Jamestown – 娯楽として優れている

難易度「Normal」が一番下、つまり他のゲームだとVery Easyに相当する位置にあったので嫌な予感がしつつもゲームプレイを開始。数十分後、予想通り最終ステージがアンロックされない事態に陥ったので、難易度を「Legendary」(Normal相当)に設定して、クリアまで突っ走った。いや、最終ステージだけは何度もやり直したかな。

さらりと遊んでみて

海外STG離れした綿密なドット絵と、幻想的なBGM、入力デバイスの親切な設定案内、初心者でも挫折しにくい難易度設定など、どれもが高い水準でまとまっていて非常によく出来たゲームだった。ただ、STGとしてゲームデザインが優れているかはよくわからなかった。(高難易度は特にSerious SamのようにCo-opが前提のように感じる)

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近頃「自機狙い」「自機外し」という用語を覚えたのだが、シューティングゲームの理解度が少なすぎて、うまく文章に組み込めないのが悲しい。

Operation Thunderstorm – 静かな戦争体験

本作は舞台が第二次世界大戦というだけで、とりわけ目立った要素が見えないFPSのようだが、プレイヤーの気分を害する要素や耳うるさいようなBGMが無いので、シンプルに射撃を楽しめる良作だと思う。City Interactive作品の中ではCode of Honor 3と同等か、頭一つ落ちるぐらいの出来なので安心して遊べるゲームだ。

武器バランスはリアル寄りでどれを使っても威力が高く、好きなものを使えば良い。傾向としてはボルトアクションライフルの弾薬は少なく、SMGやハンドガン(Luger P08)の弾薬が多くなっている。敵は1.2発当てれば倒すことができるので、ハンドガン片手に敵勢力をなぎ倒していくのもオススメの遊び方だ。ゲームエンジンはJupiter EXなので音の定位置は良好。是非サラウンド環境で遊んでみて欲しいが、ヘッドホンを使う場合はBGMが無いゲームプレイから一転、タイトル画面に戻ると 大きな音量のBGMが鳴るので、その差にびっくりするかもしれない。耳の敏感な人は注意が必要だ。

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◆リーンでチラッ

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◆さすがナチスだ、地下にオカルト部屋があってもなんともないぜ

Shadow Warrior 2013 – 楽しめたが、複雑な心境(3)

去年にShadow Warrior Classic Reduxを拡張パック込みでクリアしているたね、思い出補正無しでShadow Warrior 2013と比較できる立ち位置にあったが、いざクリアしてみれば特別比較する必要は無かった。現代にリブートしたShadow Warrior 2013はユーモアたっぷりをそのままに立派にオールドスクールFPSの楽しさを表現できていたからだ。惜しむべきは中盤以降、やや単調になってしまうところか。オリジナルは全編単調だと言えなくもなかったが。

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First Person Melee

Shadow Warriorの剣撃をリアルかアクションのどちらかに分けるとしたら、当然後者だろう。多少エフェクトに誤魔化されているような気もするが、カタナで斬りつける感触は良好で、補助的に銃撃とスキルをうまく使い分けるゲームプレイはユニークかつ爽快で非常によく出来ている。剣撃は爽快感が重視されているため、ずっしりとしたFirst Person Meleeを期待していると肩透かしにあう。そういうのを求めているプレイヤーはDark Messiah of Might and MagicやChivalry: Medieval Warfare、Dead IslandやZeno Clash、Serious Sam 3を遊んだほうが良いだろう。

キャラクターの成長と評価を混ぜたシステム

Shadow Warrior 2013は武器、スキル、パワーの三つをパワーアップさせることができるので、プレイヤーの気に入ったように成長させたい…ところだが、不思議なことに戦闘の度にプレイヤーを評価するシステムも一緒に組み込まれているのだ。つまり、あまりに趣味に走ったキャラクターを作ってしまうと、純粋な戦闘能力を落とすことに繋がるので、戦闘の度に低評価を受けることになる。はっきり言ってキャラクターの成長と評価を一緒にするのは通常では考えられないことだが、オールドスクールシューターを誰にでもクリアできるゲーム性にしたからこそ、「評価」を付けなければならなくなったのかもしれない。本作は経験値を引き継いだ状態で周回プレイが可能なので、最終的には皆が同じ能力のキャラクターになるように思うが、一周しか遊ばないプレイヤーには「評価」が少し気になる。

