Fallout 3 – とある盗っ人少女の嘘日記(1)

はぁいアタシJ.C、お父さんを探して放射能まみれの荒野を旅しているの。見ての通りサバサバした感じで、顔は…”デフォルト設定”だから結構イケてるはずよ。特技は”ハッキング”に”ピッキング”、それとゲットしたお宝を持ち歩くために”体も鍛えている”けど、筋肉バカだと思われるのも悔しいから”お勉強”もしているわ。ただ、他の人よりも”ツイてない”ような気がするのよね、不思議と。

悩みは夢遊病みたいに意識を失うことかしら?お金の匂いがしたり、自分にとって都合の悪い人を見ていると、こう…”誰かに操られた”みたいに視界が黒くなってフェードアウトしてしまうの。気が付くと財布に大金が入っていたり、体中が血まみれだったりすることがよくあるわ。だからアタシ自身は善人でも悪人でもないのだけれど、いつの間にか大悪党として指名手配されてるのよね。困っちゃうわ。ついさっきも、首に賞金をかけられたアタシを狙ってきた小汚いおっさんに「知らない」って散々説明したのに、お金に目が眩んだのか全ッ然信じてくれなくて…しょうがなくミサイルランチャーで熱々のハンバーグにしてあげたの。ハァ…こんな”正当防衛”がいつまでも続くかと思うと…本当にイヤになっちゃうわね。

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Travail – Quakeの敵キャラって強かったのね(13)

2007年公開のTravailは全15Levelで構成された大規模で難しめのシングルマップ集だ。今回は難易度Normalを選んだものの、その難しさは本編Quake難易度HardのEpisode4と同等かそれ以上であった。そもそもQuakeの敵キャラクターはDOOMに比べて強力に作られているが、idが1996年当時プレイヤーは3D空間に慣れていないという前提でレベルデザインを考えていたからなのか、相変わらずDOOMと似た平面での戦闘がメインになっていることもあり、その敵キャラの凶悪さがまったく性能が発揮されていなかったのだ。

しかし、本Modはこれでもかというぐらい3D描画特有の高さ(y軸)が強調されていて、平面での戦闘が大幅に減らされている。つまり、基本的に頭上から襲ってくる敵と不利な状況で戦わなければいけないのだ。そのため、Ogreは本編同様グレネードを落としまくってくるし、視界の広いEnforcerも好き放題撃ってくるし、固いDeath Knightにもダブルバレルショットガンのクリーンヒットが狙いにくい。また、遮蔽物がない戦闘状況も多くなっており、ダッシュと肉眼での避けが重要な状況下で誘導弾を撃つVoreや必中攻撃を持つShamblerらが何の前触れもなく急に湧いて出てくるあたりもかなり狂気めいていてエキサイティングである。ついでに言うと、1Levelに登場する敵が100匹を超えることも多く、全体的にとても激しい。ただ、登場する敵の数が多い割にダレた気分にならないし、難しい中にも敵をうまく処理していく面白さがしっかりと感じられるので、非常に出来の良いシングルマップ集だと思う。

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◆見えにくいかもしれないが、Episode2に登場するダブルバレルショットガン枠の「Riot-Controller」。ドン・ドンと重い音で二回ショットガンを放つのが特徴で、リコイル制御がしやすく、二発とも当てた場合の威力はダブルバレルショットガンの1.5倍から2倍といったところ。とても頼れる武器となっており、これがあったからかEpisode2が一番楽しめた

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◆蜘蛛型の新敵Archenids。当然のごとく毒を持っているので、触られると毒状態となり画面が真っ赤になる。毒が厄介なので早めにグレネード二発で確殺したいところだが、下手にケチって別の武器を使ってしまうと、いつの間にか囲まれてしまい死亡コース

以下、ネタバレありのスクリーンショット集

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Borderlands 2 – タレットをぶん投げ続けてクリア(6)

前作ではMordecaiを選び低い耐久力に悩まされたので、今作ではRolandと同じタレット設置が可能なAxtonを選択した。とりあえずタレットさえ出してしまえば盾として使え、安定した立ち回りができるだろうという安易な考えだ。イメージとしてはタレットとアサルトライフルでゴリゴリと押していくスタイルでいきたいなぁと思っていたのだが、よくよくスキルツリーを見てみるとアサルトライフルを強化するスキルが一つしか無いうえに、10時間ほどプレイして気が付いてしまったのは、アサルトライフルという武器自体のマガジンサイズが小さい上に威力もそれほど高くなく精度もイマイチで、一部のレア品以外は使いにくいということだ。

熱心にトレハンをしない私がもうひとつ気がついたのは、アサルトライフルだけに限らず、他の種類の武器もまともな性能のもの(レア品)が手にはいらないうちは、Axton本体の戦闘強化スキルよりもタレット関連のスキルを上げていくのが手堅いようなのだ。ということで、なぁーんにも考えずに強い武器を待ちながらタレットのスキルを上げていたら、いつの間にかAxton本体よりも超強力になったタレットが主役のゲームになってしまっていたとさ。そして、もう少し時間が経った頃には「キャラクターのレベルを敵と同等まで上げてタレット投げて属性武器で援護する」という戦闘パターンに飽きてしまっていたし、別段苦戦することも無かったので、そのままぼけーっと進めていたらゲームクリアまでいってしまった。また、ラスボスを倒した時に出たレア武器を装備し、スキルリセットを行いガンパウダーツリー(Axton本体の戦闘強化)を試しに伸ばしてみたところ、自分で戦っている感触はそこそこは増えたものの、やはりタレットに依存するのはあまり変わらないようなので、ここで終了。前作の主人公達4人も丁度いい存在感だったし、RPGとして物語を進めていくのは面白かったが、やはり前作と同じでシューターとしてはプレイヤーの技量が反映されにくく、繰り返し遊びたいとは思えなかった。うーん、キャラの選択を間違えたか?

