難易度ベーシック、Xbox360パッド使用、すべてのアシストOn、Steam版Ver1.3
CPUは嫌いだが、ゲームは一流
CPUは頑なに自分の走行ラインを守ろうし、なおかつCPUの車体はプレイヤーに比べると異常に硬く、触れたり触れられたりするとすぐにコースアウトしてしまいそうになる。そのせいで、台数が多く狭いコースだと運要素が絡んできてレースゲームではなくなる。しかしながら、CPUの問題以外はグラフィックから雰囲気、車の挙動、プレイヤーを盛り上げるアナウンスなどべた褒めできるほど完成度の高いゲームになっている。
一応というレベルでクリアしたのだが、プレイ途中からCPUを避けるだけのゲームになってしまったので達成感は少ない。簡単な感想としては、CPUがいないコースは走るのが楽しく、CPUがいるコースはCPUの機嫌をうかがう必要があり果てしなくつまらなかった。ただ、なんだかんだ言っても2008年当時最高峰のゲームということで見どころは多く、まだ遊ぶ価値はあるように思う。
フラッシュバック機能は誰のため?
コーナーを曲がり損ねて車がクラッシュしても、時間を戻して事故をなかったことにできるフラッシュバック機能だが、果たして最初から実装される予定だったのだろうか。テストプレイ中にあまりにゲームになっていなかったので、無理やり付け足したような気がしてならない。そう感じるほどCPUと走るのが苦痛なのだ。
◆CPUの妨害を抜きにしても、うまく走れなかった理由は感度の調整をしていなかったからだ。とりあえず全部10%に絞絞ってみたら、驚くほど車が思い通りに動いた。FPSと同じでとりあえず下げておけば良いのを学習した