Tom Clancy’s Rainbow Six: Vegas – 特殊部隊ごっこ(1)

過去作のRainbow Sixよりもカジュアルな味付けという情報を知った上で遊んでみた。私は味方に指示をだすのが得意ではないし好きではないが、Vegasではタクティカル部分が簡易化されているので、リアル志向なだけのFPSになっていたので遊びやすかった。ゲームの進め方はBrothers in Armsに近いような気がした。「お前らはここを守ってろ、俺が回り込んで攻める」みたいな。

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これぞラスベガス!というような派手な色使いのMAPは少ない。あったらあったでギャンブルの台が並ぶような、きらびやか場所は敵を発見しにくいだけだったので、そのようば場所を少なくしたのは正解だと思う。

突入イベントはワンボタンで派手なアクションをしてくれるので、いい気分に浸れる。しかし過信は禁物で、敵の数が多い場合には突入と同時にNPCが即死(ダウン)することもあるので、室内の様子を伺うか、プレイヤーが先導する方が良いだろう。

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カバーアクションが可能だが、特別に必要な場面はなかった。体力が自動回復なので、難易度がNormalの場合プレイヤーよっては相当なゴリ押しで進むことができるので、タクティカル(戦略)がお星様になってしまうこともあるだろう。シビアなゲームを求めている人は難易度を上げるべき。

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作戦前に武器をカスタマイズ可能だが、大した違いがないので、好きなものを使うといいだろう。銃声やモデリングが凝っているので、お気に入りの銃をずっと使えるのは嬉しい事だ。また、敵が落とす銃にも弾薬が100発ほど入っているので弾切れを心配しなくてもよい。

中盤から最後まで難易度が変わらないので、頭を使わずに特殊部隊ごっこに没頭できる。後半になるにつれ、敵のグレネードの投擲数が多くなるのが、チェックポイントの数も増えるので逆に簡単にすらなっている。


死んでも気にしないプレイで8時間ほどでクリア。 字幕がないのが気になったが、すぐにリスニングすることを諦めた。ゲームの効果音自体は優れているが、定位置が怪しく、ヘッドホンで遊ぶと違和感があった。

落ち着いたFPSがいいけど、必要以上にマゾいのは嫌!というちょっと我が侭なユーザーには当たりかもしれない。このゲームで一番優れているのはチェックポイントだと思う。うまい具合の場所に戻されるので、怒りよりも反省が先にくるのだ。