Medal of Honor: Warfighter – 難易度Hardで二週目(12)

良いのか悪いのかストレスの少ない、素直なゲームといった印象。プレイヤー体力の自動回復速度が早いため、非常に機械的な敵の攻撃を受けても少しだけ身を隠しておけば、すぐさま全快して戦闘に復帰できるため、相手の攻撃能力が異様でも異様に感じにくいあたりから現代のニーズをうまく把握しているように思える。がしかし、このような安易なユーザーのストレスを減らした作りが良いかどうかはやはり疑問である。

ゲーム性としてはこれまた素直にヘッドショットを狙っていくものであり、敵は尻を隠して頭を出すようなサービス的回避行動をとってくるので、開発の意図に従いキチンと頭を撃って赤いヘッドショット成功マークを出すのが爽快で達成感を感じられるお薦めの遊び方だ。それを手助けしてくれる味方AIもなかなか賢く、攻撃面でも頼りになるので、隊で軍事行動を行っている感覚を強く、高く評価できる。アクション系ミリタリーシューターとしては珍しいくらい素直な作りに冒頭では疑問を呈したが、FPS不慣れな人にはお薦めできるとも言える。最後にストーリーだが、なかなか複雑で遊びながらだとどうにも時系列が理解しにくい。よって興味が無ければ無視してしまって、その分のリソースをFrostbite 2.0で描かれた美しい風景を見るのに割り当てても良いのではないだろうか。

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◆ずっとアメリカのターン

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◆大げさなヘッドショット成功マーク

Medal of Honor: Warfighter – マルチを30時間プレイ(7)

10時間ほどプレイした時点でやり込むほどのゲームじゃないと感じたので、ダラダラとレベルを上げてみた。楽しめるかどうかはバディ次第なので、野良でやっていくには他のゲームよりも運要素が強いように思う。全てのクラスのツアーをクリアしたので(ポイントを貯めるだけだが)、遊ぶ機会は激減するだろう。普段はゲーム側から指示される武器を使い、チームが大負けしている時には強い武器へと切り替えていた。

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◆初期のデモリッション(特殊能力使用時)は視界の悪さが拷問だったが、12月19日にパッチが来て改善。オプションからスライダーでFOVを変更できるようになったので非常にありがたい。撃ち合いが楽になったので、そこそこ使えるクラスとなった。

武器選択

自分の好きな銃を使うのが一番良いのだが、勝ちにいきたいならば機動性を重視したほうがいい。バディとの息を合わせるためだ。いくら精度の良い銃を使っていても、機動力が悪ければ、足並みを合わせることができない。無言でも連携をとってくれるプレイヤーばかりだったら武器選択などに悩む必要がないのだが。

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このゲームの癌であるTAC-50。威力減衰なしで胴体一撃はやりすぎ。弾幕を張ってキャッキャウフフするゲームコンセプトをぶち壊す性能なので、何故作ったのか理解に苦しむ。先日TAC-50禁止のサーバーで遊んだ時は、膠着状態、及びキャンプが少なく、動きがあって楽しかった。唐突にまとめてしまうが、Medal of Honorの新作としては欠点があるもののシングルとマルチの両方がうまく作られていて、十分な出来だと思う。

Medal of Honor: Warfighter – 名誉勲章ドラマ(6)

物語の前半はわかりにくい描写ばかりだったが、後半は訴えかけてくる内容がストレートになる。特別難しい箇所もなく、簡単にクリアまでいけた。さっくりと遊ぶ、もしくはリプレイにも良いゲームだろう。すっかりとメジャーになった突入シーンでは、扉を吹っ飛ばす方法を選べる。蹴る、バールで壊す、ショットガンでノブを破壊する、ドアごと爆破するなど盛りだくさんだ。

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爆弾でドアをふっとばす。演出が過剰だが問題ない。突入する前には不安げな敵声がドアの向こう側から聞こえたりするのでちょっとニヤリ。

