久しぶりにプレイしてみたが、出来の悪いHalf-Life 2といった感じだった。特に似ているのはDuke Nukem(プレイヤー)が英雄視され、行き交う人々に手厚い歓迎を受けるところだが、これが結構気持ち悪い。個人的にはもう少し控えめの方が良かった。また、ゲームを進行する上での仕掛け(パズル)はHalf-Life 2というよりもHalf-Life 1に近いわけだが、よくよく思い出してみると開発のGearboxは過去にHalf-Life 1の拡張パックを作っている経験があるわけだし、どこかしら似ているのは当然なのかもしれない。
他に気になったのは無理矢理ボリュームを増やそうとしたのか水増し感があること。わかりやすく例を挙げると、車を運転し、しばらくするとガス欠になるので戦闘を繰り返して燃料を調達してくるという流れになるのだが、燃料を補給し再度車を運転すると、またガス欠になり、またまた車を運転すると、またまたガス欠を起こすといった具合で、驚きや興奮も無くかったるさしか感じない。投げっぱなしにされたForeverを販売まで漕ぎ着けてくれたことには感謝するが、もうちょっとなんとかならなかったのだろうか。このようなゲームでは「つまらない部分を見つける」といった楽しみ方しかできない。
- リプレイというのに自分でも驚くほど道(MAP)を覚えていなかった。今回プレイした記憶もきっと三日後にはもう忘れてしまうだろう。印象に残りそうな場所があまりにも少ないからだ
- 初見殺しと共に何故死んだのか分かりにくい状況が多すぎるうえロードが長い
- リロードも長すぎる。全くもって戦略性に絡んでいないため、テンポを悪くしているだけだ
- 敵の攻撃に耐えながらロックオンをするような、自動回復を前提とした戦闘が本当につまらない
- もしもコンソールと同じで武器が二つしか所持できなかったら完全にキレてる
- 難易度Hardではホログラム設置(アイテムの使用)以外でボスを攻略できそうになかった。他に方法がないとしたら、驚くほどゲーム性が欠如している