Mini Ninjas – 1日1時間が適切

Xのタイムラインに流れてきたクリア報告に刺激を受け、長い間積んでいた本作をクリアまで。開始当初は主人公の移動速度が遅く、アクションも単調なため、薄くぼやけたゲームのように感じた。なんとなく抱いた子供向け作品のイメージそのままといった感じで、適当なところで切り上げようかと考えながら2時間ほど遊んだところで、ふと気が付いた。本作が薄くぼやけているのではなく、近年のアクションゲームが忙しなさすぎるのだ。

思えば開始直後から「…〇〇が出来るようになったね、次は〇〇も出来るようにしておくよ…次は〇〇ね…」といった具合に矢継ぎ早にアクションを増やしてくる近年のゲームは異常だ。プレイヤーの早期離脱防止なのだろうか。他のプレイヤーはこういった早い展開に着いていけるのか何時も疑問に思う。確かに飽きとは無縁だが、急かされているようでどうにも落ち着かない。1つ1つの動作の習熟もできず、記憶にも残らないだろう。逆にと言うか、もともとと言うか本作は昔を思い出させるようなゆったりしたとした展開となっている。大抵の人間は言われた事をすぐに応用できない。個人が感じるこの時間の流れがそのままゲームの評価となりそうだ。


◆ボタンをポチポチ押していれば進むのでゲーム本編の話をしなかったが、ゴリ押しが効かない場面では忍術や道具、キャラクターチェンジなどを試してみるといい。景色やレベルデザインも相当なものであるが、さすがに一本調子さを打ち消せるほどではないので、1日1時間程度のプレイだと気分よく遊べるだろう。セーブも10分に1回のペースで行えるので、まとまった時間が取れなくてもOKだ。遊びやすい


◆おならで攻撃してくる二面のボス。数々の下品なゲームを触ってきた私でも本作の放屁音には驚いた。身が出ててもおかしくないようなギリギリの音は、コロコロコミック世代のキッズでも素直に笑えないと思う。商業的にはもうちょっと可愛げがあるようにした方が良いと思うが…丸いゲームの中でここだけ変に尖っているように感じた