2010年にCacowardsに選出されたホラー系PWADのUnlovedをクリアまで。雰囲気や戦闘難易度もよく出来ており、遊びやすい。HereticやHexen、新規の敵など多彩な敵が登場し、かつ、それらの投入タイミングも上手で、ほどよい緊張感が持続するようになっている。やや進行ルートが分かりにくい点(Hub構造)もあるが、不満はそれくらいもので結構お勧めできる。
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Croixleur Sigma Deluxe Edition – 時間対効果最高(3)
「彼女たちの『卒業』」という実績を解除するところまで。これはすべてのストーリーを追ったことを意味するが、グローバル達成率が今現在3.3%と低めであり、少し悲しい。ゲーム内容はすさまじく単純で、円陣で沸いてくる敵をひたすら倒していくだけ。できる限り素早く、ダメージを食らわないように、行動を最適化していくのだ。難所がボスのみということで、本質的には自分と戦うゲームなのである。
最も気に入っている点は移動時間が極端に少ないことだ。そもそも敵をぼこぼこにしたいだけのプレイヤーにとって移動は時間の無駄と感じることも多い。それならば、いっそ無くしてしまえばいいという、このゲームの潔さをとても心地よく感じる。
◆触ればすぐに分かると思うが、このゲームは空中にいる敵の処理が肝となっている。ただ、最優先で対処するのが正解なのかはその都度、画面を見ながら判断しなければならないのが面倒でもあり面白いところでもある
◆困ったら奥義を使って状況を立て直すのだ。カメラワークの問題でどうしてもミスが起こりやすいため、奥義のほか、魔力開放などの緊急回避が脊髄反射で発動できるのが理想的
Demoでも
CYNOROID GAIDEN – 上達はお好き?
- 初期VerでNormalを一周
- V1.52のHardでDungeon1をクリア
- V1.524のHardでDungeon2と3をクリア
- V1.526のHardでDungeon4をクリア
本作はフリーエイミングシステムを用いたゴア色の強いアクションシューティング。開発者であるBhaskara氏のコメントを引用すると「MS-DOSのABUSEを強く意識した」ということだが、実のところ私はこの手のシステムに触れた記憶がないため、あまり気に効いた事が言えない。しかしながら触ってみれば、敵を撃ち倒す良質な感触と共に各ステージに示された非言語的なチュートリアルと、なだらかに上昇する難易度が合わさり、普通に遊んでいるだけで楽しく、次のステージへのクリア意欲が沸いてくる。
初期Verではプレイヤーの攻撃方法が射撃のみのため、エイムミスをしないことと弾薬の管理が求められ、かなり難しい印象を持ったが、Ver1.52からは便利な近接攻撃を追加されたため、全体的に遊びやすくなった。多少強引に突っ込むことできるようになったし、詰みを感じる場面は無くなった。また、ゲームに慣れてくると、立ち止まらずに弾を避けながら敵の頭を射抜いていくのが最適解だと気が付き、後半から出現する敵も地形もプレイヤーを殺しにきているというよりは時間を奪ってくることから、全体がタイムアタック的な作りに寄っているのかもしれない。逆に言えば、時間をかけて落ち着いて進める分にはクリアはそう難しくないと言えそうだ。
7 Bullets – 室内戦多め(17)
UT99のシングルプレイキャンペーンで評判の良い7 Bullets(リンク先効果音あり)をプレイ。Unrealのキャンペーンを逆走するように終盤から序盤へ戻っていく感じでゲームが進む。月日の経った2004年に公開されたこともあり、プレイヤーの習熟が考慮されたのか、戦闘や謎解きにも一ひねり必要だ。難易度Normalでは弾薬も回復材が余裕のある量を置かれているものの、それは生きていたら取得できるという話であり、死んでしまえばやはり無意味なのである。よって生き残ることが重要で、緊張感もあることから、サバイバル=Unrealとしては正しい方向性のように思う。より詳しいレビューはUnrealSP.orgを見てほしい。