Dogfight 1942 – 安定のCI Gamesクオリティ

開始30分でエースパイロット気分を味わえるカジュアルなドッグファイト(フライトシューティング)。…というのが最大の売り。それ以外となると申し訳程度に付いているキルカメラくらいか。本作は直感的な操作が可能かつ目の前の敵を倒すだけといった単純で単調なゲームなので、味わい深い楽しみや挑戦を求めているプレイヤーには向かない。だが裏を返せば、戦闘前の離陸にすら練習が必要なシミュレーター的な作品よりもずっと”手に取りやすい”と言えよう。よって、この手のゲームに興味があったり、ステップアップの意味も兼ねて簡単操作で雰囲気を味わうというのも悪くない。また、寝る前に少し起動し、枢軸軍を蹴散らして良い気分のまま寝るといった安眠装置としても優秀だ。とにかく簡単にヒーローになれるのが良い。不思議と戦闘機で敵機をやっつけると他のジャンルよりもヒーローになった感が強い。

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Vietcong – 難易度Normalで二週目

新年一発目なので、なるべくなら気合の入った文章を書きたかったのだが、遊んだ(選んだ)ゲームが悪かったのか、書きたいことがほとんど無い。面白いゲームを遊んでいる時には脳みそが動かない例の持病だ。実際にプレイしている時も「良いゲームだなぁ・・・」とつぶやいていただけ。その本作を軽く紹介すると、タイトルの通りベトナム戦争が舞台となっていて、現地民(でありながらもアメリカ軍によって訓練された優秀な)ポイントマンであるナットの道案内にしたがってジャングルを少しずつ進んでいくプレイ感覚が非常にユニークであり、ゲーム全体を通して泥沼化していった戦争の雰囲気がうまく作られている。かつ日本語訳も秀逸でありながらも、戦闘も面白いという全てがうまくまとまった奇跡のFPSなのである。未プレイの人にお薦めなのはもちろん、「長いトンネル迷路はもう嫌だお」といった印象が残っている人もリプレイともなれば多少余裕が生まれるはずなので再度当時のアメリカ兵になったつもりで、もう一度やるせない戦争の気分を味わうのも良いのではないだろうか。→Windows7以降用非公式Patch

  • 銃声、BGM、音の定位などサウンド関連は素晴らしい出来。EAXにも対応
  • 休憩しようとEscを押しメニュー画面に戻ると、テーマ曲の「Pseudo Hendrix」が流れ、なんとも言えない味わい深さを感じる
  • レーダー無しの方が面白いのでは?となんとなくオプションから消してみたが…一瞬でマニア向け難易度となってしまった
  • 任務を達成後に狼煙を上げ(or無線連絡)回収用のヘリを待つ。そんな戦争ゲームによくあるシチュエーションだが、Vietcongではわざわざヘリが遠くから時間を掛けてやってくるのである。一見無駄な時間を増やしているだけのようだが、これはこだわりの部分だと思う。耳をすますとヘリが近づいてくる音がじわりじわりと聞こえてきて、無事に生き残った感じが強く湧いてくるのだ

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◆緑ミドリみどりのむせかえりそうなジャングル

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◆いいぞベイベー。逃げるやつはベトコンだ!逃げないやつはよく訓練されたベトコンだ!!
ホント戦争は地獄だぜ!フゥハハハーハァー

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Medal of Honor: Pacific Assault – 歴史を知る意味でも(10)

本作は太平洋戦争を舞台にしたタクティカルな味付けのシューターである。数年前アクション寄りのMedal of Honor: Allied Assaultをプレイした後に本作のDemoを動かしてみたことがあるのだが、あまりの毛色の違いにひどく戸惑ったことを覚えている。しかし、ここ最近ようやく落ち着いたゲームをクリアできるようになってきたので、ふと存在を思い出してやってみたわけだ。…が、あまり面白くなった。その要因はあまりにも基本に忠実かつ窮屈なシューターだからだ。つまりは注意深く索敵を行い、慎重に射撃し、無駄弾を減らし、できるだけ被弾を減らせ、ということなのである。一応はリーダー格の指示に従ったり、味方部隊に指示を飛ばせるので、頭の良さそうなAI(=良いとは断定できない)に頭の良さそうなAIをぶつけるというBrothers in Armsに近いゲームとして遊べなくもないが、面白みに繋がっているように感じなかった。分かりやすいのは制圧射撃を指示し敵の注意を引いている間に別方向から襲撃するといった戦術なのだが、戦う場所が狭いため、自由度以前に答えが半分見えているようなものだ。付け加えると、私は指示を飛ばすのがド下手なので、自分自身で気合を入れたAimでゴリ押ししていく方が良い結果になることが多かった。

