UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[st] – 100万RIP到達したんゆ!(2)

ミカちゃんが銀河系で一番かわいいのは見れば分かると思うが、キャラクター性能の方も見た目通り巨大なガントレットを用いたインファイターとなっている。高性能な2Aを主軸に、判定の強い5B、有利フレームをとれるIC5C、暴れ潰しに適した3Bなど近距離での殴り合いが得意な反面、対となる通常投げでの崩し後の状況が良くないのが悩みどころ。意外とこのキャラ設計を知らないプレイヤーが多いため、打撃でノックし続けているだけで、リスクを抑えてダメージを奪っていける。

とはいえRIPが100万を超えたあたりからミカの困る行動を知っているプレイヤーが増え始め、暴れも極端に減り、ガードを固めながら、”食らってはいけない”ミカちゃんキャノン(打撃投げ)だけに注力し投げ抜けの準備をされる展開に。通常投げだけを費用と割り切られるこの状況はミカ側にとって辛いのだが、投げ抜け不能のミカちゃんヒップアタックをダッシュから安定して出せるようになれば(6AB+4123698C)、じゃんけんが成立するところまで持っていけるので、なんとかゲージを貯めておきたいところ。VP状態(ゲーム内で徳を積んだ方が一定時間優遇されるシステム)を獲得できれば、高速中段やヒップアタックからの追撃も可能になり、接近に強烈な圧を加えられる。ミカの攻めに対して相手側が安定的な防御策をとればとるほど、重い裏択のミカちゃんヒップアタックに対応できなくなるのが興味深い。


◆かわいい


◆かわいいXD

UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[st] – クロニクル(1)

大きなゲームの大会に採用されたということで流れに乗って購入してみた。ミーハー。今回の投稿はクロニクル(戦闘なしのストーリーモード)について。一応全部読んだのだけれど、キャラクター同士の掛け合いが多く、プレイ時間の割には物語の全容が見えてこない。また、意外性も少なく、好きでないキャラクターのシナリオはイメージが覆ることがないまま進むため退屈になりがち。

好き嫌い以前に、口数が少なかったり何を考えているのかわからない情報量の少ないセト、カーマイン、メルカヴァ、ビャクヤ、エンキドゥあたりはキャラクター性の補完という意味ではかなり良かった。シナリオの出来は個人の受け取り方次第だが、アンロック方式になっているシステムはどうなのかなと思う。時系列通りに読ませたい意図は理解できるが、主人公ハイドのシナリオが10時間ほど進めた後でなければ読めないというのは、小さな興味を持ったプレイヤーを突き放すには十分すぎる。このあたりはもう少しプレイヤーを信じて、読みたいシナリオを選ぶ権利(自由度)を与えても良かったのではないだろうか。


◆等身大の中二病フォノンさん


◆想像以上に頭のネジが外れているビャクヤ