Sci-Fi一覧

Titanfall 2 – FPS史に残るか(2)

私のロボ萌え属性を差し引いても、本作のキャンペーンはよく出来ていた。FPSキャンペーンにおける「良い出来」とはストーリーとゲームプレイが噛み合っていることだと定義したい。ここ数年で遊んだゲームではDeus EX、No One Lives Forever、Vietcongなど世間的に高評価なタイトルに匹敵し、頭一つ落ちたBattlefield 1、The Darkness II、Call of Juarez: Gunslingerあたりよりも満足度は高かった。

Respawnのキャンペーン作りもさることながら、EAのローカライズも良い仕事をしたように思う。タイタン(BT7274)との掛け合いはどこか日本アニメのセリフ回しのようで、上手にまとまっていて、最初から最後まで長い時間おおいに楽しめた。ゲームプレイは基本的な戦闘訓練から、Titanfall特有の移動方法、タイタン同士の戦闘などマルチプレイを遊ぶ前のチュートリアルとしても機能しており、隙がない作りとなっている。素晴らしいとしか言いようがない。


Metro Exodus – RTX観賞用(4)

最終ステージで敵のラッシュを凌いだ後のハンドルが正常動作せず進行不能に陥った(バグ?)。再起動しチャプターをやり直しても改善されないため未クリア。今回は過去作よりも自由に探索可能なセミ・オープンワールドのシステムが採用されているが、原作ありかつ超人として描かれていない主人公アルチョムとは相性はやや微妙。積極的にサブクエストをこなしても戦力の向上幅が小さく、他のアクションゲームやRPGほどの成果を期待できない。また、戦力を微増強してもメインクエストがステルス戦術を推奨しているため、派手に暴れると後味の悪い結果となる。結局、登場人物のお使いをこなすことにより、物語の厚み(温かみ)が増す程度の意味合いしか持たないのだ。

RTX2060でもFHDなら少し設定を落とすだけでRTX(High)の60FPSが安定しており、思ったよりも快適にRTXでの旅が楽しめた(思ったよりというのは超負荷のQuake2 RTXを動かした経験からだ)。リアルタイムレイトレーシングは太陽や月の光で特に分かりやすく、ビデオゲームの表現力がまた一歩向上したなと技術の進歩を感じられる。ゲーム面ではあまり評価できなかったセミ・オープンワールドもRTX技術を見るための”コース”と考えれば、なかなか趣があってよろしい。今回使用した2060では同時にPhysXを入れると、負荷がかかる場面で不安定になってしまったが、純粋なパワーとRTコア性能が大きく向上した30XXシリーズならば、過不足なく動かせるだろうし、その状態でプレイする本作は一段と価値を高めるだろう。


◆差し込んでくる日光部分がレイトレーシング。動画を見た方が分かりやすいか


◆大部分が野外での行動となるが、やはり息苦しさを感じる地下鉄(メトロ)の方が居心地がいい


Project: Snowblind – 期待しなければ

Deus Exシリーズをアクションシューターとして作り直した本作。5種類のAugmentationとSecondary射撃モードのある7種類の武器、そして4種類のグレネードに、2種類の補助装備。これらの多種多様な武器道具に豊富な弾薬が組み合わさり、正面突破の正規ルートの他、ステルスやハッキングを使った迂回ルートまでもが用意されている。「おもちゃは用意したからあとは好きに遊んでくれ」と言わんばかりだ。

各所で言われている通り、これらの高い自由度はあまり面白さに結びついてはいない、とはいえ、それはあくまではよく出来たゲームと比較しての話であり、同じ武器のまま5.6時間進むC級シューターと比べれば、選択肢があるだけでも格段に娯楽として機能している。用意された要素を試しながら進めるだけで、丁度良く終わるくらいのボリュームなので、SF的な世界観が好きならば、適当に銃をぶっ放しているだけで楽しい気分のまま終われるだろう。また、シリーズの経験者ならば、よくここまで操作系統をまとめたなとシステムの出来に着目するのも良いかもしれない。


◆Ballistic Shieldで攻撃を防ぎ、強引にショットガンの有効距離まで


◆Enhanced VisionのAugmentationで敵の位置と監視カメラの視界を容易に把握

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Deus Ex: Revision – Human Renovation(10)

Steam実績が実装されたり、GOG.comからダウンロードが可能になったりと、格別の対応を受けているDeus Ex総合ModのDeus Ex: Revision。そのデフォルトゲームモードであるHuman Renovationを難易度Normalでクリア。オプションからShifterまたはBioModのAugmentation調整機能を使用しなければ、難易度が上昇したグラフィック強化Modといった感じ。その難易度上昇さえ適切であれば評価されたのであろうが、強化された敵の索敵能力と射撃精度はステルス系を萎えさせ、戦闘系を進行不能(?)にさせるほどなので、バニラとの違いを比べるという楽しさはあったが、純粋なゲームプレイでの満足感は少な目。


◆近接攻撃力と移動速度を上げ、自分の有利な間合いで戦える剣士風味のDenton。遠距離はスナイパーライフルとGEPガンで対応していく極端な構成。中距離は気合で・・・。


◆現代的なゲームバランスに調整したと聞こえはいいが、ゴリ押し戦闘できる箇所が潰されていたりと製作者の意図した通りの迂回(ステルス)で進むことが強制されている印象を受ける。これが果たして自由度が売りのDeus Exなのか?という疑問は当然沸く

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Deus Ex – 難易度Normalで二週目(9)

珍しく正解に近いキャラクター育成をして二週目を普通にクリア。一度プレイすると使えるスキル、Augmentation、武器が分かるので、それを惜しみなく投入した形だ。正解の選択とはいえ、序盤のDentonは貧弱なので、どのように成長させてもさほどプレイに影響はないように思うが、香港でDragon’s Tooth Swordを手に入れてしまうと一気に変化する。

中盤にもかかわらず、もうクリアまで障害がないという見通しが立ってしまうのだ。ある程度の予測はしていたが、ゲームへの興味がそれよりも大きく下がったことに驚く。序盤では鍵開けで進んだルートから別の正面突破で進むルートに戻りアイテム集めなどを楽しく行っていたが、香港以降にそれは無し、最後まで流して終わらせた。発見が多く、作りこみの濃さと理解は深まったが、遊び方を考えさせられる結果となった。


◆二週目なのでエージェントらしく丁寧にステルスしてゲームを進めていきましょう


◆数時間後。ステルスっていうのは労力に見合うだけの成果がある時に使う方法でして…

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