特別難しいわけではないので、何にも考えずに走っていてもゲームが進む。
地下鉄を壁走りして列車を避けるお馬鹿展開に「ねーよ」とツッコミながらも、優れた疾走感のおかげで醒めることなく楽しめる。そんなわけでさっくり五時間ほどでクリア。ゲームをプレイしている間中はずっと気持ちよく走れたので満足だ。他のゲームモードは難しそうなので興味ない。
今までのNFSシリーズがーとか車の挙動がーとかどうでもいいから、俺を気持ちよく走らせろ!という願いを叶えてくれる良いゲーム。値崩れしてきたのでストーリー(キャリア)モードを一周したいだけという人には良い選択だ。
シリーズ伝統の警察は適度に邪魔して盛り上げてくれるが、今作では脇役という位置なので出番は少なめ。その警察との対決で車を破壊されると、リトライすることとなるが、その時の長いロード時間が目に付く。また、クラッシュ時の復帰が遅いのもテンポを損なっているが、個人的にはどちらも適度に休めてよかったと思っている。
グラフィックはゲーム的な綺麗さを誇る。対向車のヘッドライトが青く光るのが格好良い。光源などはやり過ぎではあるものの、青白く色調を変えたBF3ではわからなかったFrostbite 2の本当の色彩が堪能できてよかったと思う。
人物モデリングも良く、綺麗なレースゲームって気分がいい。
評判の良くないゲームのようだが、安かったので買ってみた。
車を運転する前からQTEを要求されてげんなり。私はXboxを遊んだことがないので、急に「X」とか出されても、いちいち手元のPADを確認しなくてはいけない。
プレイヤーに車種の選択権があるのでハンドリングが良いのを選ぶ。かなり強引に操作しても思った通りに曲がってくれるので、非常に嬉しい。これはリアルな挙動を求めるユーザーには受けが悪いと思う。