The Fifth Vortex – 観光旅行(12)

The Fifth Vortexは2013年に公開されたUnreal(1998)のシングルMap集だ。ストーリーは拡張パックのReturn to Na Paliから25年後ということで、Skaarjの数が少ない。「Skaarjが少ない」というのはPrisoner 849(Unrealの女主人公)が暴れまわったからという開発側の設定なのだが、プレイした限りだと、どの敵も少なく戦闘自体が少ないと言える。つまり、軽い探索がメインであり、Return to Na Pali後の世界がどうなっているのかをゲームを進めながら紐解いていく、オリジナルUnrealが好きな人に向けた後日談形式のMap集なのだ。ボリュームも三時間ほどと丁度よい感じで、強化型のラスボスも居ることから、クリア後の満足感は高かった。

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上の二つは3dfx Glideで撮ったもの、以下はOpenglで撮ったもの。実際はGlideの方がやや綺麗に見えるのだが…キャプチャソフトの設定を忘れて低画質になってしまった

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Perfected Doom 3 – 完璧ではないが優れている(42)

“暑すぎて新しいゲームに手を出したくない”企画の第三弾。今回触れたのは最新のVersion 7なのだが、結論から言えば楽しめた。難易度は一番下のRecruitだったが、バニラDOOM3で言うところのMarineとVeteranの間くらいなので丁度良かったように思う。話が前後してしまったが、Perfected Doom 3はゲームバランスとグラフィックを調整した総合Modだ。例によって詳細はMod DBぎゅんた氏のブログを見てもらいたい。過去Version 4か5か6に触れた際はあまりの難しさにやる気が吹き飛んでしまったが、今回Ver7からフラッシュライトが廃止され、DOOM3 BFG Editionのように武器を持ったままライトを付けられるようになったので、多少簡単になった印象を受け、難易度を下げて挑戦してみたわけだ。バニラDOOM3の懐中電灯と武器を持ち替えるのんびりとしたゲーム性は気に入っているが、思い切り戦闘に特化したバランス調整で懐中電灯はやはり不要なのである。

  • ヘッドショットが重視されており、プレイヤーの技量によってはバニラよりも火力が上がる
  • Recruitだと弾薬が多すぎるので、多少自粛気味にプレイ
  • プラズマガンの効果音が昔のものに…やっぱりこっちなんだよなぁ
  • 少し画質を上げるだけでも2600K@4GHz+GTX980Ti環境でフレームレート60を切る
  • ロストソウルが超強い。一匹でも接近を許すと視界が揺れ続けてゲームオーバーを覚悟
  • ペインエレメンタルが追加されているため、上記ロストソウルへの恐怖が増加
  • 透明なインプも追加。紫色の火球を投げる時しか目視できないため厄介
  • Hell以降にオリジナルMap追加。バニラではあっさり基地に戻ってしまったし、良いと思う

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◆懐中電灯と武器の持ち替えがないと、序盤のお化け屋敷にゲーム性は無いんだよなぁ

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◆このModで一番愉快なのはヘッドショット成功時だ。ヘッドショットの威力がべらぼうに高いので、狙いすましたショットガン一発もしくは適当に頭周辺を狙った連射武器で、バニラで面倒だったCommandoやRevenantなどを溶かした時には心がスッと晴れる

以下楽しみが増えたり減ったりするかもしれないスクリーンショット集

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Matto 4 – カジュアルなFEARかな(5)

非常に評価が高いFAR CRYのMod「Matto 4」を難易度Mediumでクリア。野外よりも室内での戦闘が多いため、頭と耳の良いFAR CRYご自慢のAIが”馬鹿に見える”のが印象的だ。不審な音が聞こえるとホイホイと前にでてくるアノ行動。ただ、このModはそのお馬鹿さを面白くなるように組み込んでいるため、本編のような残念さは感じない。特に狭い場所では賢さとマヌケさが入り混じった不思議な動きをしてくるのがなかなか興味深い。

回り込んで攻めてくるようなFEAR相当の賢さを持っていると思いきや、身を隠したまま動かずに撃ってくるFEAR2のような動きをしてくる混沌さなのだ。また、主人公ジャックの耐久力も上がっていることから、それほど慎重にプレイする必要はなく、大量に出現する敵と何も考えずに銃撃戦をやってくれということなのだろう。FAR CRYのModといってもよくあるB級FPSに近く、気軽にプレイできるので万人におすすめできる。世間の高い評価もうなずける。ほんま手強いAIを相手に立体音響+ヘッドホンで遊ぶシューターは最高やな。

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◆追加された轟音ショットガン。SOFライクな撃ち心地がたまらない

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◆命を削るようなジャングルでの恐怖感さえもが、懐かしい友のような印象を俺の体に刻み込んじまったようだ?

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Dimension of the Past – 認めたくない(18)

生誕20周年に合わせる形でQuake(1996)にEpisode 5「Dimension of the Past」が配信された。制作したのはWolfenstein: The New Orderで有名なMachine Games。20年後にEpisode5が、しかもid以外によって追加されることに何やらモヤモヤしたものを感じるが、とりあえず一周遊んでみた。

序盤は近年のゲームにありがちなサービス過剰さが目につき、とにかく気持ち悪い(Wolfensteinではプラスに働いていたが)。目立つ場所に置かれているQuad Damageを取るとすぐに大量の敵に囲まれるシチュエーションは完全にSerious Samのノリであり、これじゃない感がすごい。シークレットも寄り道をするだけでバンバン取得できて違和感があった。ただ、Mission3あたりから急激にサービスが減っていき、昔のQuakeっぽくなっていったのは良かったというか当然というか。そこから先はまぁまぁ楽しめたが、Episode 5を名乗るには少し厚かましいように感じる(ZeniMaxの指示だろうが)。

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Shamblers Castle – 速ければなんでもいい(39)

Shamblerの城に攻め込むシングルプレイ用カスタムMAP「Shamblers Castle」をクリア。名前やスクリーンショットでなんとなく分かると思うが、Quake1を再現したDOOM3用のModだ。30分ほどで遊び終わるこじんまりとしたボリュームなので手に取りやすい。また、その短さ故に製作者側の出し惜しみもないので満足感が高い。当たり判定に少し違和感があるものの、基本的にはQuakeそのままなので、経験者ならばそのスピーディな展開を楽しめるはずだ。Quake4もこれくらい速かった良かったのに。

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◆エフェクトが美しいShamblers Castle

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◆シャンブラーちゃんの電撃(id Tech4)