Croixleur Sigma Deluxe Edition – 時間対効果最高(3)

「彼女たちの『卒業』」という実績を解除するところまで。これはすべてのストーリーを追ったことを意味するが、グローバル達成率が今現在3.3%と低めであり、少し悲しい。ゲーム内容はすさまじく単純で、円陣で沸いてくる敵をひたすら倒していくだけ。できる限り素早く、ダメージを食らわないように、行動を最適化していくのだ。難所がボスのみということで、本質的には自分と戦うゲームなのである。

最も気に入っている点は移動時間が極端に少ないことだ。そもそも敵をぼこぼこにしたいだけのプレイヤーにとって移動は時間の無駄と感じることも多い。それならば、いっそ無くしてしまえばいいという、このゲームの潔さをとても心地よく感じる。


◆触ればすぐに分かると思うが、このゲームは空中にいる敵の処理が肝となっている。ただ、最優先で対処するのが正解なのかはその都度、画面を見ながら判断しなければならないのが面倒でもあり面白いところでもある


◆困ったら奥義を使って状況を立て直すのだ。カメラワークの問題でどうしてもミスが起こりやすいため、奥義のほか、魔力開放などの緊急回避が脊髄反射で発動できるのが理想的


◆青い髪の方のカテリナ目当てにゲームを購入。アホの子と言えばいいのか、元気なキャラクター性は予想以上に良かった。ゲーム内性能も範囲攻撃が優秀で、ゴリゴリ敵を蹴散らしていけるのが爽快


◆攻撃が得意な代わりに防御が苦手という触れ込みのフランチェスカ。一瞬で体力が溶ける紙装甲の相応分に攻撃能力が高い印象は無い。グローバル実績のエクストラモードクリア率が低さを見る限り、使いこなせていないプレイヤーも多そうだ。操作の習熟よりも他のキャラクターの防御力を上書きできる高級装備で補強するのが吉か


◆ハイスピード美少女アクションゲーム百合風味。この一文でゲームのすべてを表現できているように思えるが、実のところ操作に慣れる+プレイヤーの被暗示性の高い場合だと、強力な電子ドラッグへと早変わりする。適度な緊張と集中力が要求され、ノリノリのBGMに乗りながらバッタバッタと敵を処理していくと、かなりキマってくる。Storyよりも長いExtraやDungeonのようなゲームモードだと意識がふわふわとしている時間も多く、爽快なアクションゲームとは別のベクトルで相当に気持ちいい。酔いしれよ()

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