前回触ったAlien Vendetta(2001)とやや関連のあるHell Revealed(1997)にも手を付けてみた。うん、このWADは当たりだ。個人的に大好きなMemento Mori(1995)と感触に近く、Master Levels for Doom II(1995)よりも頭一つか二つ上の難易度に留まっており、どのマップも安定して楽しめる。やはりというか、ほぼ確信になりつつあるのだが、プレイヤーが円熟する前の90年代のWADの方が私は好みだ。
製作者にSpeedrunnerが多いからか、各マップを遊んでいる最中に「コレ次にプレイしたらもっと効率よく進められるな」と時間短縮について自然に思いつくようなマップの構造が多かった。文字を読むと至極当然といった風にも聞こえると思うが、このWADほど遊んでいてそう強く思ったことは無かった。
- MAP11…EP2の最後として考えると許容範囲だが、最後の狭いだけの箇所がややストレス。MAP10までとの難易度差を強く感じた
- MAP13…頑張ったらクリア時間を短くできそうな予感を強く感じた
- MAP14…わちゃわちゃして楽しめた
- MAP16…好きなだけ撃てと言わんばかりの弾薬配置。頭で地図を完成させていく感触も良かった
- MAP20…ショットガン撃ちまくりマップ。良し
- MAP22…狭い場所からCyber Demonを狙う。珍しい仕掛けで良い
- MAP24…バカみたいな敵の配置。ルートを理解できると楽しめるはず
- MAP26…足場が見えずルートが分かりにくいが、終わってみれば悪い印象が薄まった
- MAP28…めちゃくちゃ大味。ロケランとBFGでCyber Demonを倒しまくれ
- MAP30…大量の敵が邪魔でIcon of Sinにダメージが与えづらかった。かなりのストレスだったが、最後のマップなので許容範囲ギリギリ