Sacred 2 Gold – Shadow WarriorでSilver開始(1)

シャドウウォーリアで難易度シルバーを開始。ゲームシステムに慣れるという意味でタフなキャラクターを選んだ。本体60%、召喚40%に割り振ってハイブリッドサモナータイプに作ってみた。基本戦術は常時召喚されている骸骨剣士4体と本体で敵をボコボコにするというシンプルなもの。私は筋道を立てたキャラ育成ができないので、詰まるのは目に見えているが楽しさ重視ということで。

sacred2 2013-03-25 22-24-25-31_R

ボスはやや強く調整されているので、ある程度はしっかりとキャラ育成しろということなのだろう。大きいボスキャラクターを出すのはいいが座標位置がずれていてゲーム動作が怪しかった。召喚ビルドだからなのか、キャラが頻繁に消えたり瞬間移動したりとかなり不安になってくる。

システムが複雑な割にやり直しがきかない

ハックアンドスラッシュ系統のゲームを細かく作ってくれるのはありがたいが、やり直しがきかなすぎる。強いキャラを作るためではなく、その前段階である選択したスキルがどれくらい使えるのかを試せないのが痛すぎる。馬鹿正直に調べることになると大きな時間を割くことになるだろう。

MAPの高低差が激しすぎる

オープンワールドが売りになっているゲームなので、なんにも考えずに歩くことだけでも楽しいのだが、地図通りに目的地を目指すと高低差があり辿りつけないことが多数あった。他にも浅瀬を歩けなかったり、牧場の柵を超えられないやらでストレスを感じる。(一応は跳躍スキルの空打ちが可能だが)

舗装されている道をキチンと通るのならば、そういうことは少なくなるだろうがオープンワールドの意味がなくなってしまう。けもの道を自分で切り開いてこそのファンタジーハックアンドスラッシュなのではないだろうか?クリアまでこの調子ならば一本道のほうが良いと思う。


35平方キロメートルの世界!500を超えるクエスト!!というのが長所なのだが、システム面で足を引っ張ってる部分もあり、それを許容できるかで気に入るか決まるだろう。とりあえず私は難易度シルバー(Normal)ぐらいはクリアしたいと思っているが、それ以上の難易度よりはSacred 1 を遊んでみたい。

Cryostasis: Sleep of Reason – 雰囲気を満喫した(2)

プレイしている時の没入感が高すぎて、寒さと暗さでいっぱいになったが、無事にクリア。チャプター15まではぼんやりとしたストーリーだったのが、16から17にかけて大きく動いて18で綺麗に終わった。詳しくは書かないが、ゲーム内容と物語がよくまとまっていたので遊んでよかった。良い物語ではあるが、隅から隅までキッチリと描かれているわけではないので注意が必要だ。個人的にはストーリーというものは突き詰めて考察しても意味が無いと思うので、よかったなぁと感じたら、ぼやけたままにしてもよいのではないだろうか。

cryostasis 2013-03-23 22-37-37-78_R

入手できる武器のバランスは悪く、後半はSMG(PPSh-41)だけあればあとはいらないという感じ。無理すればボルトアクション(Mosin Nagant)でもなんとか戦えるが、メインでの運用は難しいだろう。

cryostasis 2013-03-23 01-13-18-27_R
◆…寒い。銃が凍ってしまうが、撃てなくなるということはない

cryostasis 2013-03-24 00-35-32-88_R
◆シロクマの毛の描写が良い。Vivisectorからパワーアップしている

Heavy Fire: Afghanistan – 19.99ドルならば妥当

クソゲーオブザイヤー 2012 に選ばれたようなので、気になって遊んでみた。PC版なので家庭用とは微妙に違いがあるのだが、軽くクリアした感じだと驚くようなクソゲーではなかった。質が悪いのは確かだったが、開発がポーランドの会社ならば上出来というような気もする。

HeavyFire3 2013-03-06 16-15-13-44_R

起動していきなりPCに刺してあるデバイスの数だけProfileを作るように強制される。また、勝手にディスクドライブの直下にセーブデータを保存するなど、かなり行儀の悪いプログラムだ。これでは、暇な時に引っ張りだして遊んでやろうかなという気分にはならない。

HeavyFire3 2013-03-21 16-09-08-13_R

Call of Duty (またはそれ系統の派手なスクリプトFPS)を意識しているようで、基本的な作りは日本でいうところのガンシューティングゲームなのだが、そのスクリプト演出を無理に加えているせいで、視点移動が滅茶苦茶になってしまっている。主人公は前置きもなく左右や後ろを振り向くので、プレイヤーは非常に酔いやすい。また、それを考慮してもビジュアルの質は70点といったところに収まっている。

HeavyFire3 2013-03-21 15-49-03-48_R

取ってつけたようなパワーアップ要素があり、面白さに結びついているわけではないが、リセットできるので遊びに幅がでるのは良いと思う。何故かグレネードの使い勝手だけ悪いので、それ以外の装備を優先すると良いだろう。