ただまぁ、面白くないからといって、それがすなわちダメゲーかというとそうでもない。なにしろ糞真面目に一人称視点型戦争体験ゲームを作ろうと思えば、面白くなくなるのはある種当たり前なのだ。白兵戦に限って言えば、M1ガーランドを持ったアメリカ兵に対して日本兵が正面から戦うわけがないし、ジャングルの中で日本軍が迷彩服を着ながら待ち伏せるという戦闘も実際に多くあったのだろう。CoDであればこれをゲーム(娯楽)としてプレイヤーに苦労をさせず楽しませように作るが、本作MoH:PAでは歴史をなぞるという遊びをプレイヤーに提供したかったように思う。そのため爽快さとは無縁だ。先に述べたようにジャングルでの戦闘がゲーム中でも多いわけだが、視野性は非常に悪く、ゲーム(娯楽)としてはありえない程に敵(日本兵)が発見しづらい。せわしなくちょこまかと動き回ることからも頭はおろか、体に当てるにも一苦労だ。そんな苦しい戦闘をある程度フォローしてくれる衛生兵がありがたい。彼は各Mapにつき四回という制限付きだが体力を全回復してくれるため、ゲーム全体の緊張感を保たせつつも、ある程度の失敗を帳消しにしてくれるのである。このさじ加減が本作で一番優れている点だ。アクションゲーマーでも頑張ればなんとかクリアできるような難易度設定。確かに万人に好かれるというわけではないが、珍しい題材を扱っているわけであるし、盛り上がるスクリプト演出や迫力雰囲気抜群のサウンド+EAX、戦争に巻き込まれたアメリカ新兵の心境、アメリカ側からは見た零式艦上戦闘機などが描かれており、全体を見てみれば質の高いゲームであることに間違いない。歴史の勉強も兼ねて日本人かアメリカ人ならば一周遊んでみるのも悪くないように思う。

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◆ある日の真珠湾。先日演説された「リメンバー・パールハーバーを和解の合言葉に」は流石に「核なき世界」と同レベルにしか聞こえない。日本側の開戦連絡が遅れたとか意図的に石油を止められたとかドイツの同盟だったからとか中国が宣教師を大量に受け入れたとかイギリスに頼まれたとかいろいろな話があるわけだが、わざわざ調べないと手に入らないそんな情報よりも、日本軍が奇襲している絵面がポンと映像で出回ればアメリカはおろか世界中からも悪者にしか見えないわけで

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◆衛生兵のジミー。分隊全員を回復させる頼りになるヒーラー。四次元ポケットから無尽蔵に回復剤を取り出すくせに、主人公トミーにだけは四つしか渡さない鬼畜でもある。大人の事情で不死の肉体を持っているが負傷しないというわけではないので、瀕死になりながらも自分で自分を治療するブラックジャックのような芸当も見せてくれる。シュール。重ねて言うが、彼が居るおかげで戦闘難易度がマイルドになっており、根気がればどのようなプレイヤーでもクリアできるように思う

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Call of Duty 2 – 難易度Hardenedで二周目(22)

先日Call of Duty(2003)の難易度Hardenedをプレイした苦い経験から、本作をHardenedで遊ぶのにも危険な予感がしたのだが、初回と同じ難易度(Normal)で二度で遊ぶのもそれはそれで面白くないと思ったので、少々複雑な気持ちでHardenedを選んだ。結論から言うとロシア編は大変満足のいくものだったが、イギリスとアメリカ編はまぁまぁといったところだろうか。まずロシア編だが、前作から最も良くなった部分、つまりはグラフィックだが、それが大幅に向上し、煙や雪などを高度なパーティクルにより描画することで戦場の臨場感や迫力を増やすことに成功している。その圧倒的な光景を見ながら遊べるようなシューター部分も、これまた適度な難しさとなっていて、目と手(腕)の両方で素直に楽しめる出来になっている。よってロシア編だけ(まで)は間違いなくCoDの続編であり”Call of Duty 2″と言える。

しかしイギリス、アメリカ編になると、演出や特殊なシチュエーションが前に出過ぎてシューター的な面白さが軽視されているように感じてくる。初回のプレイならば戦車や砲撃を見ながら「うおーすげー」などと新兵気分ではしゃいでいれば良いのだが、先の展開を知っている状態(リプレイ)だと演出よりもシューター部分に目がいってしまうわけだ。そうして注意深く見てみると、どうも作っている側にネタ切れというかヤケというか行き詰まりのようなものが感じられる。激しい戦闘を演出したかったと言われればそうかと一定の理解はできるが、敵の配置があまりにも雑なのだ。特にインドア戦闘が酷く、一つの家屋から10人以上の兵士がワラワラと出て来るような出来の悪いバリューFPS的な展開が多々あり、とてもではないがCoDプレイヤーが求めているようなゲームになっていない。思えば彼らIWは3年以上も似たようなゲームを作り続けていたわけだし、変化という変化はもうこのあたりしか残されていなかったのかもしれない。CoD4は現代戦に移ったし。

