Quake IV – 難易度Generalで三周目(25)

超面白い時がある難易度だった。その場面のほとんどはゲームの後半に集中しており、戦闘を行う場所がある程度広いこと、主人公がストログに改造された後であること、多数の武器を使用可能であることの三つの条件が重なっている時だ。逆に言うと、この三つのうちどれか一つでも満たしていない場合は、大体が死んで覚える展開となっており、自然な面白さとは言い難い。高難易度を攻略するのが好きでなければ、ストレスの大きい体験となるだろう。

三つの条件を一つずつ補足しよう。戦う場所が狭い場合、爆発武器の自爆範囲と威力が大きいため、安全なマシンガンやショットガンを使いたくなってしまうのだが、Generalでは敵が硬いためどうしても弾薬不足に陥ってしまい、爆発系の武器を活用せざるを得ない。しかし、これを上手に運用するためには敵の配置を覚える以外に方法がないようで、死んで覚えるの基本となってくる。どう考えても不必要に自爆ダメージの範囲が広いため、並のFPSと同じにするだけでも相当印象と感触が良くなると思うのだが。次に主人公のストログ化だが、これは移動速度の上昇…というよりも、アクションシューター(Quakeと銘打つ上で)として最低限の移動速度に戻るといった感じが強く、「足の遅い前半とはなんだったのか」とパワーアップ直後に脱力してしまう。武器が揃うということは距離別、状況別に持ち替え、弾薬を計算しながら進めるというゲーム性の向上に直結。これも用意された武器をただ単に使うだけという半強制された前半から武器が増えていくことでそれが解消され…このゲーム前半いらなくね?


◆ショットガンに限らず武器の感触が素晴らしく、敵を撃ってるだけで楽しい気分になる


◆ボス戦全般はド直球な戦闘(操作)スキルが要求されて良い感じ

続きを読む

Specnaz 2 – だめだこりゃ

GamersgateでModern Warrior: Special Tacticsの名で販売されている本作を軽く一周。「Specnaz 2」というのがクライアントのタイトル画面から原題であることが分かる。どうも開発国ロシア意外の地域ではCity Interactiveが販売を請け負っており、その際に名前が変更されているようだ。

ゲームの内容は有って無いようなもの。お馬鹿な敵が集団でお行儀よく襲ってくるので、目標にセンターに入れてクリックするだけの作業が続く。謎解きもルート探しも無い。一応ヘッドショット判定が存在するため、集弾性の高いタップ撃ちで敵の頭を狙って素早く敵を仕留めていくという王道のシューター的な面白さがシステムに組み込まれているわけだが、あまり面白みを感じない。真面目になれないというべきか。ゲームデザインなんて知らねぇよと言わんばかりに大量に沸いてくる敵グループに対して、害虫バスターにでもなったつもりで適当にフルオートで追っ払うのがロシアンシューター的で楽しめる。


◆EAX目当てに手を出してみたが、音の定位自体はそれなりであるが、収録されている音の解像度が低いのかぼけているように聞こえイマイチ。音と同じくらい射撃感もがっかり仕様で、同エンジンのUberSoldierから考えるにもう少し頑張れたのではないかと思う


◆敵が奇声をあげたり、そこいらに広がっているドラム缶を爆破させると、ドーン・・・ドーン・・・ドーン・・・ドーンと大連鎖して辺りがハチャメチャになる馬鹿っぽいところがPostal 2みたいで好き

続きを読む

Illhaven Saga – 狭い(15)

Fantasy Quakeという名のQuakeのTotal Conversionの一部をUnrealに移植したのが、本シングルマップ集「Illhaven Saga」だ。選んだ理由は特に無く、unrealarchives.comでたまたま目に留まっただけ。元がQuakeということもあり、近距離戦闘が多く、オリジナルのUnrealとは戦闘感覚が違うものの、それだけの話。さほど違和感も無く遊べるだろう。お薦めできるほどの魅力は無い…かな。


◆出現する武器と弾薬の数は少なく、サバイバル色が強い


◆Unrealに限らずボスキャラ同士の仲間割れを眺めるのが好き

El Matador – 消化作業

珍しいEAX5.0対応作という事で軽く遊んでみた。そのヴァーチャルサラウンド(EAX)についてだが、音の定位自体は良いものの、どうもシューター部分を面白くしているようには感じなかった。Third Person Shooterというゲームの関係上中距離戦闘が多く、相手の足音を聞くような場面が少ないということもあるが、それ以上に敵が人間の反応速度を越えた機械的超Aimでこちらに先制ダメージを与えてくるので、耳を澄ませて「お、いるな」と警戒していても、基本的に被弾を防げないのだ。

