前作より短く全部で5時間ほどクリア。キツイのは序盤だけで、ゲームが進むに従って難易度が下がっているように感じた。中盤まで気が付かなかったが、進行方向から敵の話し声が聞こえてきたら挟み撃ちの予兆と受け取って良い。
後半のミッション負傷者を守るでは、敵の優先目標がプレイヤーからNPCに変更されている。なのでNPCを囮に寄ってきたところを撃てばOKだ。しかし調子に乗って囮をプレイヤーの目が届かない場所に置いてきてしまうと簡単に殺されてしまうので、しっかり見守ることも重要だ。
戦闘の難易度が非常にイビツなのでクイックセーブ必須。最初あまりの敵の強さに難易度選択を間違えたのではないかと思ってニューゲームし直してしまったほどだ。AIの反応速度とプレイヤーキャラの足の遅さが致命的にアンバランスで覚えゲー要素が強い。リトライして敵の場所が分かっているのに一瞬で返り討ちにあってしまう。
近距離戦闘は銃の精度の悪さが問題の1つとなっていて、クロスヘア通りに弾が飛ぶ保証なく、運頼みになる。逆に遠距離になった時は、プレイヤー以上に敵の命中率が下がるので少し楽になる。
市街地での車上戦闘は理不尽の一言に尽きる。襲ってくる車を追っ払うだけなのだが、その敵の命中率がべらぼうに高い。そのうえ数も多いため、とにかく敵よりも先に撃ち込んで殺す必要がある。精度の悪い銃を敵に当てること自体が既に運ゲーになっている。リトライの回数がかさみ嫌気が差してきた頃に襲ってくる敵が透明になるバグに遭遇。もちろん、面倒になっていたので気にせずゲームを進行させた。戦闘に比べれば些細な問題だが、目的の表示がないので次に何をするのか分からなくなるのが少し不親切。
Subwayという名前の通り地下鉄が多く、駅から駅へ列車から列車へと進むが、正直同じ風景に同じ敵同じ銃が続くので飽きがくる。
また、タイトル画面から流れるBGMの印象がやたら強いゲームで各ステージにもガンガンいこうぜという感じのノリの良いBGMかかるが、相変わらずエンジンの仕様なのか、クイックロードなどをした時にそれが途切れてしまうので、ジメジメした地下を無音で歩く時間も多かった。
手足が伸びるようなインド人もびっくりの典型的なバグ。恐らく即死判定のある炎がゆっくり迫ってくるだが、肝心の炎が出てなくて、それに引っ張られた人間だけが描写されている状態。面倒なので「godmode 1 」
扉の開く部分に死体を置く形ににしてしまっやので詰んだ。撃った瞬間にまずいのと思ったのだが遅かった。ここだけに限らず扉の後ろに敵がいると開いたり開かなかったりして面倒だ。Hellforcesから変わっていない。
淡々と進んでクリア。変化に乏しいゲームではあるがB級シューターとしては十分に合格点を出せるのではないだろうか。最後のクレジットまでヘンテコなBGMが流れてきたので、いろいろと記憶に残りそうなゲームだ。
ゲームエンジンはHellforces(2005)とDusk-12(2008)と同じ物のようで、時期的にもその間のVerだ。敵AIの反応速度はわかりやすいほど鈍くなったが、命中精度は落ちたようには感じないので適正なレベルだ。
本作はヘッドショットのダメージ倍率が非常に高くなっているが、逆にいうと積極的に狙っていかない弾薬が足りなくなる。WW2時代の武器を使い頭を狙うゲーム性はスローである。これは落ち着いて狙いをつけるゲームを求めている層にはプラスだ。
ステージ2からプレイヤーを落としにくる。最初のステージで「なんだ普通のFPSじゃないか」と思わせておいてから急激に難易度を上げてきた。ただでさえ地上に敵が多いのに、高台の敵も正確に狙撃してくるのがあまりにもキツく、急に覚えゲー要素が高まった。おそロシア。
操作すべきオブジェクティブにもわかりやすい目印が付き、少しユーザーフレンドリーになった。道に迷うのが減った分だけ射撃に集中できる。