Super Meat Boy – 俺に闇は必要ない

やっとの思いでクリアしたのはLight Worldという易しい難易度。確かにラスト直前までは苦労しなかったが、クリアする直前はあまりの難しさに“アクションゲームとはなんだろう?”という自問自答しながらプレイになっていた。これでは、さらに難しいDark World をやろうという気分にはならない。俺に闇は必要ない。

細かい位置調整を要求されたステージ。Xbox360のパッドを使っていたのだが、ミート君が思い通りに動いてくれないのが気になった。よくよく考えれば アナログスティックという構造上、微妙に遅れるのは仕方ないのだ。変換機でPlayStationのパッド(十字キー)に交換して打開。こちらのほうがシビアなアクションに向いている。Xbox360のパッドにも十字キーが付いてるということに気が付かないバカでした。見れば分かるはずなのに。

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◆6-5 Omega。…このステージを作った奴でてこいよ

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◆最後のステージ以外は楽しかった。当分、肉男の顔は見たくない

Shank – 荒削りな横スクロールアクション

現在の技術でバイオレンスなファイナルファイトを作りましたという感じのゲーム。実際にはファイナルファイトとはシステムがかなり違っているのだが、敵を殴った時の感触に近いものを感じたのでこう書いた。

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  • 弱攻撃は素早く気軽に振れる
  • 強攻撃はコンボの締めに使える
  • 銃器が使えるので、敵が撃ってきそうな時に怯ませられる
  • 緊急回避の意味で手榴弾を投げることができる

コンボは適当に殴ってれば途切れない。ファイナルファイトで言うところのパンチはめ(弱攻撃)が可能でタイミングも緩い。雑魚とのタイマンでは、まず負けないだろう。ステージの最後にはボスがいて、頭をひねればダメージを与える方法がわかるはずだ。Xbox360のPADでプレイしたのだが、システムが洗練されていないからか頻繁に操作ミスが起きるのが残念だ。できる事が多いので、何周も遊ぶようなゲーマーがハマれたらクールな時間を過ごせるだろうが、普通のプレイヤーだとキャラクターの操作を覚える前に一周してしまう。見えないルールが多すぎて理解に時間がかかるのが少し困る。

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◆とりあえずの汚物消毒。射程が短すぎて死に武器だった

Braid – てけとーにクリア

高評価ということで、とりあえず遊んでみたもののパズルの難易度が非常に高かったので、てけとーに攻略を見て終わらせた。自力でクリアできた人は頭が柔らかい上に根気のある人だろう。断片的なメッセージから物語を組み立てる作りなので、無性に続きが気になるものの、結局はパズルを解かなければ物語の破片を集めることができないのがイライラする。

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ストーリーは「大体こんな感じかな」と頭で整理した内容と、考察サイトの内容が大体同じだったので安心した。よくできたゲーム(お話)だと思うが、やはりズルしてしまうと感動が減ってしまうな。

Machinarium – 思ったよりも人を選ぶゲームだった

独特のアートが気に入ったので遊んでみたのですが、パズルの難易度は高め。PCを前に頭を悩ませるよりもスマートフォン版を寝る前に遊ぶほうがよさそうだ。解けなかったら明日にまたやろうぐらいの心持ちで。

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Machinariumを一つの”作品”として見ればメタスコア85には同意できる。が、遊べてなんぼという”ビデオゲーム”としては40点、甘く見ても50点ぐらいだろう。ADVに慣れていない私には面白さがピンとこない。

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魅力的なアートとは逆にゲーム部分が好きになれなかった。この二つは噛み合っていないのではないかと感じながらクリアまでいった。どうもグラフィックのためにゲームをくっつけたという印象が強い。

Trine – 綺麗で上品なアクションパズル

急にプレイしたくなったので日本語化Modを入れさせてもらって遊んだ。開発のFrozenbyteはShadowgroundsで有名であり、欧州特有の白っぽいグラフィックのイメージがあったがTrineは非常に色彩豊かなゲームになっていて目で楽しめる。加えて幻想的なBGMも手伝って雰囲気は抜群に良い。騎士、盗賊、魔法使いの魂がくっついてしまってテンヤワンヤというストーリーだが三人の仲はギスギスしていない。少なくとも意訳はそうなっているので遊びやすい。なかでも騎士は絵に描いたような脳筋で好み。

良くも悪くもゲームのあたり判定がしっかりしてないのが難点。アクションパズル部分では良い方向に働くことが多いが、戦闘時はやや気がかり。そのせいで本来ならば騎士で戦闘を行うのがベストなのだろうがNormalでは盗賊で遠距離攻撃している方が安全。弓が効かないはずの敵の盾も矢を数回当てることで吹き飛ばせる。五時間ほどでクリア、総じて簡単でした。アクション部分はチェックポイントがこまめに配置されているので何度ミスしても問題無し。パズル部分もプレイヤーを戻らせるようなものはなく単純。画期的な試みは殆どないので良質な小粒という感じ。軽く遊ぶのには良いゲームです。

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◆盗賊は引っ掛け鉤を使えるので見栄えの良いアクションが可能。弓矢による攻撃も強い

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◆魔法使いは足場を作ることが出来る。ある程度自由に出現させられるのでパズルを攻略してなくても強引に進めるのが良い