Titan Quest – Spellbreaker / Legendary(15)

気が付いたことはNormalEpicの記事でほとんど書いた。基本的には2刀で安定していたが、Act4に入るとあらゆる場面で接近する前に死ぬことが多くなったので、片手武器と盾を装備して進めるようにした。2刀スタイルにこだわるならばAct4は厳しい展開となるだろう。片手武器にスイッチしても、Warfareが攻撃職として作りこまれたマスタリであることを確認できたのが良かった。

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◆Act3から二刀の運用が難しくなった

特に凝った武器は作っていないが、二刀とOnslaughtのスキルツリーが優秀なので火力不足は感じなかった。自分近くの敵を弱らせるDeathchilAuraがあるので、接近さえできれば、敵に大ダメージを与えられるようになるうえ、被ダメージも減らせる。接近して有利になるのはボスも例外ではなく、Battle Standardを建てることに成功したら、DeathchilAuraの効果と合わさり、非常に有利な状況を作り出せる。

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最後まで二刀で戦うことはできなかったが、相当な時間ズバジャキーンズバジャキーンと爽快な時間を堪能できた。

Blades of Time – 時間を戻してフルボッコ(2)

前作のX-Bladesは出来ることが少なかったので、通常攻撃だけで10分戦闘することも珍しくなく、あまりの作業感に尻でも見ていないと気が狂いそうだったのを覚えている。しかしBlades of Timeでは取得した技を使いこなす前に、次の技を覚えるので退屈な時間はほとんど無い。

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タイムリワインド

タイムリワインドはBlades of Timeの中核を担うシステムで、戦闘はもちろんパズルにも使う。そのためしっかりと仕様を覚えないとゲームを進めることが出来ない。使い慣れると非常に強いので、爽快かつユニークな体験ができるはずだ。動画付きで説明してくれている4gamerを見るとわかりやすいかもしれない。文章では伝わらないかもしれないが一応説明すると、“現在のAyumi”以外の時間を巻き戻す特殊能力だ。例えば戦闘をした直後に10秒タイムリワインドを使うと、戦闘している”過去のAyumi”と敵が目の前で再生される。その状態から”現在のAyumi”も動くことができるので実質2対1で戦闘できるのだ。簡単に言うと発動する度にAyumiが増える。これを5回ほど重ねがけできるので、よってたかってボコボコにできるというわけなのだ。

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◆ノンストップで強化されていくAyumi。もはや操作している側もなにがなんだかわからない

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◆強い敵は硬い鎧ばかりだ。こちらの火力も過剰なので、それなりに釣り合っている

Blades of Time – Ayumiが大暴れ(1)

Ayumiはダッシュ兼緊急回避が様々な行動をキャンセルして行うことが出来る。これにより通常攻撃でラッシュしている最中にでも逃げることができ、その回避行動をもキャンセルして通常攻撃を再開することも出来る。これはフィニッシュムーブにも適応される。つまり、攻撃を受けない限りずっとAyumiのターンなわけだ。

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Ayumiの声優は有名な釘宮理恵さん。残念ながら彼女の出演しているアニメを見たことがないので演技についてはわからないが、感情が豊かなキャラクターをうまく表現できていると思う。また、Action Adventureということで、戦闘が終わるとすぐに会話パートに入る。アクションゲームとしてのテンポは悪くなっているのだが、休憩という意味では丁 度いい。まだクリアしていないのだが、スピード感あふれる戦闘はかなり楽しい。一周ぐらいはAyumiに魅了されても良いのではないだろうか。

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◆剣だけでなく銃も使用可能。こっそりとヘッドショット判定も存在しており、うまく頭に当てることができればサクサクと敵を倒せる。実はこれが一番強い行動になっており、遠距離で適当に撃ってるだけで敵を殲滅できてしまうのであるが、味気がないと思ったら突撃して遊びをいれるのも良いだろう

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◆Ayumiはナナメな独り言が絶えない厨二病なのだが、使用する魔法も大体そんな感じ。大好き

Tom Clancy’s Rainbow Six: Vegas 2 – ノープランでOK(2)

Rainbow Six: Vegas 2はもともとVegas1のDLCとして作られていたのだが、規模が大きくなって個別に販売されるようになったので、実質的に1.5というような位置づけになる。しかし難易度が激減しているので、Normalで遊ぶ分には戦略など考えないで、とりあえず突っ込むというアクションFPSスタイルの方が楽しくなってしまっている。続編というよりは味付けの違うゲームだ。

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単純に難易度がヌルくなったというならば問題はないのだが、経験値を稼ぐシステムが追加されているのが良くない。つまり、凶悪なテロリストではなく獲物と戦うという図式になるからだ。これを意識してか、敵もだらだらと奥から湧いてくるし、異常なトリガー湧きも目立つ。一番気になるのは、倒した瞬間にヘッドショット+1などというスコアが表示されることだ。これでは敵が死んだのを確認する手間がなくなり、特殊部隊ごっこをしている気分がぶっ飛んでしまう。

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経験値を貯めると装備がアンロックされる。前作では普通に選択できたARやLMGが無駄にロックされていて腹立たしい。戦闘に絡まないオシャレ装備も数は少ないが存在する。

後半は覚えゲー要素が増える

後半に1人で潜入ミッションを行うチャプターがあるが、ここだけ不自然に難易度が高い。通常Vegas2では3vs15というような数の戦闘になるが、ここだけは1vs15となっているので、単純に難しくなっているうえに部隊というゲームコンセプトに沿っていないので、面白い作りではない。アクションゲームが苦手な人はかなり苦戦すると思う。サイレンサーを付けてステルスで進むのが正解らしいのが、それでも何度も挑戦する必要があるだろう。クリアできれば次のステージで仲間がいてよかった!と感じるが、そう思わせるだけの演出にしては手が込みすぎている。


五時間ほどでクリア。ゲーム全体が雑な作りなので駆け足気味でプレイした。Vegas1と比べると普通のFPSに近づいたので新規のユーザーには良いかもしれないが、ダメージバランスがリアルなだけで特殊部隊らしさはほとんど無い。銃のモーションや発砲音が作りこまれているので並のゲームよりは遥かに射撃が面白いのは長所だが。

Serious Sam:The Random Encounter – 控えめに言ってクソゲー(20)

つまんねーよハゲ! 

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◆画像はIGNから

どこが面白いか、つまらないかを考える余地すらない。クリアまで耐えられるかどうか、といったようなレベルでゲームになっていない。ハチャメチャだが計算された本家Samに対して、Randomのランダムな要素はあまりに理不尽でイライラさせられっぱなしだ。その結果さらに進行に詰まってしまいイライラが加速する。システムはコマンド式RPGのようなゲームだが、リトライする度に入手できるアイテムが変わるようなので、詰まったらとりあえずやり直すといった、まったく脳みそを使わない展開になりがち。超つまんねぇ。一応クリアまでいったが嬉しくもなんともない。先日遊んだSerious Sam Double Dと比べて、あまりにお粗末で遊べないファンアイテム(Notゲーム)だ。