RWBY: Grimm Eclipse – チームJNPR(2)

普通に、特にシングルで遊ぶとなると非常にシンプルなアクションゲームになるので、語るべきところはほとんどない。主な死因としてダメージの蓄積を無視した時と、囲まれてから連続攻撃を受けた時の二つになるが、慣れていくにつれどちらの状況も減っていくだろう。時間制限がないため、クリアだけが目的ならば戦線からダッシュで距離を離すことで容易に体力回復に努められる。死ななければどうとでもなるのだ。Co-opで遊んだ場合はこのようなHP管理よりも敵への攻撃に集中できると思うので、持っているフレンドがいれば誘った方が楽しめそうだ。


◆ピュラを動かせるだけで満足。細かい性能はよく分からないが、ルビーを攻撃方面へ少し尖らせたような感触であった


◆ゲーム発売年からVolume3あたりのジョーンを想像しており、性能にはまったく期待はしてなかったが、意外と強めの調整になっていて驚いた。耐久力が高いのは見た目通りだが、バフスキルによる攻撃力アップも気軽に使えて効果が高い。もう少し大人しい性能な方が原作には近かったが、さすがに有料DLCという要素も関係しているのだろう

Saints Row(2022) – 安心の出来(5)

Normalに相当する事業家の難易度(3/5)で一周。基本的には「股間キル」を狙って敵の股間にひたすら鉛玉を当てていった。股間キルはヘッドショットに比べるとダメージが増えている感触がなく、ただの縛りプレイ状態にはなっていたのだが、もともと易しめなゲームということもあり、ほどよく難易度調節には働いていたと思う。

私はメインストーリーばかりを遊んでいたが、不快さを感じる場面がほとんど存在しなかったため終始よい気分だった。プレイヤーを楽しませようとするサービス精神も旺盛なので、素直に乗りかかると良いだろう。確証は持てないがアクションゲーマー的にはメインストーリーだけをつまみ食いする遊び方が一番が楽しめそうな気がした。下手にゲーム内の要素を触れると金が足りないのに気が付き、金策が必要になるからだ。その辺りをひっくるめてオープンワールドが好きならば良いと思うが、そうでないなら無駄な買い物を控えた方が内容の濃いメインミッションを遊び続けられ、時間単位あたりの満足度は増えるはずだ。


◆本作はSaints Rowのリブートという話。私自身2からの触ったため初代Saints Row(2006)は未プレイなのだが、宇宙人と戦争するような、よく分からない方向に向かっていったSaints Row 4から大分戻ってきて、幅広い人に向けた出来になっている。尖り過ぎていたものを丸くしたのは商業的には悪い選択ではないように思うのだが、倒産してしまったということは失敗だったのかもしれない(親会社の都合もあるが)


◆他人に嫌がらせをするため強力な兵器で町中大暴れ。こういうハチャメチャなミッションはSaints Rowが他作品に比べ抜きん出ているところだ

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RWBY: Grimm Eclipse – 準備運動(1)

激重めんどくさ面白ストーリーのRWBYをVolume9まで視聴した記念に購入してみた。現在ゲーム化されたRWBYの中でジョーン・アーク、ピュラ・ニコスの二キャラが使えるのが本作のDLCだけなので、それが目当てだ。触りたいのはその二キャラなのだが、まずは基本を学ぶ意味で一周目は使いやすそうな主人公のルビー・ローズを選んだ。

今回遊んだ難易度はNormalなので基本的には危機に陥らなかったが、ラスボスにのみ手こずった。それまで必要とされなかった状況判断が急に求められ、突然Co-op前提の調整のように感じた。全体が簡素な作り且つ旬が過ぎていることもあり、やや遊びにくいゲームではあるが、どころどころ原作OPやEDが流れて盛り上がる場面もあり、数少ないファンアイテムとして悪くない出来だと思う。


◆今時珍しいぐらいチュートリアルや説明がなくヌルっとゲームが始まる。なんとなく動かすだけでもクリアは可能だが、幸い有志によるSteamのガイドが充実しているので、気になった際には参考にしてみるといいだろう

