pixivを見て気になったのでプレイしてみた。ValiantはPaul DeBruyne(Cacowards 2011で”Mapper of the Year”にも選ばれた)によって2015年に制作公開されたMegawadで、強化された敵と武器が特徴的だ。その他、マンキュバスを殺すと罰を与えられたり、一方通行でアーチバイルに追いかけまわされたり、Suicide Bomberとアーチバイルによる自爆復活のコンボで襲われたり、数多くの試みが盛り込まれている。総じてアイデアには関心できるし、頭を使う必要が出てくる時(分)だけ通常戦闘より難易度が下がるので、清涼剤としての役目も果たしていたように思う。それとタイトルに書いた”評価保留”だが、どうも本wadは彼が過去に制作したLunaticとVanguardからいくつかのMAPを引っ張ってきているようなので、その二つをやってみないことには評価できないと気付いた。
Episode 1は難しいながらも小手調べという感じであったが、Episode 2に入るとMAPが巨大化し、戦闘も大幅に激化していったので精神的に辛かった。適度でも過剰でもない普通の難しさが一番心にクル。wad選択を間違ったかな?とぼやきながら何とかクリアしEpisode 3に入ると、急に軽快なレベルに戻ったので、かなりの余裕を取り戻せた。ここが今まで以上にキツかったら、途中で投げ出していただろう。Episode 4と5は敵の同時出現数が多くなり、走り回って同士討ちを狙っていく展開が多くなるが、場数を踏めば突破できる場所ばかりであり、Episode 2に比べればそれほど心を削られない。
- MAP07 – マンキュバスを殺してしまうとアーチバイル12体が出現。アイデアが良い
- MAP18 – クレイジーなステージとBGMが実によく合っている
- MAP23 – テレフラグでサイバーデーモンを何体も殺すのは爽快
- MAP24 – ロケラン装備のバロン登場。テンポの良い展開と適度な難易度で楽しめた
- MAP25 – プレイヤーにチェーンガンを欲しがらせるデザイン。まんまと引っかかる
- MAP29 – 格好良すぎるBGMの元ネタは“Mercurius / Vayeate” (Gundam Wing: Endless Duel)
◆アラクノトロンを倒すと頭の部分が切り離され、Arachnorbとなり、空中を漂いながら攻めてくる。正面で対峙する場合も面倒だが、頭上を取られた場合は面倒というレベルを超え、瞬間的な攻撃力の高さから死が見える
◆Episode 5は全6レベル中5レベルにGundam WingのBGMが採用されており、背景もだいたいそんな感じ。やたらと青くて巨大な惑星を拝むことになる
以下ネタバレありのスクリーンショット集