雰囲気は本家Quakeのように感じた。矢が飛んできたり、天上に押し潰されたり、足場が不安定だったりと罠が多めになっているが、MAPの構造は立体的とは言えず単純なものとなっている。早い話が3Dシューティングではなく、2Dシューティングに近いということだ。新しい武器のロケットランチャーとグレネードランチャーがかなり強め。取得できる弾薬も多く、Mission Pack 1よりも戦闘重視のバランスとなっている。この豊富な爆発物を利用して爆風で削っていくのが安全かつ強力だったのだが、逆に言えばまともに射撃をすると非常に難しいのではないかと思うデザインだ。前提的に大味なゲームという印象。
プレイヤーと敵の火力が双方上がっていて良い意味で大味なっているので、Quakeが好きなら、さらっと遊んでもいいかもしれない。
ソースポートは「Quake “Epsilon” Build」を使用。Dark Placesにテクスチャやサウンドを詰め合わせたものだ。MAPのロードで失敗する場合はepsilon – change graphics quality.batからグラフィック設定を下げるとうまくいくかもしれない。