約12時間で本編をクリア、シークレットは全体の40%を見つけたことになっていたので結構満足。キャラクターを引き継いだ状態で2週目をプレイして、全ての武器とスキルを上げたところで一区切り。楽しめたのは間違いないが、Flying Wild Hogが一歩引き、もっとShadow Warriorをリスペクトできたのならば、より素晴らしいリブートになったと思う。要するにPainkillerやHard Resetの成分をもう少し減らしてもよかったのではないか、ということだ。

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◆絶大な効果のプロテクション

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◆火炎放射器あり。どの武器にも使いどころがあり、死に武器がない

Chex Quest – FPSがオマケで遊べる国はイイネ!(1)

Chex QuestはChex社のシリアル食品に付属されていたDOOMのTotal Conversionだ。現在はインターネットでのDownloadが可能なので、当時配布されていたCDは必要なく、ZDoomなどのソースポートを通して快適に遊ぶことができる。ストーリーは栄養資源を吸い取ってしまう邪悪なスライムをやっつけようという安易なもので、あってもなくてもよいものになっている。つまりはDOOMと同じで、深く考えず突っ走ってゴールまで撃ち進めばよいのだ。当たり前かも知れないが、幼児向けなので戦闘難易度は低めで、進むべき道も単純になっている。そのためチャレンジする類のゲームにはなっていないのだが、暴力的なDOOMからTotal Conversionとして健全な方向に変換されている様は一度見てみる価値がある。Chex Quest1.2.3に収録されているレベルは各5つなので短時間でクリアでき、手に取りやすい。

WADやクライアント

今回はChex Quest 1(The Ultimate Chex Quest)をGZDoomで遊んでおり、Chex Quest 3は付属のZDOOM(chex3.exe)からプレイした。Chex Quest 2もChex Quest 3(chex3.exe)からEpisode 2としてプレイした。なんだかややこしくてわかりにくいと思うが、Chex Quest 3だけで1.2.3の全てを遊ぶことができるので、これだけ覚えてもらえれば良いと思う。もう少し詳しく知りたければChex Quest Wikiを読めば理解できるだろう。先ほど書いたとおり、各タイトルにはレベルが5つしかないので大雑把な評価になってしまうが、Chex Quest 1は80点、Chex Quest 2は75点、Chex Quest 3は78点ぐらいの面白さで、三つとも安心して遊べる出来となっている。

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◆攻撃的な表情の敵が少ないので、どうも調子が狂う

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◆大群に囲まれても、相手の攻撃動作が遅いので被弾しにくい

R-TYPE LEO – DotEmu版を軽く遊んでみた

Irem Arcade Hitsに収録されている海外版のR-TYPE LEOを遊んだ。日本版を遊んだことがないので細かくはわからないが、大きく違っているのは自機が壊れてもその場で復活できるので、難易度が不自然に低くなっている点。つまりコンテニューを繰り返せば誰でもクリア可能になっているので、自分で残機やコンテニューの回数を制限して遊び方を考える必要がある。

遅延があるかもしれない

近頃めっきり寒くなってきたので最初は手がかじかんでいるだけかと思ったのだが、何時間か遊んでいると、このR-TYPE LEOには遅延があるように思えてきた。攻撃を予測できるようになり、手を動かしているはずなのに自機が動いていないのだ。体感だと2/60秒から4/60秒ぐらいは遅れていると思うのだが、如何せん実機を触っていないので確信が持てず、ただの戯言に終わっているかもしれない。

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ESCを押すだけで気軽に難易度変更できるので、Very EasyとEasyとNormalをとりあえずクリアしてみたものの、ステージ5と6が難しすぎてやり込む気が起きなかった。Normalステージの1から4を繰り返して遊ぶのが自分にあった楽しみ方であったが、うまくなっていくにしたがって遅延らしきものに気を取られて、どんどんゲームが楽しめなくなっていった。ダークな雰囲気ではないもののR-TYPEを遊んでいる感じがあったので良かった。明るくなっているが色彩のセンスは素晴らしく、グラフィックも綺麗で92年に公開されたものとは思えないほどよく出来ている。

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やり込みや練習には向かないと思うが、懐かしむには良いゲーム(コレクション)だ。