Soldier of Fortune – 難易度Normalで二週目(1)

ゲーム用途に使っていたモニタースピーカーを、先日ゲームや映画などの低音に特化したLogicool Z623に変えたのですが、その効果をあまり実感できておりませんでした。わたくしは普段からお下品なゲェムばかりを遊んでいるわけですが、それらでは意外と低音が鳴らず、床に置いた巨大なウーファーがただの置物にしか見えず、やや邪魔に感じていたのです。しかし、この度のSoldier of Fortune(2000)では本領を発揮しやすかったのか、低音の塊のような銃声を鳴らす度にウーファーちゃんがインシュレーター越しに床が震わしながら元気にゲームを盛り上げてくれました。このような迫力重視のスピーカーを用いて、地響きのようなショットガンやマグナムを連打しながら敵をスピーディーに肉塊にしていく本作のプレイ感覚はもう最高としか言いようがありませんね。

音についてもう少し言うと、元々の定位が良いのか、単純なMap構造とEAXの相性が良いのか、敵の向かってくるタイミングや方向が分かりやすく、不意のダメージが少なくてストレスが貯まりません。銃をぶっ放すだけでも気持ち良いのに、敵兵士がコメディアンの出川哲朗氏のような過剰なリアクションを取ってくれるのがさらに良い感じ。リアル系を謳っているFPSでもショットガンを当てた際の敵の態度がまるで「散弾ではなぁ!」とでも言わんばかりに怯まないようだと、散弾である意味が無いし、プレイヤーのテンションも下がるものなのです。その点、本作では手足に散弾がかすった程度でも敵兵が「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!ヤバイよヤバイよ!!」ってな具合に痛みに弱いアメリカ人(偏見)のように痛がってくれるのがとても愉快です。これを利用すると敵がいそうな場所、または体を隠している場所に適当にショットガンを撃って相手の体勢を壊すといった雑な攻略が可能になるわけですが、むしろこれこそがゲーム性を重視しながらもショットガン(散弾)のリアルさを追求した優れた調整だと思えてなりません。たとえスイッチを押して前に進むだけの古典的なゲームであっても、撃って倒すのが抜群に楽しければそれだけで良いのです。

SoF 2017-01-27 23-28-21-65_R
◆ドゴォーンドゴォーン。ブチャァ

SoF 2017-01-26 22-19-59-53_R
◆過剰に痛がる敵キャラを見ていると、もっとやってくれというお笑い的な”フリ”に見えてしょうがない(身勝手で加虐的な妄想)

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