Forgive Me Father – 挑戦者向け

コメントで教えてもらったクトゥルフ神話がモチーフのオールドスクールFPSを難易度Normal(3/5)でクリア。Normalといっても難易度設定の初期値がEasy(2/5)であり、被弾を抑えながら正確なAimが求められるため、気の抜けない難易度となっている。実質Hardと言えるかもしれない。マップの構造も狭かったり暗かったり罠が張り巡らされていたりとプレイヤーに結構な負荷がかかってくるため、挑戦が好きなプレイヤーには好まれそうだが、そうでないなら大人しく難易度を下げることも検討しておきたい。

後半からはさらにプレイヤーへの要求レベルが上がり、複数の敵の弾を避けながら吸い付くようなAimが必要となってくる。ワープして背後から襲ってくる敵や、こちらから見えないように隠れたり、遮蔽物を盾に一定の距離を保つなど、いやらしい動きをする敵が多く出現するため、こちらから積極的に当てにいかなければならない。上手にアイテムを使うか、気合で乗り越えたいところ。一周を通してレベルデザインが優れているかどうかは判断がつかなかった。面白いか面白くないかで言えば面白い側だが、非常に濃密で神経を使うゲームのため体力の消耗が激しく連続して遊びにくい。間をあけて今回選んだ神父とは違うジャーナリストで遊んでみてから評価してみようと思う。


◆即着弾+ヘッドショット判定のあるレーザー銃。強くて燃費も悪くないためお世話になった。スキルツリー(武器ツリー)システムなので、リプレイ時には違う武器を選択する予定


◆暗い場所が多く武器からランタンへの持ち替えが必要。こういう銃が撃てない時間が発生することに対して雰囲気がでていると前向きな評価できるかどうか

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Tomb Raider(2013) – 大変そうですね

クラフトさん家のララさんが次から次へと大変な目に遭うアクションゲーム。落ち着く暇がなく、ずっとピンチが続くので、没入度の高いプレイヤーほど精神的に消耗していき、だんだんとララの行動や意識と剥離していくように思う。ゲーム部分では過去作のTomb Raiderとは異なり、謎解きの難易度が低くなっており、頭の体操にちょうど良い。戦闘も敵が甘噛みしてくる程度のものなので、難易度Normalではサクサクと進行するだろう。よって半分は映画を見るような感覚で接すると良い。製作費も多くかけられているので視覚的な満足感も非常に高い。暇つぶしとしては高く評価できる。


◆特筆すべきは武器の切り替え速度だ。大した理由もなく遅くしているゲームに比べれば、本作のゲーム的で快適な切り替え速度はプレイヤーの思い通りのプレイを助けてくれるため非常に好ましい


◆ストーリーがおかしいだとかQTEがうざいだとかスキルツリーがいけてないだとかだとかララが頑丈すぎるだとか性格が豹変しすぎだとか気になる点は数多くあるが、美しくなったララを拝んでおけばヨシ!?

CYNOROID FORSAKEN – 撃てそして喰らえ

難易度Normal、Hard、Nightmareの順に三周クリア。前作CYNOROID GAIDENに比べると攻防一体の近接武器(チェーンソー)の使い勝手が良くなったため、突進してくる敵や飛んでくる弾への対処が楽なった。危機を感じたらとりあえずチェーンソーを右クリック押しっぱなしで起動させてみると被弾を減らせるだろう。また、いやらしい動きの敵の減少やマップ構造の平坦化から、全体的に戦闘が楽になったと言えそうだ。さらには戦闘後に残った敵の死体を食べることで容易に体力回復を行えるようになったので、普段アクションゲームに触れないプレイヤーもフリーエイミングとゴア表現の楽しさを感じ取りながらクリアまでいけるように思う。

難易度Nightmareについては、Hardまでとは大きく異なっており、アクション4:シークレット探索3:体力弾薬エネルギー管理3といった具合にサバイバル色が強くなっている。実はこのNightmareこそが新システムの近接武器強化、ダッシュ、体力回復との相性が最も良く、”本作らしさ”が出ているように思うのだが、強敵を配置しすぎたのかシークレットを見つけても弾薬不足になりがち。そうなると、なるべくチェーンソーを振り回したり、ダッシュやジャンプによる戦闘回避で弾薬を温存しておこうとなり、銃を撃つ時間が減り、フリーエイミングという主軸のシステム(?)から離れているようにも感じた。前作GaidenのHard(高難易度アクション)クリア者としては、違った角度からの変化球的な試みで良かったように思うが。


◆ビジュアルは正統な進化をしており、血飛沫もサービス過剰なほどに飛び散る。個人的には主人公サイノロイドが大きく描かれるようになったのが嬉しい


◆チェーンソーの攻撃範囲を正確に理解するのがゲーム攻略への第一歩だ。加えて段差(地形)による有利な状況も覚えておきたい

TRON 2.0 – 電子世界を観光

GOG版を難易度Easyにてクリア。世界初3DCGを(多めに)使った映画『TRON』の続編として位置づけられている今作。楽しむためのハードルがかなり高いゲームのように感じたものの、独特で最も優れているビジュアルだけを見るのであれば、それほど身構える必要もないかもしれない。雰囲気が気に入ったなら触ってみると良いだろう。

  • 映画の視聴…TSUTAYAAmazon、ディズニープラスを利用するのが良い。旅行も行先の知識があった方が楽しめるというものだ
  • 難易度…序盤の戦闘が特に難しく、ゲーマーでない映画ファンは相当な覚悟がいるかもしれない
  • 成長システム…Easyならば困ったら調整する程度で問題なし
  • 英語…クリアには支障ないが、かなりの分量が在りリスニング能力も必要
  • コンピューター用語…知っていれば知っているだけ、目の前に映っているキャラクターやMAPの題材が分かり、電子世界を身近に感じられる


◆Dungeon Siegeに引き続き、解像度1440×1080+Alchemy(EAX)でのプレイ。強引にFullHD(16:9)にした場合HUDが歪んでしまうため、今回も4:3解像度で遊んでみた。ゲームプレイには満足しているが、サイトにスクリーンショットとして張り付けた際ワイドな物と比べて、ややこじんまりとしてしまうのがやや不満


トロンといえばライトサイクル。ファンに向けたミニゲームで、このゲームの価値の三割を占める。バイクで走った跡が障害物(壁)となるのは映画と同じで、敵の進行方向を潰すように狭めていくと、いい感じに撃破できる

Monster Rancher 1 & 2 DX – 全種族開放

遊びやすくなってSteamに登場ということで、懐かしく思い購入。基本的には20年以上前から育て上手なプレイヤーが情報発信をしているゲームなので、攻略はそちら側に任せ、当時実機で達成できず心残りであった、隠し種族をすべて開放してみた。


◆実機のプールバグで冷や飯を食わされたアローヘッドが1stモンスター。せっかくバグが修正されたのだから、こういう当時不遇だったモンスターを育てるのが良いと思う。長めの寿命を生かし7月2週で金の塊を取り続け、桃を投与して死ぬ直前までに20万ほど稼ぐ


◆音楽CDからモンスターを誕生させるのがウリのゲームであるが、最初から全てのモンスターを読み出せるわけではなく、特定の条件を満たす必要がある。実際にやってみれば分かると思うが、ゲーム開始直後にCDを再生しようとすると係のおねーちゃんから許可がないためモンスターを呼び出せないとダメだしを食らいまくる。全38種中22種に条件が課されているため、お気に入りのCDからモンスターが呼び出せない可能性が高く、初めの一歩を大きく挫かれる。この辺りは条件のゆるかった前作1よりもストレスに感じる

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