  • 音の作り込みとそれを増幅させるEAX3の効果は抜群。ヘッドホンと共に戦場を感じろ!
  • 体力の自動回復速度は早いので、テンポを乱しているといった印象は受けなかった
  • やっぱりKar98kとMP44は最高やな
  • 中盤から難易度が大きく上がるのはアクションゲームとしては自然なことだが、それが没入感を重視しているCoDのシステムと合っているかは分からない
  • 敵が頻繁に手榴弾を投げてくるが、基本的にプレイヤーはしっかりと画面を見ていれば回避できるように作られている。このあたりは何かうまく調整されているのではないだろうか。CoD:WaW(Treyarch制)の手榴弾地獄から考えれば、CoD2の殺す気の少ない手榴弾は制御されていると考える方がしっくりとくる

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◆鮮やかなビル破壊。と共にプレイヤーの達成感を増幅させるBGM

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◆敵がマシンガンや戦車が道を塞いでいる時はスモークグレネードを投げて対処。これ自体は良いアイデアだが、ピンチの打開方法が全編を通してこれだけになっているのは、かなり単調な感じがする

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Call of Duty – 難易度Hardenedで二周目(21)

二周目ということで安易に難易度を上げてみたのだが、やや失敗だった。序盤こそ適度な難易度により、かなり楽しく遊べたのだが、中盤に差し掛かる辺りで覚えゲー要素が強くなり、そこから先はあまり熱中できなかった。ただまぁこれは間を置いてプレイした感想なので、一周目の記憶が残っているうちであれば、それほど気になることではないのかもしれない。よってアクションゲームとしてはそこそこという印象であるが、戦争体験ゲームとしては今だ抜群に優れており、EAX3を用いた環境音を含め、ヘッドホンをしながら遊んでみると毎年最新作が出続けている「Call of Dutyブランド」の礎であることを感じ取れるだろう。

少しハードウェアの話へ変わるが、Sennheiser PC360-X-Fi Titanium-Winodws7環境下でAlchemyを通してEAXを使うと微妙にクライアントが不安定な箇所があった。ただまぁこれは無視できるレベルで、問題は安定性ではなく音が微妙に変化しているのではないかという疑いだ。音の定位ではなく音そのものである。どうも記憶よりも大分シャープというか無機質な印象なのだ。そこで検証というか聴き比べといったレベルだが、X-Fi Titaniumと構造が近いX-Fi Xtreme Gamerを使いWindowsXP環境下でStalingradの激戦場面を交互に聴き比べてみた。結果、記憶の通りXPの方が音が丸く聞こえた。ただ、決して艶があると言った感じではなく、解像度が低いとかボケているといった言葉のほうが近いかもしれない。…はて解像度?今これを書いた時点で思い当たることがあった。そういえばWindows7の方はOS側でサンプリングレートを最大(24bit/192kHz)にまで上げていたのだった。試しにデフォルト状態まで戻してみるとほぼXPと同じような音になった。目隠しして当てろと言われたら無理なくらいだ。当初「Alchemyの動作が怪しい」という結論に結びつけるよう書き始めたのだが、最終的に「Alchemyはまとも&サンプリングレートを上げ過ぎるとゲームに適さない可能性がある」ということになった。いやぁ、書いてるうちに結論が変わってしまうのが文章書きの面白さ、醍醐味だよね☆ミ

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◆「畑で採れる」と噂のソ連兵を描いたロシア編のシナリオが一番面白い。銃の配給が足りないため、手ぶらになってしまった兵(農夫)に向かって「目の前で倒れている同士から銃を拾え」というような滅茶苦茶な命令がロシアらしさ全開というかなんというか…おそロシア。解像度はid Tech 3の改造ということで少しcfgを書き換えるだけで変更可能。ビデオカードからAnti-AliasやFilteringを盛っていくとかなり見栄えを良くすることができ、快適に遊べる

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◆当然ではあるが、どのシナリオも敵はドイツ野郎。難しく感じる戦闘箇所も繰り返しやり直せば必ず突破できるようには作られているが、覚えゲー要素が強く、それが一部で褒められているほど優れているかはやや疑問に思う。やはり難易度Normalがベストだ