Wolfenstein II: The New Colossus – ステージクリア型にして(7)

難易度Hardでクリア。戦闘だけ見れば65点から80点の出来。これはプレイスタイルや後半のアップグレード選択にもよるので一概には言えないが、面白い要素はいくつかある。グレードアップを重ねたショックハンマー、敵兵士を燃やしたり溶かしたり薙ぎ倒したりできるヘビーウェポン、従来の瞬間的高火力や戦闘継続性の増加のほか片方の武器の弱点を補助して柔軟に立ち回れるデュアル装備、ドラム缶やカンプピストーレによる強力で豊かな表現の爆発などだ。

ストーリーは時間の無駄としか思えなかった。BF5ほど酷くはないしろポリコレ棒でぶっ叩かれたのか、なにこれ???といった感じ。せっかく戦闘で遊べるゲームなのに、ムービーが挟まると興ざめする。配慮したい(?)層といくらでも貶めてもいい(?)ナチスとの差がひどすぎて、歪な価値観も垣間見える。ごく自然にこの脚本を書いた(orゴーサインを出した)なら思想によるものと受け取るが、圧力を感じてこうなったというなら残念だ。次回はWolfensteinシリーズに期待しているプレイヤーの方に目を向け、素直に楽しませてくれるようなストーリーを・・・あ、いや、なんならもうストーリーはいらない。RtCW形式でよろ。


◆体力とアーマーを白いアイコンと小さな文字で表示する腐ったHUD。視野性が悪すぎて乱戦時に体力のチェックがしづらい。激しい強制戦闘の多い本作でこの仕様は理解できない


◆コントラストを用いた大変見やすい体力表示の例。ダメージを受けるたびに中央のB.J. Blazkowiczが吐血したり、鼻血を出して死にそうな顔になっていくのも直感的に危機の程度を感じ取れる


◆どうもキャンプが許される場所とそうでない場所の二つが完全に分かれているよう。許されている方はランボーでもステルスでもお好みのスタイルで


デュアル装備は直感的に使いやすいシステムではないが、慣れてくると上手に敵を捌けるので積極的に触るのが吉


◆ベビーウェポンは見栄えが良く新しいゲームエンジン(id Tech 6)であることを上手に生かしている。序盤は所持武器のグレードアップが不十分で爽快さを感じないので、こちらを使っていった方が気分が盛り上がるだろう

Wolfenstein II: The New Colossus – ステージクリア型にして(7)」への3件のフィードバック

  1. The New Colossusのストーリーは本当に微妙でしたね・・・
    キャラクターが残念(といってもグレースだけが最悪なだけで他は言うほどそうでもないような)というかなんというか、ブラスコさんだけにフォーカスを当てておけばね

    ただキャラよりも作風の変化が大きいかも。The New Orderのストーリーは一人の男の切ない物語なのに、New Colossusはやや無理やりなヒーローものの感じがありますからね・・・音楽にもそれが表れていますし。

    • 調べてはいませんが、私には政治的なメッセージを送る目的が最初にあって、それになぞる形で脚本を考えたように思えました。自分たちの思想か、スポンサーの意見だったのか、それは分かりませんがThe New Orderの続編としてはかなり不自然な方向転換かと。勘ぐりすぎという気もしますが、グレースの激しい性格も物語を面白くするというよりかは、差別意識の表れだったのでは。久しぶりにストーリーがマイナスに働くゲームでした。

      • 開発者のE3インタビューや公式ブログとかを見るにはナチスが嫌いそうな相手(見方サイド)VS ナチス なら面白いんじゃないか~とポリコレに配慮する気はあまり無かったように感じます
        多分本心かと思います

        おそらくグレースのあの意識の表れも脚本家の本心だったんでしょうね
        ストーリーであまり注目されないが悪く記憶に残るところが脚本家の本心って聞いたことがあるので

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