Sniper: The Manhunter – スナイパーゲームではない

開発はポーランドのSildenという会社。Chernobyl Terrorist Attack(2011)Chernobyl Commando(2013) の間に本作は発売されたが、ゲームの味付けはChernobyl Commandoに似ていて、難易度はかなり低めになっている。雑な出来だが頭を空っぽして射撃するには悪くないだろう。ゲームエンジンは自社製のArgon(Ver5)になっており、グラフィック設定を上げると、負荷のわりには綺麗にならず、ロード時間も長くなるのが相変わらずでオススメしにくい。フレームレートを安定させるには低設定が無難だろう。

スナイパーゲームとしてはダメ

単に「Manhunter」という名前で売られていることがあるので、販売事情はわからないのだがスナイパーゲームとして買うのは問題がある。というのも基本的にAIはプレイヤーと対面するように動くので、プレイヤーは突っ立ってれば敵が律儀に目の前にあらわれてくれるので、幼稚な的あてゲームになっているのだ。この貧弱なAIがさらに音に反応しないというのが非常に不味い。通常の戦闘では敵が”ただの的”という状態でも問題ないが(楽しいゲームを求めている人には大問題だが)、暗殺などの重要な狙撃シーンなどでもボディーガード役の敵が棒立ちで、スナイパーライフルの大きな射撃音などにも反応せず、何発も外しても警戒状態にならずゲームが進行したりする。はっきり言って緊張感もゲーム性も皆無でつまらない。よってスナイパーライフルを持っているだけのバリューFPSという位置づけになっており、スナイパーゲームのようなものを期待してはいけない。

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◆敵の死体が重なっていく。敵AIはプレイヤーと対面するように動くので、索敵の要素は無く、目の前に出てくる敵をひたすら撃てばいい。なかなか腐っている仕様だが、銃が撃てればそれでいいという人ならば気にならないだろう

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◆タイトルの通りスナイパーライフルは標準装備。弾は真っ直ぐに飛び、敵も頻繁に棒立ちになるので、じっくりと頭を狙っていくのが楽しい遊び方。スナイパーライフルと同時にアサルトライフルやサブマシンガン、ハンドガンを持つことができるので全距離に対応できて手詰まりになることはないだろう。難易度は低い

Chernobyl Commando – 優秀なB級FPSに大変身(2)

前作Chernobyl Terrorist Attack をしっかりと整えてきたB級FPS。クリアした感想は、前作の悪い点をユーザーの言うとおり全部直しましたよという感じ。普段はAAA級FPSしか遊ばないユーザーでも多少楽しめるぐらいには整っている。グラフィックの見た目は向上していないが、幾分か最適化は進んでいると思う。Fast Renderingの設定ではかなり安定していた。

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弾薬補給が少なく実質アサルトライフル以外は使えなかった点は前作から改善された。単純に所持できる弾薬が増えたし、敵が柔らかくなっているので消耗も少なくなっているので手詰まりになりにくくなった。他に体力の自動回復速度が早くなったので、全体的にゲームのスピードが上がったように感じる。なかなか爽快だ。また、ARを持ったままスナイパーライフルを三つ所持できるようになり、戦闘難易度は自動回復速度と相まって、相当低くなった。しかもSRの弾薬は共通ではなく、各150発撃てるので450回の狙撃が可能だ。

「遊びにくいC級FPS」が「遊びやすいB級FPSになった」

脳みそを空っぽにして目の前の敵を撃ち殺せばいいゲームのお手本。とても素晴らしい出来上がり・・・なのだが、あまりにプレイヤーへのストレスを排除してしまったため、浅い面白さになってしまっているのが少し残念だ。

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◆敵のグループを殲滅するとスローになる演出が入る。戦闘が終わったと分かり、緊張がほぐれる瞬間だ

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◆機銃を操作する場面は比較的難しくなっているのは、通常戦闘の簡単さとの兼ね合いか

