前作Chernobyl Terrorist Attack をしっかりと整えてきたB級FPS。クリアした感想は、前作の悪い点をユーザーの言うとおり全部直しましたよという感じ。普段はAAA級FPSしか遊ばないユーザーでも多少楽しめるぐらいには整っている。グラフィックの見た目は向上していないが、幾分か最適化は進んでいると思う。Fast Renderingの設定ではかなり安定していた。
弾薬補給が少なく実質アサルトライフル以外は使えなかった点は前作から改善された。単純に所持できる弾薬が増えたし、敵が柔らかくなっているので消耗も少なくなっているので手詰まりになりにくくなった。他に体力の自動回復速度が早くなったので、全体的にゲームのスピードが上がったように感じる。なかなか爽快だ。また、ARを持ったままスナイパーライフルを三つ所持できるようになり、戦闘難易度は自動回復速度と相まって、相当低くなった。しかもSRの弾薬は共通ではなく、各150発撃てるので450回の狙撃が可能だ。
「遊びにくいC級FPS」が「遊びやすいB級FPSになった」
脳みそを空っぽにして目の前の敵を撃ち殺せばいいゲームのお手本。とても素晴らしい出来上がり・・・なのだが、あまりにプレイヤーへのストレスを排除してしまったため、浅い面白さになってしまっているのが少し残念だ。
◆敵のグループを殲滅するとスローになる演出が入る。戦闘が終わったと分かり、緊張がほぐれる瞬間だ
◆機銃を操作する場面は比較的難しくなっているのは、通常戦闘の簡単さとの兼ね合いか