ゲーム発展国++ – 誰でも楽しめる

VTuberの方が楽しそうにプレイしていたので、気になって自分でも購入してみた。ネットがインフラとして整っている80年代の日本らしき場所でゲーム制作&会社運営していくといった内容。プレイヤーは未来人のような立ち位置のため、どういったゲームが売れるのか大まかに予測できる。現実に沿って(ゲーム内表記は違うが)ファミコン、ゲームボーイ、プレイステーションといった、いわゆる勝ちハードに乗じて当時売れていたゲームを再現していくと効率よくお金を稼ぐことができるだろう。

資金に余裕ができたら、開拓されていないジャンルやマニアックなゲームに挑戦してみると、難易度的にいい具合に楽しめるように思う。作りたいゲームのジャンルと内容と方向性を選択するだけのカジュアルな制作パートだが、自分の感性が世間に受け入れられるか、そうでないかが売り上げによって判定されるため(当たれば大儲け、外れると赤字)、ギャンブル要素の強いゲームのように思う。なかなかに射幸心が刺激されるため、次はこうしよう、その次はああしようと、夢中になってしまった。こういうカジュアルなシミュレーションも偶には良い。


◆序盤は資金に余裕がなく、食っていくだけでも苦しい会社運営。低予算でのゲーム制作や受注開発で堅実に資金を増やしていくか、大ヒットを狙った勝負にでるか、プレイヤーの性格がでそうだ


◆最終的には相撲+素材集といったゲームと言えるか怪しいものまで3000万ヒット飛ばせるスタジオとなりうる。適当にうさんくさく名付けたタイトルがあれよあれよという間に売れしていくのを見ると「なぜこんな酷いタイトルのゲームが売れてしまうんだ…?」とバカバカしさを強く感じられて心地よい