Star Wars Jedi Knight: Dark Forces II – チャンバラ実装(2)

OpenJKDF2というソースポートを使い難易度Midにて一周。Jedi Knightシリーズの二作目となる今回からライトセーバーが使用可能になり、高速移動や大ジャンプなどのフォース(特殊能力)も追加され、映画本編で使われていたBGMが収録されたりとファンに嬉しい要素が増えている。プレイフィールはQuake2やHal-Life1に近く、その時代のシューターが好きならば気に入るはずだ。描画がリアルになった近年では見かけなくなったゲーム的な仕掛けにもそれなりの価値あり。

実はライトセーバーの性能が控えめに設定されているため、映画ファンには不評なようだ。確かに敵のビームが弾きにくかったり、リーチが短いといった点は私も理解できるが、もし逆に映画さながらのJedi性能にしてしまうとゲーム開始から最後までライトセーバーを持ったまま、ダメージを受けずに敵をバッタバッタと切りつけるだけの作業ゲーに変わってしまうだろう。現状でもそれなりには使える武器であるため、アクションゲーマー>映画ファンの心境としては、今作の銃メイン補助ライトセーバーの武器バランスはさほど悪く思っていない。


◆雑魚敵が柔らかいのに”分かってる感”がある。単純にストームトルーパー達を大量になぎ倒していくのも気分が良いが、分かりづらい進行ルートを探している最中に頻繁に表れる雑魚敵が強かった場合、相当なストレスになるからだ


◆大抵のボスは銃弾をライトセーバーで弾いてくるため、こちらもライトセーバーを抜いてチャンバラで決着をつける展開になる。システム上一人称と三人称の切り替えがいつでも可能なので、雰囲気を出したい時や間合いを上手に調整したい場合は三人称に変えてみると良いだろう