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◆セントリーガンと属性武器で波状攻撃すると、ダメージ数値が賑やかなのが気持ちいい

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◆イカれたTiny Tinaが超かわいい。彼女のためならうま味のないサブクエストでもホイホイこなす

Wolfenstein – 難易度Hardで二周目(3)

先日遊んだEnemy Frontという第二次世界大戦を舞台にしたFPSがシューターとしてあまりにもひどかったので、口直しの意味で同じ第二次世界大戦もののWolfensteinをプレイしてみた。一周目のプレイではまぁまぁの出来だった記憶があるが、今回やり直してみても、やはりまぁまぁの出来であった。ただ、このまぁまぁというのは全体を見た場合であって、戦闘部分に関しては撃った感触がとても良く、強いゴア要素が爽快さを出してくれるし、燃えた敵のリアクションも苦しそうで、高所の手すり近くで殺せばわざとらしく落ちてくれるのもベタでいい味が出ている。

本作の優れているところは今言った戦闘と、それに関連する武器改造、そして武器改造するための資金を稼ぐシークレット探しの計三つである。この三つは実にうまく組み合わさっており、武器屋に通い少しづつ武器を強化していくのはとてもウキウキするし、よく出来ていると言っていい。ただ、惜しむべきはプレイヤーが強くなりすぎてしまう点にあり、中盤にはもうこちらが手加減をしないとゲームが物足りなくなってしまうのだ。せっかく用意した面白い強化要素も、それ相応に強い敵を用意しなければ使い道がなく発揮、堪能できないので、どうしても「まぁまぁ」といった印象になってしまう。

  • 雑魚敵が柔らかいことにRavenはわかってるなぁと感じる
  • ナビゲーションが親切で、立体的なMAPをうまく案内してくれる
  • 下位武器が使いやすく強い上に弾薬豊富という意味で上位武器の扱い方に困る
  • グレネードの投げ返しが熱い。投げ返して敵を倒した時のゴア表現が派手なのも気持ち良く、多少無理しても投げ返したくなる
  • 走る際に頭が揺れすぎて気持ち悪い(Head Bob)。対処には頭揺れの数値を調整する方法と、単純に切る方法がある
  • ミッションを終えて街に戻る度に、ドイツ兵と繰り返し戦闘するのがやや面倒。武器商人が街にしかいないというならば、まだ話がわかるのだが、結構な頻度で出張してくれてミッション先で武器改造ができてしまうので、なんだかなぁといった感じ

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◆近距離特化のTesla Gun。武器自体は面白く強力なものになっているが、MAP構造と弾薬購入にまわすお金が捻出しにくいことから、使いどころが限られる

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◆射程の長い火炎放射器。FPS界隈では珍しいほどに使い勝手がよく、室内ではモヒカン気分で炎を撒ける。研究者や捕虜などの非戦闘員までもを燃やせるのが、なかなか背徳的

Painkiller: Battle out of Hell – 難易度Nightmareで二周目(7)

本編のついでに本拡張パックもクリアしてみたのだが、楽しい要素が増えた反面ストレスも増加したので、なんだかよくわからないゲームになった印象。楽しくなっているという部分はもちろん新たに追加されたBoltgun-HeaterとSMG-Flamethrowerの二つの強力な武器のことだ。どちらの武器も破壊力と使い勝手が優れているので、単純に爽快感があり、高い精度を活かした遠距離戦もこなすことができる。ただ、この二つの武器の追加で遠距離戦闘が可能になった分だけ、敵側もかなり遠い位置から攻撃してくるようになったのがどうも好きになれない。というのも、本編の遠距離戦闘はStake Gunによる偏差撃ちというPainkillerらしさが大いに出ていたのに対し、BooHでは驚くほどまっすぐに弾を飛ばせるBoltgunとSMGのせいで目標をセンターに入れてスイッチを押すだけになってしまっているのだ。近距離の戦闘は武器が増えた(火力が上がった)分だけ面白みが増したが、遠距離は味気なくなった。また、遠くから撃ってくる敵の影響が少ないのであれば接近戦をしつつも武器を切り替えて遠距離の敵にも対応ができるスピード感のあるアクションシューティングになったのだろうが、現状では遠くから撃ってくる敵の攻撃が無視できないほどに痛く、当たった際に視界が大きくブレるうえ、ドラム缶や自動車などを爆発させてしまい即死の可能性も出てくるため、ちまちまと遠距離の敵を削っていく展開になりがち。

正直、武器が増えたのを帳消しにするほどに、意図しない爆死や避けられないダメージを補うために適当配置されたメガヘルスやボスの倒し方がわかりにすぎることなどプレイヤーへの負荷(楽しませるためのストレス要素)が高すぎる。今にして思えば、近年発売され酷評されているResurrection、Redemption、Recurring EvilのRe三部作と同等か、むしろ本編から凝った要素が増えていない分だけ前述したファンメイド作品の方が素直に楽しめるような気さえしてくる。

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◆Battle out of Hellと言えば、やはりステージ2の悪趣味な遊園地(Loony Park)だろう。不気味な人形やピエロが敵として登場し、最後のジェットコースターに乗せられる強制戦闘は一度プレイしたら忘れられないほどの衝撃だ。だが、このステージに力を入れすぎたためか、はたまた本編から半年後に発売という短い製作期間が影響しているのかは不明だが、他のステージが薄暗く地味な配色ばかりでどうも印象に残らない

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◆新武器の火炎放射は高威力で頼れるものの、敵のリアクションが薄い。もう少し苦しそうに呻いてくれると嬉しいのだが