Higurashi When They Cry Hou – 鬼隠し編(1)

ずいぶんとたくさんの作品が出ているのは知っていたけれど、よく調べてみると全部で八話構成だったんだね。えらく巨大だなぁ。Steamだと今のところ三作目まで出ていて、半年に一つのペースで新作(英語訳)が発売しているわけだから、全部をSteam版で追うとなると、読み終わるまでにあと2.3年かかっちゃうってことなのかな?かな?それはまぁさておき、今回プレイしたのは一番最初のOnikakushi(鬼隠し編)ということで、プロローグにあたるらしいけど、やっぱりっていうか事件の根っこの部分がほとんどわからないんだよね。だから推測のしようがないんだけど、クリア後のおまけで登場キャラクター達が推理ごっこしてるから、それに乗っかる形で僕も少し考えたことを書いておこうかな。

  • 以下ネタバレあり
  • 犯人予想は一応人間派。ただ、全てが人間の仕業ではないように思う
  • ラストの主人公の言動は幻覚の可能性もあるので、事実としては扱わない
  • 薬のサンプルとメモの一部の持ち去り。メモを全部持っていかないことにメリットがあった?

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◆立ち絵の手がおかしい。というのが正常な感覚だと思うが、プレイしているとだんだん可愛く見えてくる

かな?かな?って書きたかっただけ

Alchemy Mysteries: Prague Legends – ゲーム性は有る

Sinister CityというADVが結構面白かったので、同開発会社の本作にも手を出してみた。内容はアイテム探し、つまりはHidden Objectという名前のジャンルらしいのだが、私はこの手のゲームにまったく触れていないので本作がどの程度の難しさなのか説明できない。ただ一つ言えるのは、行ったり来たりの移動が多いため非常に面倒だということだ。難しいかどうかで言えばそれほどでもないのかもしれないが根気が必要なのは確かで、ヒント機能を使わないのであれば錬金術士になったつもりで辛抱強くマウスをクリックし続けてもらいたい。物語の方は意外性に欠けやや微妙かもしれないが、雰囲気は錬金術という題材をうまく活かせていて中々良い感じである。

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Sinister City – 酒か炭酸でも飲みながら

なんとなくADVを遊びたいと思っていた時に、公式で日本語が入っていて格安だったので購入してみた。システムは標準的なpoint-and-clickとなっており、怪しそうなところをポチポチ調べていく流れだ。難易度カジュアルだと、一定時間ゲーム内で進展が無い場合、勝手に正解の場所が青く光ってしまうため、自力でクリアしたいというのであれば難易度を上げるのが良いだろう。カジュアルゲームとはいえ、あまりに早く正解を示してしまうのは考えもので、これは難易度別ではなくオプションで調節できるようにして欲しかった。

また、本作はカジュアルゲームにとって重要な効果音に、耳障りの良いものを取り入れており、クリックするのが気持ち良い、心地よいというところまで作り上げてあるので、これは素直に褒めることができる。物語の方とは言うと、陽気な監督が撮ったB級吸血鬼映画といった感じで、内容はあってないようなもの。しかし、クスリと笑える箇所も多いし、決してつまらないというわけでもない。何か飲みながら気軽に読み進めるのが良いだろう。最後の展開はとても後味の悪いものとなっているが、「後味の悪いものをお約束のごとく用意してくれる」というのが、私にとっては安心へとつながり、とても安らぐのである。あー…やっぱりこうなっちゃうのね♪

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◆B級C級映画のノリで繰り広げられる喜劇的な吸血鬼の物語

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◆ポイント・アンド・クリックの後にはミニゲームが待っている。適度な難易度で頭の体操に丁度よい

Estranged: Act I – 映えるParticle(5)

ホラーアドベンチャーの本作を90分ほどでクリア。パズル難度も易しめなので、なんとなく短いModを遊びたいなという時に良いのではないだろうか。素直な作りも好印象だ。

  • Source Engine(2013)特有の透明感あるグラフィックが美しい。特に水、炎、電灯
  • ゾンビは無音で接近してきて厄介だが、体力が低いので釣り合いは取れている
  • 謎解きはHalf-Life経験者にとって、どこかで見たようなものばかりで簡単すぎるかもしれない
  • 箱を壊したり迂回してもアイテムは置かれていないので、雰囲気を味わいながら真っ直ぐに進むのが良いと思う
  • 途中にあるオフィスは白基調に緑や赤が混じっており、Mirror’s Edgeのような配色でとてもクールだ

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Rune Classic – 謎解き系チャンバラ

筋肉質なおっさんが化け物どもをズバズバと叩き斬っていくゲームかと思ったのだが、実際には戦闘よりアドベンチャー要素のほうが重視されていた。アドベンチャー要素と言ってもルート探索と言い換えてもいいぐらいのものだ。さほど難しくもないので、Unreal Engineで描かれた幻想的で美しい景色(Unrealに似ていてゲーム的にとても映える)を見ながら、のんびりとこなしていった。

肝心の戦闘はAIの貧弱さからかアクションゲームとしてはやや微妙な出来になっているものの、爽快感を増やすために強いゴア表現やバーサーカー化などの工夫がされているので、その二つが合わさって「そこそこ」といった感じ。ストーリーに関しては、解像度に比例してフォントが大きくならないため文字が読めず、物語をうまく追えたとは言えないが、終盤の意外な展開は中々面白いと思った。

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◆実際のゲーム以上にスピード感のあるスクリーンショット

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◆生のトカゲにかぶりついて体力回復。ワイルドだろぉ?