Defender’s Quest – 作りはうまいが好みでない

Tower Defense とRole-Playing を組み合わせた意欲的なシステムに惹かれてやってみた。基本的にTDというのは難しいゲームジャンルであり、それをキャラクター(ユニット)の成長要素でいくらか簡単にしてくれるというのは、ストラテジーの苦手な私にはありがたいことなのだ。しかし、実際にプレイしてみると、このジャンルの組み合わせは思ったよりも肌に合わなかった。というのも戦略性よりもキャラ育成要素が強すぎて、単純に経験値を稼ぐだけのゲームになってしまっているからだ。

序盤は難易度Normalを辛勝という形でクリアしていけたのだが、戦闘から買い物パートに移る時、緊張感が途切れてしまったからか買い物を盛大にミス。それ以降のステージではWave3や4あたりを越せなくなる。ここで疑問が生じたのだが、自分がステージ突破できない原因が「やり方」なのか「キャラクター性能」なのか、いまいち判別がつかないのだ。これはやっていくうちに「キャラ性能」の確率が高いとわかるわけだが、そうなると、このゲームの戦闘は頭を使って切り抜けるよりも、育成したキャラでゴリ押していくのがスタンダートということになる。私はストラテジーが苦手ではあるものの、試行錯誤を嫌っているわけではないので、困ったらキャラのレベルを上げればいいというゲームでは求めているものと違う。

ただ、私の好みではなかったというだけであり、Tower Defense とRole-Playing を組み合わせたゲームデザインは両者の落とし所がうまく、なかなか完成されたゲームであることも確かだ。強い個性を持ったキャラクター同士の掛け合いも面白く、次のステージへと進みたいという意欲をもたせるのに成功しているし(というか掛け合いが魅力的すぎるので、難易度を下げてでもさっさとクリアしたいと感じてしまい、頭を使いたくなくなる。このジレンマはPortal 2と似ている)、標準で日本語対応なので、カジュアルなRPGを求めているのならば、そこそこ楽しめるはずだ。

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大部分を難易度カジュアルでクリア。なんだかんだ言っても楽しめたのでプレイしてよかったと思うが、レベル上げ中心のやりこみには興味がない。

Torchlight II – 素殴りバサカでNG+クリア(5)

一周目と同じく、ひたすら目の前の敵を殴ってNG+(二周目)をクリア。計30時間プレイしてみて、拾ったレアアイテムが「強いか弱いか」のどちらかだけだったので、ただ単にキャラクターのレベルを上げるだけのゲームと判断。アクションRPGとしての完成度は高いと思うが、少し変わったキャラクターを作りたいといった用途には適していないので、長い時間は楽しめそうにない。

育成したSTR>DEXのBerserkerはIce Shieldのおかげで遠距離からのダメージが減り、一周目よりもかなり楽になった。ただ、ポーションを連打するようになったAct3からふと疑問に思ったのは、自分の攻撃力が紙装甲に見合ったものかどうかということだ。敵を沈める時間は短いので攻撃能力が低いということはないだろうが、他クラスならもっとより良いゲー ム展開を行っているのではないかと考えてしまい(隣の芝生)、不安定な自分のキャラに自信が無くなり、VITに振り込んで少し丸いキャラにしてしまった。今後もし遊ぶとしたら、他クラスを知る意味でEmbermageを一周やってみたい。

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Costume Quest: Grubbins on Ice – 今度はルーシーさらわれた(2)

ハロウィンパーティの一夜を冒険するCostume Quest、そのDLCの舞台は氷のゴブリン村だ。本編のストーリーはさらわれた主人公の弟(or姉)を救うというものであったが、このDLCでも本編で仲間になった理系女子(の卵)のルーシーがさらわれてしまい、それを助けるという似た展開となっている。あくまでDLCなので、この安易なストーリー展開を否定するわけではないが、冒頭からパーティーの中で科学的かつ子供っぱさの入り混じるユニークな発言をするルーシーが連れ去られてしまうのは、掛け合いの質が一段階落ちるのを意味するので、やや不満であった。

本DLCは2時間ほどのボリュームの「よくある拡張パック」といった感じで、雰囲気から難易度、コスチュームを使った仕掛けまでが本編とほぼ同じなので、もう少し物語を楽しみたいというプレイヤーには、なかなかお勧めできる内容だと思う。唯一の新要素は迷路形式の洞窟だろうか、特別難しいというわけではないが、昔遊んだJRPGを思い出し、なんだか懐かしくなった。

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◆ルーシーに限らずCostume Questでは子供達の『歯』を表情に組み入れている。これは他のゲームやメディアでは珍しい表現であり、悪戯心や好奇心の旺盛さがわかりやすく伝わるので、かなり気に入っている。

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Tomb Raider: Anniversary – 私はたぶん300人目だと思うから

先日「見るからに力づくで物事を解決しそうなキャラクター」が主人公のDarksidersというアクションゲームを触ってみたのだが、さぞかし派手に暴れられると思いきや、実は戦闘以上に進むべき道を探すパズルに重点が置かれていたので、戦闘の爽快感が打ち消されて、どうにも好きになれなかった。そこで、似たようなパズル要素を持ち、途中まで進めていたTomb Raider: Anniversaryを思い出し、最後までやってみたというわけだ。

本作をクリアする上で、かなりの数のWalkthroughを見てしまったので偉そうなことは言えないが、単純に遊んでよかったと思える出来だった。遺跡冒険の名作である初代のリメイクということで、各所の静かな雰囲気がとても心地よく、軽快にキビキビと動くララ・クロフトは最も成功したゲームヒロインの名に相応しい格好良さであった。気持ち程度にもう少しララを動かしてみたいのだが、やはりTomb Raiderというゲームを心から楽しむには自力クリアが不可欠だろうと思うので、難易度が低いと噂のTomb Raider: Legendを検討中。

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たくさんララを殺してごめんなさい

Costume Quest – キャンディーよこしな(1)

Halloweenの夜にさらわれた弟(又は姉)を取り戻す、一夜限りの冒険RPG「Costume Quest」をクリア。Halloweenという祭りは日本人の私にはほとんど馴染みのないものだが、大々的に行っている国ではこんな感じなんだろうなぁというのが体験できる点で大きな価値のあるゲームかと思う。一見子供向きの絵柄だが、戦闘システムがコマンド選択式かつ80年台レベルのシンプルさなので、刺激に慣れた今日日のお子様ではすぐに飽きてしまいそうだ。逆に、オールドゲーマーが童心に戻るという意味では好都合とも言える。

ハロウィンの雰囲気を知るついでに、久しぶりのコマンド式RPGを遊べたので、非常に満足した。登場キャラクターもキュートで、良い意味でボリュームも短く、日本語化Modもあるので、幼い頃初めて夜祭に行ったワクワク気持ちを思い出しながら、さっくりと冒険するのにとても良いと思う。

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◆民家をノックして「トリック・オア・トリート」すると、人間かモンスターのどちらかが出迎えてくれる。前者からは当然キャンディーを貰え、後者とは戦闘になる

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◆戦闘は難しくないものの、タイミングよく特定のボタンを押さないと攻守共に安定しないので、気の抜けないものとなっている