Co-op推奨ゲームをソロプレイでクリアしたのであまり参考にはならないと思うが、一応書き留めておく。選択キャラクターはセラフィム。初代SacredからCitadelまでプレイした経験からセラフィムを選んでおけば間違いないという確信があった。実際クリア後にも困った場面が無く、やはり弱点の少ないセラフィムで良かったと満足感があり、狙った通りの結果となった。難易度はとりあえずNormalを選んでみたが、Co-op推奨は伊達ではなく、一時間あたりで無理だと判断しEasyへ下げた。主な理由はダウン中に無敵時間が設定されていないことで、1対10という頻繁に起こる圧倒的な数の暴力の前にダウン=行動不能状態中にダメージがどんどん蓄積していくのに希望が持てなかった。Easyに変更後は気を抜いても大丈夫だが、気を抜きすぎると死ぬといった感じのヌルめのアクションゲームへと変わったので、真夏の茹った脳みそで適当に遊ぶには丁度良かったように思う。
本作はキャラカスタマイズ機能が貧弱だ。ビルドではなくカスタマイズという単語を使っているあたりで、すでにハックアンドスラッシュ(RPG)のコアなファンは首をかしげるだろうと思うが、私のように強い武器を拾ったら喜んで取り替えるだけの単純なゲーマーには本作はそれほど悪くない暇つぶしに思える。この言い方もどうかと思うが…例えばA、B、Cと特性の違う三つの剣が存在し、それが自動的かつ順番にレベルアップする。Aの剣がLv2になった次にはBがLv2、次にCといった具合だ。リーチの長いC剣が気に入っていたとしても、レベルの上がった攻撃力重視のA剣がリーチの短さを吹っ飛ばすほど強力になったりもするので、基本的にはゲーム側が勝手にレベル(性能)を上げた武器を順に選びがち。このプレイヤーを誘導するようなカスタマイズシステムが完全にキャラビルドとは真逆の”反強制”となっているわけだが、一切の疑問を持たず、適当に敵をぶん殴れればいいやと割り切れるプレイヤーには悪くないのかもしれない。Nvidiaのビデオカードを使っていればPhysXで敵が派手に吹っ飛ぶので視覚的にも優れていて、アクションゲームとしてなかなか評価できる。
◆絶望のハンドルイベント。①ハンドルを回すと敵が出現し邪魔をする②一定時間たつと再度ハンドルが回せるようなる③再度回すと同じように敵が出現しそれに耐える④計6回ほどハンドルを回すとクリア。このイベントの恐ろしさは難易度ではなく、資金が足りなかったのか、アイデア枯渇を恥ずかしいと感じなかったのか、異様なほど頻繁に出てくる点だ。ただでさえ終始単調なハックアンドスラッシュの抑揚になるべきイベントすらも単調だというのにびっくりするほど大きなため息がでてくる。気の合った友人とのCo-opでも笑い飛ばせるか疑問だ
◆無限湧きのゾンビでレベル上げ。普段はこのような時間のかかる作業を行わないが、レベルが物を言うゲームなので結果的に時間が節約できると考え、数十分やってみた。結果は成功気味