Riddick: Assault on Dark Athena – 猫目男誕生物語

Wolfenstein: The New Orderが大変面白かったため、同じ人間が携わっているThe Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bayを遊んでみた。今回はプレイしたのはThe Chronicles of Riddick: Assault on Dark Athenaの中にGame Engineを新たに収録されたリメイク版であるが…まぁ、これといった感想はない。ただ単に遊んで凄く面白いなぁと感じて終わっただけだ。…最近やけにこのような語り口調が多いわけだが、次で記事の数も700に突入するところだし、面白いゲームを遊んでいる時に脳が動かない持病を差し引いても、私自身ブログを書くことに飽きているような気がしないでもない。

それはさておき、本作にはただでさえ優秀なレビューが多く、書くことが思いつかないのだが、強いて言うなら『敵が銃を落としてもDNA登録を行っていないリディックには扱えない』という設定がうまいように思う。この不思議と説得力のあるSF的設定によって、「銃を持った敵を倒した瞬間に銃が手に入る」といったステルス風のゲームによくある”最初の敵を倒す時だけ緊張感のある作り”にはなっておらず、うまい具合に敵兵を倒したとしてもそれほど状況が好転せず緊張感が継続するのである。そのため脱獄の難しさを肌で感じやすく、重苦しく憂鬱な雰囲気と合わさってゲームの世界に入って行きやすい。付け加えると、縛りの多いステルスパートとは逆に火力に恵まれる場面が多く取り入れられているのもフラストレーションを発散させる意味で上手だ。特に生身のリディックからパワードスーツに操作が変わり、さんざんいびってきた敵兵を蹴散らすあたりはとてもスカッとする(そこのMP!)。映画版『リディック』の内容はほとんど覚えていないが、ゲームの方は全ての要素が高レベルでまとまっていて非常に完成されているので、とてもオススメできる。

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◆闇に紛れるリディック。当たり前ではあるが影の描画には力が入っている

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◆うおっまぶし!ゴーグル型サングラスを外した猫目男のリディックには世界がこう見えるらしい

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Riddick: Assault on Dark Athena – 猫目男誕生物語」への4件のフィードバック

  1. 私もプレイしましたが、およそこんな感想です。
    レビュー書きに飽きても飽きなくても、多分こういう文章になると思われます。

    どこもかしこもソツが無くて完成度は高くて面白いけど、突出した部分も著しく低い部分も無く何もかも「適度」。ゲーム開始からエンディングまで快適にご案内され、最後に印象に残る部分は「銃が拾えない」「影が綺麗」だけ。
    凄くよく出来てたのは間違いないし、お勧めできるが、勧める当の自分には勧めるだけの強い印象が残ってなくてどう勧めていいか分からない。

    そんなゲームでした_(:3」 ∠)_

    • 少し安心しました。何にも思いつきませんでした!というのが偶にならまだしも連続してるところに危機感が。自分の感情がうまく把握できない。

      記述不足でしたが、このゲームを勧めたい、もしくは完全に楽しめるとしたら映画ファンのライトゲーマーでしょうか。それも「ゲームはある程度難しくてなんぼ」といった少し骨のある人です。それ以外の熱心なゲーマーには強い満足感を与えられず、ゲーマーではない人にはやや難しい印象。こう、ほとんどの人が楽しめるようには作ってあるけれど芯までは楽しめないといったところでしょうか。原作があり、キャラの設定も決まっているため、この辺りが版権ゲームの限界のような気もします。バットマンも同じような感触でした。

      • あぁ、バットマンもそんな感じでしたね。

        まず原作のストーリーとキャラがあって、そのゲームの購入者が求めるのはまずそれ、という話になるとゲーム自体はあまり尖れないというか、キャラとストーリーに優先順位を譲って「まあ、誰でも遊べて分かりやすくて可もなく不可もなく」みたいな感じなんでしょうね。

        ゲーマーとしてとても面白かったし語りどころ満載ですが、ゲーム慣れしてない映画ファンはこんなのプレイできねぇよ、みたいなAlien vs Predetor Classic2000みたいなのはダメでしょうし…(・ᾥ・)

        • 重要なのは原作を破壊せずに「誰でも遊べて分かりやすくて可もなく不可もなく」という範囲での優劣なのでしょうね。ただ、実験的すぎて原作ファンとゲーマーにそっぽ向かれながらも、何故か一部の人達によって魅力が発掘拡散されることもネット社会ではわりとありますし、何がベストなのかだんだんわからなくなってきます。感性は十人十色とかビデオゲーム特有の不思議な魅力とかそんなあやふやな感じでしょうか。

          Alien vs Predetor Classic2000やStarship Troopers(2005)あたりはある種究極のキャラゲーとして位置づけています。何しろプレイヤーを半分置いてきぼりにした難易度ですから。暗闇で背後からあっという間にエイリアンに引きちぎられれば、「リプリーは本当に凄げえなぁ」とか「実際にエイリアンがいたら人間なんてこんなもんだよな・・・」というように想像よりもビデオゲームを通した方が原作の世界を実感しやすいからです。強い暴力描写のあるゲームは暴力的な難易度であっても割とありなんじゃないかと。商業的には怪しいですけどね。

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