Epic Gamesに無かったことにされているUnreal Tournament 2003をより良く知るために、うまい具合に改良され未だ世界中で愛されているUnreal Tournament 2004を先にプレイしてみた。シングルプレイの難易度は何も考えずに初期状態のExperiencedに設定したのだが、これが結構な失敗だった。私の腕前ではオブジェクティブ系ルールの試合をほとんど動かすことができなかったため、始終味方BOTに向かって「がんばってくれ!」「がんばってくれっ!!」と祈るばかりのふわふわした感じの時間を多く過ごすこととなった。どうもExperienced(経験者向け)という難易度は、ちょっと遊んだことあるんだぜ!といったレベルではなく、日常的にマルチプレイで遊んでいるような100時間プレイヤーを指していたようだ。
- アンリアル的な色彩が美しい。UT99よりもUnrealのDNAを感じる
- 味方BOTの頭が良く、指示を出さなくてもうまく働いてくれるが、過信は禁物
- 各モードの感触はDM=TDM>>>Double Domination>>>Bombing Run>Capture the Flag=Assault
- 人間同士で遊ぶならDouble DominationとBombing Runはかなり楽しめそう
- シングルプレイクリア時は各ゲームモードの優勝カップ4つが見えるだけ。UT99と違い表彰されることもない。手抜きだろうか?まったく喜べない
◆チーム一丸となって旗を持ち変える時が一番UT(スポーツ系FPS)っぽくて心地よい。こういう時には大抵カバの顔して「すごい一体感を感じる」と画面の前でつぶやいている
◆Assaultでは主に乗り物を回復する後方支援。味方BOTの頭が良く、放っておいても目的を達成してくれるのがめんどくさがり屋には嬉しい。ただ、お任せプレイが通用しない場所も当然存在するので、そういう時にはやはりプレイヤーの指示と力押しが必要だ
◆赤チームなのに青のチームカラーで戦闘に参加する姑息なXan。この溢れ出る小物感にUT99の威厳はまったく感じない
◆分かりにくいが宇宙戦闘機に乗っている画像。侵略してくるSkaarjの母艦に対して、人類が決死の覚悟で突撃する熱い展開(という設定のAssault Mode)。舞台は最高だが、この宇宙版ドッグファイトのゲーム性はお察し
◆最後はUT99と同じでラスボスと一対一で戦う燃える展開。難易度で変わるのだろうか、相手はSkaarj属のCalnLordだった。奴は接近戦が鬼のように強い凶悪な奴であったが、意外と場外への落下が多いことに気が付いたので、途中から「落ちろッ!」「落ちろッッ!!」と強く願いながら、逃げ気味に試合を運ぶようにした。スコア表を見れば分かると思うが、非常に低レベルな勝利であった
>>こういう時には大抵カバの顔して「すごい一体感を感じる」と画面の前でつぶやいている
まじで面白い
ありがとうございます。某フィールドでバトルするゲームだとリスポンした瞬間スコープを覗いている味方達が見えてげんなりすることも多いですが、UTやQUAKEなどではみんなで旗を持ち帰るんだ!みたいな気迫を感じられるのが良いですね。敵が追いかけに来た時なんかは「俺が食い止めている間に旗を持って行くんだ」みたいな自己犠牲的なロールプレイも楽しめますし、最高にマルチプレイしている感覚が味わえます。