Call of Juarez: The Cartel – 画面を見るのがツライ(2)

表向きは協力している三人組が、実は各自裏切っているというCo-opを中心においたストーリーが魅力的なゲームだ。逆に言うと、英語を拾えないのならば楽しいゲームではないだろう。英語力があっても、汚らしい会話内容は人を選ぶ。

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敵を直視するのが苦痛

敵の命中率が高い割に被弾エフェクトがきつすぎるのが問題。これにより近距離で被弾すると画面が見えないまま一方的に殺されることになる。よって遠距離戦闘を仕掛けるのが得策なのだが、遠距離は遠距離で敵の攻撃(方向)を知らせるマークの方が頻繁に点滅しうてうざったい。さらに言えば遠距離での敵の命中率はミソッカスであり、ほとんどプレイヤーに被弾しない。よって戦闘は視覚的苦痛ばかりな上に、単純につまらないという最悪なものとなっている。

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後半にはライトマシンガンが使えるようになり、適当に乱射しているだけで、敵を全滅させることができる。非常に強力なので、惰性で進めてきたプレイヤーへのプレゼントなのだろう。こんなゲームに付き合わなくてもいいよという電波を受信した。

  • Call of Juarezシリーズを遊んでいる人はニヤっとするシーンも
  • テクスチャが粗すぎて、DX11だと逆に残念な気分になる
  • 素手の殴り合いは、底が浅く見せかけだけ
  • 車の運転時間が長すぎて意味不明。前作や前々作は西部劇(乗馬)だから長くても良かったのだ
  • 敵の命中率はブラインドファイア時でも通常時より減らないようで不自然
  • 敵も味方もAIが調整不足で、プレイヤーが真面目にプレイするのが馬鹿らしくなる
  • 後半のヘリコプターとガチンコで戦うのだけは面白かった

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◆Co-opであれば運転と攻撃を分担できるであろう乗り物パートは、シングルだと運転側を操作することになる。特別難しいというわけではないが、被弾エフェクトがキツく、視界の悪い車を運転するだけの不愉快なものであり、一方的に敵に撃たれっぱなしになるが車は壊れないように調整されている出来レース。何も面白くない。