Titanfall 2 – FPS史に残るか(2)

私のロボ萌え属性を差し引いても、本作のキャンペーンはよく出来ていた。FPSキャンペーンにおける「良い出来」とはストーリーとゲームプレイが噛み合っていることだと定義したい。ここ数年で遊んだゲームではDeus EX、No One Lives Forever、Vietcongなど世間的に高評価なタイトルに匹敵し、頭一つ落ちたBattlefield 1、The Darkness II、Call of Juarez: Gunslingerあたりよりも満足度は高かった。

Respawnのキャンペーン作りもさることながら、EAのローカライズも良い仕事をしたように思う。タイタン(BT7274)との掛け合いはどこか日本アニメのセリフ回しのようで、上手にまとまっていて、最初から最後まで長い時間おおいに楽しめた。ゲームプレイは基本的な戦闘訓練から、Titanfall特有の移動方法、タイタン同士の戦闘などマルチプレイを遊ぶ前のチュートリアルとしても機能しており、隙がない作りとなっている。素晴らしいとしか言いようがない。

Titanfall 2 – FPS史に残るか(2)」への2件のフィードバック

  1. 1を遊んでいたのでスマートピストルを手にしたシーンでもう涙が止まらず号泣しました。
    FPSで泣かされたのは初めてかもしれません。
    エンディングの後にマルチプレイが続くかの描写もあり、自然とマルチプレイへの誘導する動線がしっかりしているのも好印象なキャンペーンでした。

    • 私も号泣とまではいきませんが、だいぶ涙腺が刺激されましたね。完全に泣かせにきていたので、涙が流れるのを中学生的な反抗心で耐えていた感じです。スマートピストルのシーンは「ここでスマートピストルを出すかー」と感心し実際に口に出してしまいました。その後の戦闘も単純にやり過ぎだった前作の感触から、やり返すという意味が加わることで感慨深くなったように思います。確かに未プレイの人はスマートピストルに対して感じるものは少なかったかもしれませんね。
      キャンペーンだけやって終わるプレイヤー層が一定数いるという話なので、やはり開発側としてはそういう層にも遊んでもらいたいのでしょう。実際に数時間も特殊なジャンプを駆使して画面内を移動しているわけですから、いきなりマルチに顔を出す新規層には負けないとは思います。遊んでくれと言わんばかりの誘導は本当によくできていました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です