Counter-Strike Doom: Martian Offensiveは名前からなんとなく予想できると思うが、Counter-Strike: Global Offensiveの武器やスキンをDOOM2に移植したWADだ。シングルとマルチのどちらが重視されているのかは不明だが、とりあえずキャンペーンを難易度Normalで軽く一周遊んでみた。出来はまぁまぁといったものなので、あまり期待せず、適当に武器を撃って気持ちよくなるように割り切ってしまうのが良いだろう(違うゲームシステムを混ぜて面白いゲームを作ることは困難だ)。
(Counter-Strike: Condition Zeroの記事で書いた内容と似通ってしまうが)Counter-Strikeというゲームは1.6であれSourceであれ、銃の撃ち心地がとても優れている。作りこまれたモーションと子気味の射撃音だけでも楽しく感じるというのに、ストッピングという慣れの必要なテクニックを習得することで、より思い通りに銃を制御できるのがゲーマー心をくすぐるのである。しかし、Counter-Strikeプレイヤーのやりこみが凄まじい。マルチプレイで気持ちよく銃を撃とうにも先に熟練者に頭を撃ち抜かれては何もできずに時間が過ぎていく一方で上達への時間がかかりすぎるのだ。よってバッティングセンターで球を打つかの如くDM鯖、BOT撃ち、Condition Zero、そしてさらなる選択肢としてCounter-Strike Doom: Martian Offensive(その他のトレースModでも可)を使い、好き勝手に撃って楽しむのも悪くない。