eXceed2nd-VAMPIRE REX- / 冥府の底へご招待だ(2)

前作のeXceed – Gun Bullet Childrenにはオートボムがあったので、適当にプレイしていてもクリアできたのだが、今回はそれが無くなったのでしっかりと避ける必要がでてきた。難易度Easyではあるが、ステージ別に練習した甲斐もあり、無事にストーリーモードをクリア。システムの方はプレイヤーの属性を聖と魔のどちらかに切り替える珍しいものとなっており、自分と敵が聖属性だった場合には被ダメージは無いが与ダメージが小さくなる(ローリスク・ローリターン)。自分が聖属性で敵が闇属性の場合は被ダメージもあるが与ダメージも大きくなる(ハイリスク・ハイリターン)。この二つを状況に応じてどう切り替えるかが肝となっており、素早く適宜に判断するのが波に乗るようで、非常に総会で楽しめた。このシステムは斑鳩というSTGに似ているらしい。

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本作は前作とは逆陣営のストーリーとなっているので、使用キャラだった加賀谷千夏、ソウェル・デヴォシアナ、邦泉雅がボスとなって登場する。加賀谷千夏は相変わらず口が悪く、対戦相手にふさわしい。ソウェル・デヴォシアナはトリッキーな弾幕を撃ってくるので、パターンを覚える必要があり苦戦した。邦泉雅は相変わらずののんびりした調子で殺しにはこない。また、ランクアップシステムにより、ミスを犯さないでいると自動的に難易度が上昇するのだが、調子が良いと難易度Easyからスタートしても最高のeXceedまで上がってしまうので、各ゲーム難易度の差は小さいように思う。これはあまり好きになれなかったので、オプションから難易度上昇を切れるようにして欲しかった。

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◆ブリュンヒルデとジークルーネの姉妹ボスは、互いに聖と闇の属性が分かれているのでゲームシステムとよく合っている。戦闘のBGMもハイテンポで好み。

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◆真の主人公アンヘル「あんたバカァ」

eXceed – Gun Bullet Children / 懺悔の…時間だぜ…(1)

Real Arcade Pro 2(セイミツレバーに換装)をJoyToKeyで変換して遊んでみた。

  1. プラクティスで感じをつかむ(Normal)
  2. 加賀谷千夏でストーリーモード(Easy)
  3. 邦泉雅でストーリーモード(Normal)

1.プラクティスで感じをつかむ(Normal)

「萌えキャラの弾幕STG」以外の情報を知らなかったので、どのぐらい難しいのかプラクティスで試してみる。難易度はNormalで始めてみたが、ヒーヒー言いながらボスまで辿り着くも、濃い弾幕に追い返される。どうやら簡単には勝たせてくれないゲームようだ。

2.加賀谷千夏でストーリーモード(Easy)

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難易度をEasyに落としてオートボムをONにするだけでかなり楽になった。結果だけを言うならばコンテニュー二回でクリア。詰めていけばコンテニュー一回か無しまで持っていけそうな感じがしたので、思っていたよりもSTGというものを面白く感じた。ゲームプレイには関係ないが、お気に入りの加賀谷千夏は重度の厨二病で、これでもかというぐらいナナメな台詞を喋ってくれるので物語の盛り上げに一役買っている。しかし聞いているこちらが恥ずかしくなってしまうので、顔が真っ赤にしながらプレイするハメとなる。

3.邦泉雅でストーリーモード(Normal)

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難易度をNormalにして挑戦。加賀谷千夏は広範囲に弾を撒くタイプだったのに対して、邦泉雅は一点集中のパワータイプだ。雑魚敵は処理しにくいものの、ボスを相手にする時は、高い攻撃力でゴリゴリと押していけるので強力だ。結果はコンテニュー三回目の復活無敵時間中にクリアということで、もう少し丁寧に遊べば良かったと思う。

とにかくマニュアルが無くて困ったので、へたれシューターのHomePageのシステム解説及び攻略情報に助けてもらった。ゲームはオートボムと無限コンテニューに頼りっきりで自力でクリアしたような気がしないけれども、意外と面白く遊べたので、さらさらっと他のSTGタイトルも遊んでいきたいように思う。先日読んだ書籍に東方シリーズは弾幕攻撃に名前をつけて親しみを持ってもらうことで成功した」と書かれていたが、実際に遊んでみると、その試みは東方シリーズではないにしろうまくいってるように思う。

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Sine Mora – 誰でも楽しめる現代STG

ゲームのシステムや紹介はファミ通の記事がわかりやすい。今回は変換機をかませたReal Arcade Pro 2(PS2)がゲームで認識されなかったためJoyToKeyで強引に割り当てた。クリアまでは4時間ほどで、たまにはSTGやってみたいなぁという人がさらっと遊ぶには良い選択だと思う。

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さらっと一周するのは面白い

普段STGを遊ばないので周回プレイのことはわからないのだが、ストーリーモードを一周するぐらいは間違いなく楽しめると感じた。昔ながらの横スクロールでありながら残機制ではなく時間制を採用しており、即死がないので敷居は低い。「最近の弾幕STGは無理だけど、STGを遊ぶことに抵抗がないよ」というユーザーならばクリアまでいけるだろう。躓くとしたらボス戦だと思うが、初見殺し的な要素が多いだけでテクニックを求めてこないので何回かチャレンジすれば突破できる。プレイしていれば気が付くと思うが、時間(体力)を気にしすぎて避けることに集中しているとクリアできない。いくら攻撃を完璧に避けていても肝心の時間は緩やかに減っていくのだ。よって基本的にはキッチリと当てていくというバランスになっている。困ったらダメージ覚悟で突っ込んでいくのも有りだ。

視野性はやや悪い

すべてが3Dで作られていて非常に現代的な印象を受けるが、ゲームプレイにしわ寄せが来ている。奥行きがわかりにくいのが一番の問題だが、背景と敵とアイテムが似たような色をしていたりと細かいところでストレスを感じる。そういうところから周回プレイに向かないのではないかと思う。

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Syder Arcade – モダンな横STG(1)

製品版(Ver1.3)は動かなかったが、駄目もとで起動したDemo版(Ver1.3)が動いたので軽く遊んでみた。ざっと海外の情報を見るとデバイス関連のBugはあるみたいだが、ゲーム自体が動かないというのは少ないようなので公式フォーラムを様子見。

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見たまんま90年台の横STGだが解像度をFull HDにして遊べるので価値があると思う。Modernというデフォルトのグラフィックで遊んだが、2bit、4bit、8bit、MSX2、VGA320などに描きなおす設定もあり、好きなユーザーには嬉しいかもしれない。軽く遊んだ限り「目で見て避けて撃ち込む」が良く出来た作品だと思う。


◆印象的なトレイラー