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敵とカーチェイスする前に、ゲームプログラムが再起動しはじめる。これNeed For Speedを呼び出してるじゃねぇか!ある意味、他のメーカーには作れない代物になっているのが最大のギャグ。内容としては、ぶつかりが激しいのでThe Runよりも気に入っている。

Medal of Honor: Warfighter – 手堅いシングル(5)

Medal of Honorとして成功しているかはわからないが、普通にプレイする分には進行に気配りがされていて遊びやすいゲームになっている。グラフィックは当然として、発砲音や環境音も凝っていて、臨場感が非常に高い。次はこのクオリティでWW2を作って欲しいと心底思う。

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◆…ッ!?見間違いかと思ったけど、そんなことはなかった。ヘッドショット成功時にはドクロマークが出てきて、ちょっと格好悪い。

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◆ロケットランチャでヘリと戦闘。自動でロックせずにプレイヤーに狙わせてくれるのは嬉しい。このシーンだけの話ではないが、敵のライトがやたらと目に突き刺さるのでパッチか次回作では直して欲しい。BF3の修正前Flashlightのようで不快だ。

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◆Buzzsaw(バズソー)を助ける場面で困った。RPGを持った敵にスナイパーライフルが当たらないのだ。少し考えれば放物線を描く弾道だとわかるのだが、日本語版だと「仕留めた。もう少し上ならばヘッドショットだったたぜ」という言葉をずれたタイミングで言ってくれるので、混乱してしまったのだ。よって、弾を当てるにはスコープの中央から2メモリ下を狙えばよい。

いくつか問題があるものの、撃っていて気持ち良いし、敵が前進してくれてモグラたたきのようなゲーム展開にならず、ロケーションによって銃も変わるので、単調さを感じにくい。ストーリーを邪魔したくないという配慮だろうか。ボリュームを気にしないで良質なシューターを遊びたいというのならば、良い選択だ。

Medal of Honor: Warfighter – 適当マルチ攻略(4)

久しぶりにマルチの対戦に熱中したが、夢中になるほどではなかった。周りを見てみると武器もクラスも固定化されてきているので、意外と気軽には遊べないかもしれない。国内外問わずPingの低い所で遊んでいたが、ゲームルールによっては初動でレイプが確定してしまう場面もあり、TDMが一番安定して遊べるような気がする。前回落ち着いたゲーム展開が楽しい。と書いたのだが、慣れてくるとそれなりに走り回れるようになるし、戦場はグレネードランチャーやグレネードが飛び交う騒がしいものとなってきた。スナイパーが強すぎるのでどうしても爆発物でいぶし出さなければいけないのだ。

Assaulter

DD M4V1を遠距離にカスタムするとゲーム内屈指の反動の無さで壊れ武器となる。撃ち合いに強く、強クラスのSniperをグレネードとランチャーで黙らすことができるのが大きい。相手Sniperのキャンプ地点はほぼ決まっているので、ぶっ放すような使い方が吉。

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Support

MoH:Wを一番楽しめるクラス。バディ(相棒)にくっついて援護するのが仕事で、後方でカバーをしたり、回復で支援したりとファイアチームシステムを満喫できる。また、味方の別チームにも弾薬を配れる。グレネードは3つを同時に投げることができるので、敵のHPを削るのも得意だ。1人倒したあとに即座に投げると、カバーしにくる相手に嫌がらせできる。

Spec ops

WallHackのような怪しいクラス能力を持っていて強い。発動すると自分が思っているよりも大きな音が出るので、周囲の敵にも聞こえてしまう。周りに敵が居ないリスポン時にいきなり使うとか、目的地を遠くに設定するなど、一工夫したほうが良いだろう。

Demolition

癒し系。機動力がSupport以下で銃がSMGとかマゾすぎる。VCでガッツリ連携を取れればそれなりには使えると思うが、野良でバディに置いてきぼりにされたりすると悲惨という他ない。それでも頑張れればサポートアクションでM32が使えるので夢がある。M32は連続Killしやすいので次のSMAWにも繋ぎやすい。マジ夢がある。