難易度Normalをおよそ15年ぶりくらいにクリア。終始敵をボコボコにできて満足。オリジナル版(改造Unreal Engine2.5)と比較すると、グラフィックはかなり向上しており、特に水面と炎の描画には目を見張るものがある。目にする機会も多い箇所だけに力の入れどころが分かっているようだ。心配していた音の定位も同等か、それ以上のように聞こえた。表面的なところは完全上位互換といって差し支えないだろう。未プレイであれば、今からオリジナル版(2007)を触る必要はなさそうだ。単純なFPSに飽きたら是非触ってほしい一作。
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BioShock Infinite – 勘違い(2)
本作はヒロインのエリザベスの物語を主軸にしていることもあるが、もう一つ、彼女を足手まといや守られるだけの存在にしたくない意思も感じた。ゲームを触れば分かると思うが、彼女は開錠(ピッキング)から遮蔽物作成、体力回復、弾薬補充などほぼ全編を多岐にわたってサポートしてくれる。そのエリザベスとの共闘が気に入るのであれば、本作はとても楽しいゲームに感じるだろう。しかし、構造としては主人公ブッカーの戦闘能力を他のゲームに比べ大きく引き下げたため、共闘でなければ戦闘が立ち行かないといった表現の方が正しそうだ。
所持武器が二つになり、苦手な距離ができ、弾薬の総所持数が減ったことで戦闘の継続性が下がり、時おり強引に武器の切り替えや弾薬の補充を行わなければならなくなった点が気になる。私はこの作りが好きではないし、実際にほとんど楽しく感じなかったが、これを批判するつもりはあまりない。主張したいのはBioShock 2があまりにもよく出来たアクションシューターだっただけに、その落差に勝手に絶望しただけだ。先日触ったSystem Shock 2からBioshock1.2.Infiniteと通してみてみると、やはりこのシリーズはRPGに寄った作りになっており、動きの激しい戦闘が売りではないのだ。2だけが毛色の違う作品だったのである。
◆基本的には死なないように相手を削っていくゲーム。死ぬとキャラクター強化するためのお金が減らしながらの強制コンテニューとなる。また、敵の沸きがいじわるなのと音の定位がおかしいため、予想のつかないダメージを受けることが多々ある。調子に乗ったり無理をするとパッタリと死ぬため、敵を倒すよりも体力マネージメントに意識が向く
Bioshock 2 – 幼女とハンティング(1)
10時間ほどで楽しくクリア。ゆるく遊びたかったので難易度はMediumを選択したのは正解だった。Bioshockには死がなく無限コンテニュー可能なので、緊張する必要がなく、ゆっくりと海底都市を散歩できる。何も考えずに適当にアイテムを拾ってキャラクターを強化していくのが楽しい遊び方だろう。
幼女がアダム(資源)を採取する時だけは死ぬことが許されない。防衛型の戦闘になり純粋に難しいが、携帯用のタレットを置くと楽になる。また、前作はビッグダディという重量級の敵が中ボスだったが、Bioshock 2ではビッグシスターという身軽なキャラになっている。俊敏な動きなのが、いやらしい。
炎をぶっ放してからショットガンとドリルで仕留める脳筋キャラに育ててみた。ゴリゴリ押せるようになったので概ね満足だ。
グラフィックは軽くて綺麗で安定していた。よくUnreal Engine 2.5をここまで改造したなと感心する。時代遅れのラグドールだけが残念だった。日本語化とFovを広げることが可能で快適。とにかくゆるいFPSなので、疲れているけど何かゲームをしたいという時にオススメできる。ストーリーを読まないという前提ならば、前作を飛ばしても問題ないだろう、戦闘やシステムはこちらのほうが洗練されているので遊びやすい。