S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat – ただのクリア報告(3)

“暑すぎて新しいゲームに手を出したくない”企画第二弾ということで、積んでいたS.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyatを難易度Stalkerにてクリア。CoPを動かして最初に気が付いたのはX-Ray Engineの進化だ。特にDirectX11への対応が大きく、テッセレーションで強化されたZoneの世界はとても豊かで、SoCやCSとは明らかに違っており、流行りのゲームに近づいた印象を受ける。ただ、グラフィックが上昇した反面、どうも陰鬱さが減っているような感じがあり、素直に褒められるものなのかどうかは分からない。また、とっさに使えるアイテムスロットの追加も流行りのゲームに近づいた感じで、遊びやすいシステムになったように思う。これは過去作のプレイヤーからすれば革命と言えるほどの進化であり、新規のプレイヤーでもすっとZoneの世界に馴染めるような良調整ではあるのだが、濃いゲームの三作目ということで、システムが改善されたからといっても新規のプレイヤーが入ってきてくれるかと言えばやや疑問ではある。

およそ私が話せるのはこのような表面的なことだけだ。基本的にぼけーっとメインクエストを追っていただけなので、内容のある話ができない。難易度的にはSoCやCSに比べ同じStalker難易度でも簡単になった印象である。私が上手くなったのか、ゲームがヌルくなったのかはわからないが、回復剤は使い切れないほど余るうえ、弾薬補給や防具修理も無償で行ってくれるNPCが居るので金策を行う必要もなかった。とにかく困る状況が無い。さっくりと遊ぶには良かったが、終盤で盛り上がることもなく、全体を通して淡々と進んでいった感じだ。

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◆改めてスクリーンショットを見てみると…うーん、やっぱりZoneだなぁ

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◆中盤の放射能汚染された地下トンネルが一番の難関だった。悪視界のなか強力なミュータントと戦う状況はストレートに難しく、久しぶりに緊張しながらのシューティングが楽しめた

S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat – ただのクリア報告(3)」への1件のフィードバック

  1. S.T.A.L.K.E.R. 2も難産でしたがなんとか登場しましたね。
    正直ウクライナの情勢が改善の見通しがなくずっと酷いことになってるので、内容はともかくゲームをリリースできただけでも称賛に値する十分な功績ではあるとは思いますが、Mod山盛りのSTALKER: Anomalyとかを遊んだプレーヤーからはコンテンツや機能不足とかから文句を言われてるみたいですし、最適化にも問題があるみたいで。
    この流れStarfieldやPayday 3でも見たような・・・

    ちなみに、ホラー系オープンワールドFPSの流れで、最近Amnesia: The Bunkerをぼちぼち進めていますが、音響が凝ってて結構怖いと同時に探索や細かな仕草が楽しくていい感じですよ。ただ、The BunkerだけでなくNine Solsもそうですが、最近の私生活の忙しさに加えて高難易度のゲームは遊んでて疲れてくるようになったので、どっちも面白いゲームなのにも関わらずなかなか進められない・・・

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