Dusk-12 – 慣れれば味がある(2)

ミュータント側はバレットタイムが使えるのだが、素手の上に確実にヘッドショットを成功させないと相手がダウンしてくれないので、後の展開が悪くなってしまう。 しかし何回か発動してみれば使い勝手を理解できるようになるので、うまく頭を殴れるようになるだろう。使いこなせば強力に武器となる。

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一番楽しい使い方は飛びかかってくるモンスターをスローモーで返り討ちにすることだろう。 喰らった相手は「うすらでかい化物に飛びかかったと思ったら、逆にふっとばされていた…なにを言っているかわからねーと思うが…」

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ミュータントでの不満は落ちている銃を拾えなかったことだが、終盤ではミニガンを持てるようになるので、それまで不満は消える。体力自動回復とバレットタイムと無限弾のミニガンまで揃うと、あまりに強すぎてゲームにならなくなる。しかしミニガンを拾うまで苦労するバランスだったので、最後ぐらいは派手に虐殺したくなる。

想像してたよりもはるかに遊べるゲームだったので、楽しみながらNormalでクリアできた。戦闘の7割ぐらいは近距離戦なのでショットガンやパンチが好きならなかなか楽しめる。

Dusk-12 – ロシア産C級FPS(1)

GamersGateの1C Complete Packが破格だったこともあり、モロ地雷であったDusk-12を安価で手に入れることができた。ついでに定価で買いたくないHellforcesも付いてきてお得だった。

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最初に思ったのが手が凝っていて、十分にミュータントとしての感じがでている。どうやら人間とミュータントのパートに分かれていて、目の前の脳みそを抜き取られた人間が昔の自分とかなんとか謎めいている。

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このゲームでは硬いアーマーだけが頼り。こいつがなくなるといつ即死してもおかしくない状況になり、削れるたびに不安になる。

気になったのは音の定位がキャラ1体分ずれている点。 これはプレイヤー自身もそうだし(自分の足音が誰かにつけられているように聞こえる) 、敵にも該当する。例えば敵の足音が聞こえたので、曲がり角で待ち伏せして、足音に合わせてズドンと撃ってみると、1キャラ分ほどズレている場所に撃ってしまっているので、容易に反撃を受けてしまう。

思ったほどひどいゲームではなかったので、クリアまではいけそうだ。