BANZAI PECAN – Trailerは面白そうだったのになぁ

Trailerを見てピンときたので遊んでみた。プレイして最初に頭をよぎったのは「どこの国の人間が作ったのだろうか」というものだ。明らかにアクションゲームの制作する上でのセオリー的なものが抜け落ちている。なにも型に収まったものを作れというわけではないが、避けろという警告から敵の攻撃までが早すぎて反応できないことや、敵ののけぞりが異常に少ないこと、プレイヤーがダウンした際に高速でボタン連打しないと敵側のダウン追い打ちで即死してしまうことが重なり、ストレスばかりで爽快さはほとんど無い。

このようなゲームを開発したSERIOUS*IMPACT WORKSってどんな奴らだよ!とDesuraのコミュニティを除くと全員がアメリカ国籍だった。もしその登録情報が正しいのであれば、日常的にゲームに触れているはずだし、アクションゲームに対する基礎的な知識が無いわけではないので、ゲームの完成度などは度外視して、お馬鹿なものを作ろうとしたということだろうか。

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◆遊び心だけは申し分ない

難易度Easy相当のGreen Zoneをクリア。というかさらに上のYellow ZoneとRed Zoneは難しいというよりも操作性の問題で遊びたいと思うレベルに達していない。人間の反応がまるで役に立たず、完全なパターン暗記になるのが目に見えているからだ。なお、攻略というほどではないが、普通のゲームとは勝手が違うのでTrailerのように打ち上げ攻撃から空中連続技を当てて、自キャラの地上にいる時間を減らすのが被ダメージを減らすコツだ。「避け行動」はゲーム側の警告を見てからでは間に合わないので、危険そうになったら連打しておくと良いだろう。

格好良く思えたのは、バシュウッ!というダッシュの効果音。あまりに場違いすぎる音なので、ゲーム制作の常識に毒されていないこのゲームならではと言える。

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