ロシアで開発されたA.I.M Racingのプレイを開始。簡単に言ってしまえば、F-ZEROをベースにマリオカート(のアイテム関連)を混ぜたという感じのレースゲームで、清々しいほどB級っぷりなので、暇つぶし程度のプレイが適切かと思われる。
プレイはキーボードで行っているが、今のところ問題は起きていない。反重力特有のおかげかカーブは思った通りに曲がることができる。敵の機体を攻撃する際は走りながら前方の敵に照準を合わせる必要があるが、照準にはサポートが付いているので、適当に撃てばそれなりに当たるし外れもする。
使用できる機体は「走り」か「戦闘」のどちらかが重視されているので、好みで選べば良い。しかしながら、いくら対戦相手を邪魔できるからと言っても、やはり基本はレースゲームなので、素直にレース向きの機体を選ぶほうが良いだろう。また、トゲトゲした形の機体は見た目以上に判定が大きく、コースの至る所で引っかかり接触のアクシデントが発生してしまう。丸っこい機体の方が性能的に劣っていたとしても良いタイムがでるので、初めて走るコースでは奇抜な格好の機体は控えた方がいい。
コースには攻撃や防御のアイテムが置かれており、その上を通過することで取得することができる。速度上昇とHP回復などが様々な効果を得られるが、”これさえ取れば良い”というものがあるわけではないので、状況に応じたものを取るのがよいだろう。なお、横幅がある機体はコースによって二つ同時にアイテムを取得することが可能なので、覚えておくと良い。
キャリアモードでステージをクリアしていくごとに強化アイテムを貰える。それはすべての機体に適応され、マシンを変更しても維持されるので、コースに応じて軽量級から重量級にマシンを変えるということも認められている。一つのマシンをずっと強化していくのが、肌に合わない人には嬉しい仕様だ。