UberSoldier II – よく出来たB級FPS

本作はヘッドショットが重要視されているので最初から最後まで楽しめた。同価格帯のFPSよりも出来が良いので、WW2時代のFPSが遊びたい人には良い選択ではないだろうか。

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2008年発売ということもあり、特別綺麗なグラフィックではないがゲームプレイに支障がないような配色になっているので好感が持てる。

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主人公のKarlはバリア(Time Shield)を貼ることが出来る。火炎放射はその内側から敵を一方的に攻撃可能だ。痛めつけているという印象が強く、笑いながら汚物は消毒だーという感じにはならない。


移動速度は遅めになっているが、落ち着いてヘッドショットを狙うようなゲーム性と合っているので、慣れれば気にならなくなる。前作はスピード感を全面に押していたので、続編としては少しハテナがつくが。

Strategy First でダウンロード購入した。予期はしていたが、日本からすべて落としきるのには時間がかかる。また、Ubersoldier (2006) もGamesPlanetでDL販購入したが。こちらも日本からだと速度が出ない。

Chernobyl Terrorist Attack – 10年前のバリューFPS(1)

グラフィックと射撃感がOrion Games製作のバリューゲームに良く似ていると思ったのだが、実際に作っているのはSildenという欧州の会社。ゲームエンジンは自社製のArgon(Ver4)で最高画質にすると、そこそこ綺麗になるものの、異常に重くなってしまうので、ゲームを楽しむつもりならば最低画質が良いだろう。

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目的地への案内は親切。迷うことはないが、道がデコボコしていて引っかかるので少しストレスを感じる。武器は7.8種類あるのだが補充が限られているので、実質的に精度の悪いAK(アサルトライフル)しか使えない。その銃で相手にするのはAKを5.6発くらっても平気な顔をしているサイボーグのような奴らだ。加えて千里眼と超AIMを完備している昔ながらの敵AIを搭載しており、とても人間を相手に銃撃戦をやっているように気になれない。受けるダメージが少ないのだけ救いだ。

一本道以下

「A地点で戦闘開始→B地点に移動して戦闘→C地点に移動して戦闘→A地点に戻って再び戦闘」このようにMAP上をぐるぐる回らせてトリガー湧きで敵を出現させるだけという展開が多く、ゲームバランス以前の開発側の手抜きが目立つ。これは一本道よりもタチが悪く、いくらバリューゲームといってもやってはいけないラインだと思うのだが、理不尽な即死もなかったし、テンポも標準的だったので、クリアしてみるとそんなに悪くなかったという気がする。

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◆馬鹿みたいに弾薬を消費して敵のグループを殲滅するのがかなり疲れる、このゲームならではの疲労感だ

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◆狙撃パートは遠くの敵をマーキングしてくれるので親切を通りすぎて、作業になってしまっている。また、スナイパーライフルは全編を通して威力と精度が揃った最強の武器だ

Cryostasis: Sleep of Reason – 雰囲気を満喫した(2)

プレイしている時の没入感が高すぎて、寒さと暗さでいっぱいになったが、無事にクリア。チャプター15まではぼんやりとしたストーリーだったのが、16から17にかけて大きく動いて18で綺麗に終わった。詳しくは書かないが、ゲーム内容と物語がよくまとまっていたので遊んでよかった。良い物語ではあるが、隅から隅までキッチリと描かれているわけではないので注意が必要だ。個人的にはストーリーというものは突き詰めて考察しても意味が無いと思うので、よかったなぁと感じたら、ぼやけたままにしてもよいのではないだろうか。

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入手できる武器のバランスは悪く、後半はSMG(PPSh-41)だけあればあとはいらないという感じ。無理すればボルトアクション(Mosin Nagant)でもなんとか戦えるが、メインでの運用は難しいだろう。

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◆…寒い。銃が凍ってしまうが、撃てなくなるということはない

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◆シロクマの毛の描写が良い。Vivisectorからパワーアップしている