Batman: Arkham Knight – 消化作業(4)

Arkham Asylum、Arkham Cityに続くArkhamシリーズ三部作最後のBatman: Arkham Knightを難易度Normalでクリア。なんとなくキリ悪く思っていたので、軽くメインストーリーだけを遊んでみた。前作と前々作を遊んでいる場合、40時間以上ほとんど変わらない(完成されている)システムを遊んでいるということで、本作はプレイヤーに飽きを感じさせないよう(半ばやけくそ気味)に工夫されている。

ストーリーが少し進む度にバッドマンのガジェットが増えたかと思えば、バッドモービルの武装も強化されたりと出来ることが時間を空けずに増えていき、それに伴い雑魚敵の攻撃アクションも増えるので、戦闘が拮抗するように難易度も上がっていく。それらの合間に新たなヴィランが出現し場を盛り上げてくれたりもするので、とにかく単調さを感じさせない作りとなっている。若干の使い捨て感と既視感は否めないが、うんざりするような酷いネガティブな気分にはならないだろう。


◆本作ではジョーカーがバットマンの幻覚として登場。ジョーカー自体は好きなキャラクターではあるが、ゲーム中の幻覚要素は好きではないため差し引きするとマイナスで、ストーリー全体はあまり楽しめなかった


◆バットモービルは賛否が分かれているようだが、個人的には好み。FlatOutやF-ZEROでの車vs車の壊しあいが好きなプレイヤーには受けがいいと思う。通常の戦闘も強力であるし、スピードが出るうえに耐久力が高いため神経を使わずにゴッサムシティを爆走できて爽快だった。先にも述べたがモービルも飽き防止の一つだと思う。無かったら無かったでArkham Cityの焼き直しになってしまうからだ