Outlaws: Handful of Missions – やり残し(2)

本編をクリアした時には興味の無かったMission packだったが、無性にファニングショットで暴れたくなったので難易度Goodで最後まで遊んでみた。Mission packといっても追加されている要素が少なく(無い?)、五つの独立したMapが並んでいるだけなので、上から順に本編と同じ感覚で進めていくことになるだろう。基本的には銃を撃って敵を倒し、鍵を探して突き進むだけの単純なゲームなので特に言うべき事柄はないが、銃をぶっ放す感覚が非常によく出来ているので、敵の反応が鈍い難易度Goodで無敵のスーパーガンマンとしてゆったり遊ぶのがお勧めだ。

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◆ファニングショットの中毒性はDOOM2のCombat shotgunに匹敵する

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◆最終ステージはやりすぎなくらいの夕日で心が躍る。Mapの構造も空間をうまく使ったデザインで思わずうなってしまった。素晴らしい

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Outlaws – ファニングの悪魔的魅力

GOG版を難易度「Good」でクリア。Goodは三つある難易度のうち一番低いものであるが、それよりも上の「Bad」と「Ugly」はドMかつクソゲーマーの西部劇フリークしか楽しめないような破壊的な調整となっているので、実質的にこのゲームは難易度の選択ができないものだと思っていい。そのGoodだが、明らかに後付けで「Good」と名称変更されたようなもので、他のゲームで言うところのまんまEasyなのだ。よって銃撃戦はとても易しく、撃ち合いでゲームオーバーになることはまず無いだろう。その代わりなのか、本作の謎解き難易度は高い。スムーズに進むと2.3時間で終わるほどのボリューム(全9レベル)なのだが、進行ルートや鍵の場所がわかりにくく、数時間…いや人によっては十数時間プレイしてもクリアできないだろう。雰囲気がとても良いゲームなので、自力クリアにこだわって放置してしまうよりかは、Walkhroughを見てさくっと進めてもいいと思う。

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◆世の中には撃ちまくりと言われるシューターが数多く存在するが、本作ほど「撃ちまくり」という言葉が似合うゲームは無い。というのも殆どのプレイヤーが選ぶであろう難易度Goodだと、ファニングショットでガンガン敵を蹴散らしながら前に出ることができて、これが本当に爽快なのだ。颯爽と現れ高速で敵を撃ち抜きながら小気味の良い音とともにで弾を込め直す一連の動作は、あたかも自分がスーパーガンマンになったかのような感覚に陥る。ここまでの作り込みレベルになってくると武器を撃つだけで楽しい気分になり、敵が弱いことなど気にならなくなる。敵を倒すのが気持ち良いのではなく、当てる前、そう撃ってる段階で、もう満足感が訪れるのである。参考動画。

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◆遠距離担当のショットガン

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