Nation Red – 50個の実績解除を目標に

珍しく発売日に定価購入したというのに眠らせておくのも勿体無く思ったので、数年越しに重い腰を上げてプレイしてみた。ただ困ったことに、このゲームの一番楽しい遊び方がサバイバルモードだったため、終わり(クリア)が見えず、どこまで遊べばよいのか判断できなかった。かと言って、終わりのあるミッションモードでは”時間がたつほどに戦闘が白熱していく”ゲームシステムと噛み合っておらず、あまり面白くない。そこでたまたま「実績を50個解除する」実績を見つけたので、これをクリアと位置づけ、解除できそうな実績をチェックしながらフリーモードを遊んでみたのだった。

何回もプレイして強いParkや武器を覚えるごとにだんだんと生存時間が長くなっていったので、上手くなるのが実感しやすく、かなり楽しめた。凝った感想は特に無いが、プレイヤーの後退速度を遅めに設定して、自然と前に出ることを示唆しているゲームデザインは良いと思う。じりじりと後ろに下がりながらゾンビを撃つゲームも悪くはないが、やはりプレイヤー自らが前に出て状況を打破していくほうがアクションゲームらしくて爽快さも出る。

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◆わかりにくいと思うが、火炎放射でゾンビを燃やしている図

どうでもいい思い出話になるが、初期のNation Redは武器の固定機能が無かったため、混戦時に誤ってマチェットやハンマーなどの近接武器を取得してしまうと、マシンガンやライフルなどの強力な武器がそれらに持ち変わってしまい、一瞬でゾンビにもみくちゃにされるのがとても辛かった。そのため、敵ゾンビを倒すよりも近接(or弱い)武器を取らないようにと神経をつかう、かなり異質なアクションゲームだったのだ。アップデートにより武器固定機能が付いて良かった。本当に良かった。

Giana Sisters: Twisted Dreams – すぐに投げた

評価の高い横スクロールアクションかつ日本語表示というだけで手を出してみたが、実はステージ上の大量に置かれている宝石(コイン)を集めないと先に進めないゲームだった。私が遊びたかったのはゴールにたどり着くまでの過程を楽しむ古典的なアクションゲームであり、探索の比重が高い本作はどうも肌に合わなかった。宝石をそっちのけで1-5までクリアした後に、ロックされてステージ選択できない1-6を見届けてゲームを終わらせた。雰囲気は良かったが、如何せん面白さ以上に面倒臭さばかりが目に付いてしまった。

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直接的ではないが、このゲームをプレイして良かったのは初代The Great Giana Sisters(1987)がスーパーマリオブラザーズをモロパクリした怖いもの知らずの凄い作品だと知ることができたこと。

Urban Trial Freestyle – ドMじゃなくてもクリア可能

RedLynx制作のTrialsシリーズを触ったことがあるのならばすぐに気が付くと思うが、本作Urban Trial Freestyleはほとんどの点においてTrialsよりも劣っており、オリジナリティも少なく、1時間も遊べば「そのうち面白くなるだろう」といった期待も無くなる。どの部分がどう劣っているのかを説明するのが面倒なぐらい、全体的にイケてないのだ。乱暴に言ってしまえばクリア難易度が低いというぐらいしか優れたところが無い。

Trialsはとても充実した楽しさを与えてくれる反面、鬼のような難しさのせいでゲームが進まなくなることもあるが、本作はそこそこ頑張るだけでクリア可能なのである。そのため、面白さや楽しさや達成感や満足感よりもクリアできるかどうかを重視するプレイヤーには結構オススメできる。難易度以外の理由としては、たまたまTrialsに近くなったのか似せて作ったのかはさておき、ほぼ同一のゲームシステムをとっているからだ。このゲームシステム自体が完成されているようなものなので、全体的にイケてなくてもなんだかんだで遊べる代物になっており、セールで安価に購入するのならば費用対効果はそれなりに高いと思われる。

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◆見た目ほど爽快ではないバイクアクション。カメラワークもイマイチ

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◆場違いなアニメポスターが貼られているあたりがとてもFreestyle

Lylian: Episode One – 陰鬱系スパルタンX

両親に精神病院に入院させられてしまった陰気な少女Lylian。彼女はぬいぐるみのBobと力を合わせて怪しげな看護婦やイッちゃってる患者の手から逃れ、無事に病院を脱出できるのだろうか?といった感じ横スクロールアクション。アクションゲームとしてはNES版スパルタンXに近いのだが、あれほどキビキビした動きではなく、かなりふわふわとしており、まるで悪い夢の中を漂っているような操作感触の悪いものとなっている。なのでアクションゲームではあるものの、いわゆる雰囲気ゲーに近く、病み気味少女とか拘束衣とかアリスインナイトメアが好きとかTrailerが気に入ったとか、何かしらの要素に惹かれていないと楽しみづらい。

本作はEpisode Oneというタイトル通り、内容が分割されているせいか二時間ほどのボリュームしかなく、かなりの物足りなさを感じてしまうのだが、続きのLylian: Episode Twoは残念ながら本作発売から4年経ってもまだ出ていないのが現状だ。製作者であるRobert DowlingのBlogでは一応未定ということにはなってはいるのだが、明らかに別の仕事に集中しており、当分続編が出ることはないと思われる。

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Defender’s Quest – 作りはうまいが好みでない

Tower Defense とRole-Playing を組み合わせた意欲的なシステムに惹かれてやってみた。基本的にTDというのは難しいゲームジャンルであり、それをキャラクター(ユニット)の成長要素でいくらか簡単にしてくれるというのは、ストラテジーの苦手な私にはありがたいことなのだ。しかし、実際にプレイしてみると、このジャンルの組み合わせは思ったよりも肌に合わなかった。というのも戦略性よりもキャラ育成要素が強すぎて、単純に経験値を稼ぐだけのゲームになってしまっているからだ。

序盤は難易度Normalを辛勝という形でクリアしていけたのだが、戦闘から買い物パートに移る時、緊張感が途切れてしまったからか買い物を盛大にミス。それ以降のステージではWave3や4あたりを越せなくなる。ここで疑問が生じたのだが、自分がステージ突破できない原因が「やり方」なのか「キャラクター性能」なのか、いまいち判別がつかないのだ。これはやっていくうちに「キャラ性能」の確率が高いとわかるわけだが、そうなると、このゲームの戦闘は頭を使って切り抜けるよりも、育成したキャラでゴリ押していくのがスタンダートということになる。私はストラテジーが苦手ではあるものの、試行錯誤を嫌っているわけではないので、困ったらキャラのレベルを上げればいいというゲームでは求めているものと違う。

ただ、私の好みではなかったというだけであり、Tower Defense とRole-Playing を組み合わせたゲームデザインは両者の落とし所がうまく、なかなか完成されたゲームであることも確かだ。強い個性を持ったキャラクター同士の掛け合いも面白く、次のステージへと進みたいという意欲をもたせるのに成功しているし(というか掛け合いが魅力的すぎるので、難易度を下げてでもさっさとクリアしたいと感じてしまい、頭を使いたくなくなる。このジレンマはPortal 2と似ている)、標準で日本語対応なので、カジュアルなRPGを求めているのならば、そこそこ楽しめるはずだ。

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大部分を難易度カジュアルでクリア。なんだかんだ言っても楽しめたのでプレイしてよかったと思うが、レベル上げ中心のやりこみには興味がない。