい面倒事が増えて、爽快な場面が減っていき、ストレスが溜まるだけになっていく。プレイし始めて10時間までが最高点であり、それ以降は攻略パターンが決まっていくので作業感が増してくる。しかし最後の最後にはなにかがあるかもしれないと思いクリアまでいってみた。

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ラストステージを苦戦しながらクリア。後悔した点はクリアを急ぎすぎてサブミッションを無視したところだろうか。メインミッションをクリアするとそれが引き受けられなくなるので(全クリの後には復活する)慢性的なお金不足に陥る。難易度Normalでは困る箇所がなかったので、金稼ぎを軽視していたのだが、ラストミッションだけが異常な難易度になっており、それなりに装備を整える必要がでてきたのだ。なかでも、レースゲームの苦手な私にはキツすぎる「運び屋」のミッションにまで手を付けなければならなかったのが辛すぎた。単純に難しいというよりも、失敗する毎に3.4分が無駄になるのが疲労感を増やす。

オープンワールドのゲームをクリア優先で急ぎながらやるべきものではないなと学習できたのが収穫だろうか。こういうゲームは気が向いた時に、少しずつ遊ぶというのがベストなのだろう。

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◆目に見えるものは大抵愉快に壊れてくれるので、暇だったり物足りなさを感じたらなんとなく周囲の構造物を壊してみるのがいいだろう

Aliens vs Predator – 雰囲気抜群(1)

私自身はエイリアン、プレデター、エイリアンvsプレデターとそれなりに見ており熱心ではないけどファンという位置づけだ。すぐに気が付いたのは映画さながらの良い感じの雰囲気であること。シリーズのファンでなくても化け物を相手にするという緊張感(絶望感)を体験できそうだ。

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最初からどの種族でも始めることができるが、特殊な操作のいらない海兵隊(人間)を選択。セントリーガンといっしょにエイリアンの侵入を防衛する場面に、死亡フラグがビンビンだ。

確か映画だとエイリアン側は正面から囮の部隊で突撃しながらも、別の入口からも襲撃をかけてきたような記憶があるので。ビクビクしながら後ろをチェックしつつ射撃していたのだが、そこまで殺しにはこないようだ。

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頻繁に暗いMAPを進むことになる。暗闇でエイリアンと戦うのが一番盛りであり、山場なのでフラッシュライトを付けレーダーに目を光らせる必要がある。基本的に弾薬に余裕があるわけではないので、しっかり当てるのも重要だ。眼と耳を使い本気で索敵しなければいけないのが、FPS的で良い感じだ。音の定位置も良好なので、ヘッドホンを使うとより楽しめる。

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Queenがやってくるもののご都合主義で撃破。人間様が強い。

F.E.A.R. 3 – 難易度NO FEARをフェッテルでクリア(6)

ポイントマンでステージをクリアする度に「フェッテルが使用可能!」という表示がでてきて、別キャラで遊ぶのがそんなに楽しいのか?と疑問に思いながらのクリア。しかしまぁ、好きなタイトルでもあるし、せっかくなので難易度をNO FEARに上げてフェッテルをプレイし始めてみたところ、すぐに楽しさを覚えた。フェッテルの攻撃はサイキックブラストのみとなっているものの、それなりにヘッドショットを成功させることができるならば弾薬を使わない攻撃の部類としては高く、連打した際の息切れを立ち回りで誤魔化すのがタクティカルなFPSっぽくて面白い。

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ポイントマンに比べて、とても優位なのがサスペンド能力だ。タイマンならば中ボス級の相手も無力化できる上に、捕まえている間にもサイキックブラストで攻撃できるのが非常に強力。また、実体を持たないフェッテルは敵キャラクターに憑依することもできる。憑依には時間制限があるのと、憑依した敵の肉体が壊れてもフェッテルは死なないという二重の理由によってガンガン前に出て射撃ができる。強力なグレネードをお供に突撃すれば、意外とダメージを受けないので、特攻スタイルが爽快でオススメだ。

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難易度はノーフィアーでHard相当なのだが、フェッテルの能力が強力なこともありコマンドー(Normal)よりも楽に思えた。開発が変わってもFPSの基礎的な部分がしっかりしたままなので、気軽にリプレイできる。やることはないと思うが最高難易度で3週目をやるとしたら戦闘力が安定しているポイントマンを選ぶだろう。フェッテルは強いといってもアルマが出てくるようなイベントシーンがくれば、憑依の時間制限が過ぎてしまい霊体に戻ってしまうのでいささか不安定なのだ。

いやー良いゲームだった!フェッテルは。

Far Cry 2 – Fortune’s Editionを無事にクリア(1)

本作は射撃部分とグラフィックが非常に高いレベルに仕上がっているものの、終始やることが敵を殺すだけの単調な展開で、プレイヤー自身が楽しみ方を探さなければいけない珍しいゲームとなっている。システムは全編を通してフリーローミング形式になっており、お使いをこなしていき、お金を貯めて強力な武器を武器を揃えていく流れになるが、所持できる武器の種類が制限されすぎていて、あまりお金を稼ごうという気分にならない。

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めちゃくちゃ広いMAPの草木を異常な丁寧さで作り込んでいるのが怖い。MAPはとても広く、移動には車や小型船などの乗り物を使うこととなるのだが、移動している時間が長い上に、関所が多く設置されており、ゲームを起動する度に敵が復活する仕様で、いちいち戦闘するのが面倒すぎる。恐らく、これが苦痛だとこのゲームの大半が苦痛になってしまうだろう。

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お使いの目的は「奪え」「殺せ」「破壊しろ」しかなく、これを20時間以上繰り返すこととなる。何を楽しめばよいか?戦闘しかない。あるていど進み、ロケットランチャーが使えるようになると、エフェクトの派手さもあり、暴れるのが楽しくなる。

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後半になり気が付くとライフルで狙撃しかやっていなかった。とくべつ近接戦闘が難しいわけではないが、敵が車で轢き殺しにきたり、遠くの敵がロケットランチャーをぶち込んできたりと、事故要素が急激に増えるのだ。目的地までの移動のやり直しが非常に面倒なので、狙撃に切替えてしまった。

プレイしている間は楽しさが20(移動)から50(戦闘)を行ったりきたりで、終始興奮するような作りではないが、堅実な射撃とよくできたアフリカの雰囲気の二つが妙な遊び心を刺激してくれる。目的地への移動が不便で面倒でしょうがないのだが、それが逆に、リアルな傭兵のようだ。だらだらとアフリカの景色を見ながら、適当に銃を撃つのが意外と面白かった。

F.E.A.R. 3 – スコア重視で作業的にクリア(5)

序盤からスコア重視でプレイした結果、スローモー使ってヘッドショットを狙うだけという非常に作業的なプレイになってしまった。特別な信念があるわけではないが、シリーズを通してスローモーを使わないように遊んできたのだが、今回は使わないと露骨にスコアに響くので何も考えずにバンバン使用したわけだが、クリアしてみればあまりにも味気が無かったと少し後悔。ただ、その後に特殊能力(プレイスタイル)の異なるフェッテルで二週目を始めると、逆にポイントマンでガッツリスローモーでパワープレイしていてよかったかなと思えるようになった。フェッテルはスローモーではない能力で戦うので、違いを楽しむにはこういう開発の意図にそったプレイも悪くなかったかなと思う。

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◆盾が装備可能。殴る攻撃の他にサブマシンガンでの射撃もできるのが、斬新かつ強力で好みだ

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◆アルマも出てくるには出てくるが、いい加減飽きてきているので「出てきたからなんだ」というレベル