Maneater – 喰って大きく強くなる

本作は普段から俗にサメ映画と呼ばれる劣悪な映像作品集で時間を浪費してしまっている物好きなユーザーには向いているものの、それ以外の正常な感覚を持っている人間にはあまりお勧めできない(開始一時間だけという制約なら美味しいところだけ摘まめるのでアリ)。

というのも本作は母サメの復讐というストーリーがあるにはあるのだが、実際には子サメを操作し、亀やナマズなどから人間、海洋生物へと食物をひたすら食べて体を大きくすることだけが目的なのだ(Sporeの序盤やThe Mawに近い)。単調なレベル上げと言い換えてもいい。申し訳程度のオープンワールド要素があるもののゲーム部分だけを見ればクリックしているだけに近い。レベル一つ上がるごとに大きくなるサメの体に喜びを見出せるようなサメ好きであれば全編を通して楽しいのだろうが、それでないのならどこかで退屈を感じるはずだ。


◆背びれを見せつけて人間を驚かせるジョーズごっこ。こういうなりきりは割と大事だ。恐怖が最高のスパイスってか?


◆サメ映画界では海水はもちろん、沼地砂地内陸雪山上空宇宙空間さえも人間には安全な場所が存在しないのが常識となっているが(フィクションのミルフィーユ)、本作のサメもレベルが上がると共に肺活量も上がっていき水中以外の行動範囲が広がっていく。ああ、エスカレートとは良いものだ


◆初期状態の主人公で赤ちゃんのサメ。現実にもいそうな(?)サメっぽいサメだ


◆フカヒレにならず弱肉強食の世界を生き抜いて大人になったサメ。たいへん悪そうな見た目だが、まだサメの形をしてる


◆かろうじてサメの原型が残ってる化け物。10m近くの巨体となり、毒を吐いたり放電したりとオプション攻撃ができるようになったため、舟やボートを軽々と破壊する。もう人間の手に負えるものではない


◆雷撃で人間をボートごと襲う図。後半になるにつれサメとは一体なんなのかという疑問が湧いてくるが、そういう野暮な突っ込みは不要だ。迷わず喰らえ、喰らえば分かるさ

Maneater – 喰って大きく強くなる」への2件のフィードバック

  1. これ面白かったですね~。
    サメ好きにはたまらないバカゲーでした。
    人間食べてるとハンターが無限沸きしてくるので結局どこかで逃げないといけないのは微妙でしたが…

  2. 演出やテキストからアホだなぁと笑顔になれるゲームでしたね。特にサメが水から離れている時間が好きでした。記事では視点がやけに外になったのを反省。
    無限わきは私も気になりました。個人的には人間とハンターが全滅可能で、次の日からその一帯が2.3日警備が厳重になる方がサメ映画っぽくて良かったように思います。これならオープンワールドの人食いサメとして、より大きく世界に影響を与えている実感を持てたのではないでしょうか。

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