HeavyFire3 2013-03-21 16-33-12-41_R

クリアすると装備を引き継いだ状態で遊べるベテランモードが追加される。イージーのステージを夜にしただけという感じなのだが、正直に言って視界が悪すぎてシューティングゲームになっていない。幸いチェックポイントは親切なので死にながら敵の配置を覚えればクリアはできると思う。

ガンシューティングとしての基本的なシステムが劣悪

“ゲームセンターのガンシューティングを遊んだことのない人達が作った”というこじつけをすると全て合点がいくのだが少し難しいか。ダメな理由をあげればきりがないが、低難易度とボリューム不足という二点で救われている。期待しなければ、飽きる前にクリアでき、それなりに遊べる。

Cryostasis: Sleep of Reason – 極寒アドベンチャー(1)

いつの間にか体温が下がった感覚に襲われるほど、よくできた極寒の表現。すばらしい体験を与えてくれるゲームだ。画面の前で暑さを感じたFar Cry 2とはちょうど真逆。一人称視点のシューターではあるが戦闘はオマケ程度だ。撃って楽しいゲームではないが、プレイした記憶はずっと残るだろう。グラフィックは本当に見て損がない。

cryostasis 2013-03-18 02-36-49-93_R

部屋一面の氷をPhysXに計算させるのでゲーム動作は非常に重いが、意味のある重さだ。ハードウェアが大好きな人間には堪らないだろう。PhysX専用にGTX480を割り当ててみたが、快適とはいかないまでも30fpsは出ているので長い間寝かせておいてよかったと思う。EAX Advanced HDは良好。頭がおかしいほどサウンドに力が入っているので、没入感は非常に高い。

cryostasis 2013-03-19 14-28-47-25_R

主人公は死んでいる物の記憶を読み取るMental Echoという能力を使える。それを使って「過去に何があったの~?」と覗き見をしながら物語をつないでいくのがゲームの目的だ。Mental Echoを使った後は、若干の謎解きを要求されるが適切な難易度になっている。

cryostasis 2013-03-18 02-39-39-55_R

ゲームの進行度は50%といったところだが、物語はまだ謎だらけ。一本道の上に単調という評判だが、個人的にはそう感じない。事前にドンパチが無いことを知っていたというよりは、単調ではなくスローなだけだと気が付いたからだ。

開発のAction Formsには以前Vivisector: Beast Withinで遊ばせてもらったが、同じ会社が作っているとは思えないほど変わっている。もちろん良い方向にだ。ケモケモした要素が少なくなっているので残念だなと思っていたのだが、iOS と Androidに恐竜FPSを作っていたので超安心。

Titan Quest – Evoker / Legendary(20)

Ear/DreのEvokerでLegendaryクリア。単純にEvokerで遊びたいというならば近接キャラで作ったほうが強くなると思う。防御スキルがからっきしでTQ屈指の紙装甲のため、キャスター型だとAct1から厳しい展開となる。

防御力をどこで稼ぐか

接近されても即死、遠距離から撃たれてもガリガリ削られるので普通ではゲームにならない。そこでゴーレムをナイトメアに強化してもらってTrance of Convalescenceで防御力を上げることにした。これが思いの外うまくいったので、HP10000を超える強力な壁を作ることに成功。壁を作るのにスキルポイントを60ほどかかったこととなるが、それほど悪い選択ではなかったように思う。ゴーレムの囮スキルが効かない相手だけを、本体が減速を使って即効で倒す戦法で安定した。

Tqit 2013-03-16 18-17-11-79_R

STONE FORMが強かった

Stone Formは行動不能になる代わりに6秒間全てのDmgを無効化するものの、終わり際には隙があるので殴られてしまう弱点があるので、死にスキルだと思っていたが、実際に使い込んでみると非常に強力だった。

  • 無敵中にポーション使用可能、リチャージも止まらない(装備があれば再度Stone Formを使える)。
  • 無敵中にも”殴られた時に発動するスキル”が機能するのでアーティファクトによっては大ダメージを狙える
  • 無敵が切れて無防備になる前にDistort Reality(自分周辺に範囲スタン)を撃てるので、安全に逃げることができる

緊急避難としても有効だが、それ以上に攻撃機能もあるのが強い。あまりに強すぎるので操作ミスがなければ死なないレベルにまでなっている。Eruption→Stone Form→Distort Reality→Eruptionとローテーションするだけでゲームクリア可能だ。面白いかは別として。

Tqit 2013-03-18 19-59-05-87_R
◆ケルベロスだけは毒耐性を上げなくてはいけない

頭を悩ませたスキル構成がとてもうまくいったので最高に気持ち良い。これがTitan Questの良いところだ。楽しいゲームプレイとビルドだった。