一応はスローモー機能が付いているので、足音を聞く行為と待ち伏せを併用することで有利なゲーム展開を行えるが、異様にテンポが悪くなりシューター(ゲーム)として面白みを感じない。良いのか悪いのか分からないが、メディキットとアーマーが多めに配置されているので、EAXもスローモーも頭の片隅に置いて単純なC級シューターとして目の前の敵をバンバン撃っていく方が素直に楽しめる。アップテンポのBGMもなんだか積極的に前進するプレイを推奨しているように聞こえてくる。


◆一本道のうえ単調なTPSであるが、意外と射撃感が良く、だらだらと敵を倒すだけでもそこそこ面白い


◆スローモー+横っ飛びで奇襲。オマージュ元(?)のMax Payneは未プレイなのだが、こういう場面が頻繁にあるお洒落で格好良いゲームだと期待していて…

Unreal Nightmare – 調整した本編部分は良い(14)

SFJake氏によるUnreal Nightmareを難易度Normalで一周(後述するが最後あたりでGodとNoclipのチートを使用)。本Modはオリジナルのシングルキャンペーンに新ボス、新敵、新Map、ゲームバランスの見直し、レベルアップ要素、味方AI達による共闘などを追加した総合Modだ。

ゲーム開始3分でSkaarjとの戦闘が始まり、その10分後にはもう5.6体を相手にする本格的な3Dシューティングとなる様に、「クリアできるのか?」と反射的に疑問を感じたりもしたが、意外とレベルアップシステムが機能しているので、さほど心配いらないことが気が付いた。効果は主に攻撃力と耐久力と所持弾薬の増加であるが、中でも耐久力の塩梅が丁度良く、アクションFPSとしてほどよい緊張感で遊べる。また、レベルの他に新武器によっても自キャラが強化されるわけだが、敵側も似たペースで強くなっていくので、Vanilla Unrealに比べだらけた時間がとても少なく、夢中になって楽しめる(超クールなVanilla Unreal唯一の弱点が単調さ)。

途中棄権した追加マップ

本ModはVanilla Unreal最終MapとなるThe Sourceをクリアしても、ゲームクリアとはならず完全新規の四つのMapへと続いていき、それを攻略できれば晴れてクリアとなる。四つといってもラスボスと戦うだけのFadeを除く、Ariza Hill、Skaarj Tower、Skaarj Castleは三つは通常Mapのおよそ三倍から五倍ほどの広さであり、ずっしりと胃と心にのしかかってくるボリュームである。広くなったMapに見合う面白さがあれば当然文句など出ないわけだが、巨大なだけで作業感ばかり感じる微妙な出来だ。本家Unrealからの続きで遊べば、センスの差を思い切り感じ取れてしまう。

巨大で退屈なばかりでなく、追い討ちをかけるようにセーブ時にクライアントのクラッシュが多発してくるのもプレイ意欲を減らしていく。詳しくは分からないし、調べる気も起きないがセーブデータのひとつの容量が18MB近くに跳ね上がるので、どうも巨大化したMapと関連がありそうだ。それでもなんとかAriza HillとSkaarj Towerだけはクリアしたが、Skaarj Castleは進行ルートが分からずにNoclipを使用(Noclipでも正規ルートが分からなかった)。最後のボス戦もしっかりとレベルを上げていないと倒せない系だと判断し、面倒になってGodを打ち込んで雑に終わらせた(Youtubeに終盤のWalkthroughが上がっていないあたりで察してほしい)。追加マップは正直お勧めできないが、本編キャンペーンの微改造は正統なアレンジといった感じでとてもうまくできているので、いまだに初代Unrealが大好きだという人は触ってみると良いだろう。


◆Vanillaに比べ三倍以上の敵が出現するが、敵を倒して経験値を稼ぐ形のレベルアップシステムと相性が良く、ネガティブな印象は少ない


◆大きいことはいいことだ。既存の敵が気軽に巨大化し、中ボスとなって立ちふさがる

続きを読む