Postal III – 必要ない二週目(12)

最近行われた大型アップデートにより、DRM認証問題の解決と日本語化が追加されたたため、触るなら今!…と言いたいところだが、遊ぶ価値が-50から-40に微増した程度なので、遊ぶ価値は未だにないままだ。パフォーマンスは以前よりも向上している印象で、経年によるPCスペック向上もあるため一概には言えないが、一部場面を除きフレームレートは144に張り付いていた。強制終了は1回のみ。ゲーム内容以前に正常な動作が評価の対象になるのが本作である。


◆アクションゲームとして最低限の品質を満たしていない本作を楽しめるかどうかはプレイヤーの感性次第。個人的にミッションのビジュアルやシチュエーション自体はリプレイしても悪いようには思わなかった。あくまで問題は動作とゲーム部分に集中しているに過ぎない()


◆ゲーム進行やキャラクター紹介がポンとでてくる一枚絵によって説明される。ぶつ切りとなったミッション群で進むストーリーは、住んでいる町でのお使いシミュレーターだったPostal2とは全く違うつくりに残念な気分となったが、アーリーアクセス版のPostal4触った後だと、遊びにくい巨大な空間をだらだらと移動するくらいであれば、開発規模に合わせた本作の簡易的な方式も悪くなかったと今になって思う。これは寄り道がどの程度好きかによるか

まぁまぁ遊べる

私は弾が少しブレるHalf-Life 2でヘッドショットの成功させるのが好きなのだが、本作は同Engineのおかげか、アセットがそのままというか、弾薬の飛び散り具合が近いため、適当に頭を狙っているだけでシューターとしてそれなりに楽しめる。「まぁまぁ遊べる」というのは嘘偽りない素直な感情であるが、私自身の傾向としてゲームを楽しむ能力が高く、評価が甘め、且つPostalシリーズのファンであることを加味すると真に受けない方がよいとは思う

Mini Ninjas – 1日1時間が適切

Xのタイムラインに流れてきたクリア報告に刺激を受け、長い間積んでいた本作をクリアまで。開始当初は主人公の移動速度が遅く、アクションも単調なため、薄くぼやけたゲームのように感じた。なんとなく抱いた子供向け作品のイメージそのままといった感じで、適当なところで切り上げようかと考えながら2時間ほど遊んだところで、ふと気が付いた。本作が薄くぼやけているのではなく、近年のアクションゲームが忙しなさすぎるのだ。

思えば開始直後から「…〇〇が出来るようになったね、次は〇〇も出来るようにしておくよ…次は〇〇ね…」といった具合に矢継ぎ早にアクションを増やしてくる近年のゲームは異常だ。プレイヤーの早期離脱防止なのだろうか。他のプレイヤーはこういった早い展開に着いていけるのか何時も疑問に思う。確かに飽きとは無縁だが、急かされているようでどうにも落ち着かない。1つ1つの動作の習熟もできず、記憶にも残らないだろう。逆にと言うか、もともとと言うか本作は昔を思い出させるようなゆったりしたとした展開となっている。大抵の人間は言われた事をすぐに応用できない。個人が感じるこの時間の流れがそのままゲームの評価となりそうだ。


◆ボタンをポチポチ押していれば進むのでゲーム本編の話をしなかったが、ゴリ押しが効かない場面では忍術や道具、キャラクターチェンジなどを試してみるといい。景色やレベルデザインも相当なものであるが、さすがに一本調子さを打ち消せるほどではないので、1日1時間程度のプレイだと気分よく遊べるだろう。セーブも10分に1回のペースで行えるので、まとまった時間が取れなくてもOKだ。遊びやすい


◆おならで攻撃してくる二面のボス。数々の下品なゲームを触ってきた私でも本作の放屁音には驚いた。身が出ててもおかしくないようなギリギリの音は、コロコロコミック世代のキッズでも素直に笑えないと思う。商業的にはもうちょっと可愛げがあるようにした方が良いと思うが…丸いゲームの中でここだけ変に尖っているように感じた