Half-Life: Day One – Voodoo5の試運転(7)

Half-Life: Day Oneは本編Half-LifeのChapter5(We’ve Got Hostiles)までを遊べるDemoだ。同じくHalf-LifeのDemoにUplinkという物も存在するが、こちらは本編が発売された後に一から作りなおされたもので、本編と被る場所がない。よって、一般的な観点からすると本編と同じものが遊べるDay Oneの方がDemoらしいDemoと言えるだろう。このところ90年台のハードウェアを集めるのに凝っており、いつの間にか本作のCD-ROMがおまけとして付いてきたので、eBayで競り落とした3dfx Voodoo5(MiniGL)のテストも兼ねて遊んでみた次第である。

ゲーム内容については何度プレイしても「相変わらずよく出来ているな」という以外に思うところがない。Steam版(最新版)と大きく異なっていると気が付いたのはMAPの構造だ。それらは味方AIと協力するいくつかの場面に繋がっているわけだが、その際に味方AIがかなりもたついていたため、正直あまり印象が良くなかった。しかしながら、それが製品版ではバッサリとカットされているのだから、相変わらずValveはプレイヤーに程度の低いストレスを押し付けてこないなと感心する。Voodoo5の他にはMonsterSound MX300によるA3D 2.0のテストも行ったのだが、EAX4or5を体感した身からすると大きな感動は無い。ただ、なんとなく当時では衝撃的だったんだろうなと想像するばかりだ。

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Quake 2 – 至極普通に三周目(16)

3dfx OpenGLによって描画される景色を見ながら至極普通に難易度Normalをクリア。「色合い」といった単純な言葉で言ってしまっていいのかわからないが、3dfxのビデオカードを使うと確かにゲームの雰囲気が変わる。なんというか自然なのだ。自然で美しいのだ。一度これを味わってしまうと、3dfx対応ゲームをその他のビデオカードで動かそうとは思わなくなるだろう。それほどに違いがある。このご時世にわざわざGlide Wrapperなるものが開発されている理由も分かるというものだ。

  • ブラスターの銃声はやっぱり失敗だと思う
  • 各主要武器が強すぎるのは問題ないが、持ち運べる弾薬の量はやっぱり多すぎる
  • 絶対的に面白いのは同年に出たUnrealの方であるが、気楽に遊ぶとなるとQuake2の方だろう
  • 公式最終パッチ3.20を当てるとAudio EngineがIASへと変わり(?)、システムを判断して自動でA3DかEAXに切り替えて立体的な音を出してくれるようになる…はずなのだが、Consoleを見る限るどうも上手く動いてくれなかったようだ。しかし耳で聴く分にはなかなかの音の定位であったため、A3D1.x相当で動いていたようにも思う(AU8830装備)

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◆Quake2全体を通してみると、このような場所でも明るい方なのだ

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◆残念ながらRailgunだけはSource portでエフェクトを改造したモノのほうが格好良い

以下、NVIDIA、ATI、Source port、3dfxのごちゃまぜスクリーンショット集。なお、厳密なテストでないことを断っておく。

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Quake – ノスタルジックに三周目(15)

ノスタルジックな気分を味わうための用意した道具はVoodoo3とATキーボードとボール式マウスの三つだ。Voodoo3はGLQuakeを通してGlideで描画してみた。一言で言えば自然な美しさといった感じだろうか。HUDのチラつきを完全に抑えられなかったのが残念ではあったが(時間をかければ手段は見つかりそう)、idの想定した色合いを十分に堪能できたように思う。満足感がある。Darkplacesに高解像度テクスチャを乗せたanti-aliasingマシマシのグラフィックも確かに綺麗ではあるが、あまりに現代的すぎるのだ。見栄えを追求するあまり原色からも離れてしまっているし、なによりQuakeの正しい姿を知る意味で、今回新たに組んだRetro Gaming PCでプレイして良かった。

ATキーボードはVoodoo3と違い、わざわざ用意したのではなく、コレクションから引っ張りだしたもの。Windowsロゴキーが無いだけで今日のキーボードとさほど変わりない。が、ボール式マウスの方は近年のゲーミングマウスと結構違っていて、光学式(DeathAdder)よりも明らかに動きがぎこちなかった。物理的に動くボールをセンサーで読み取るという仕組み上、仕方ないといえば仕方ないのかもしれないが、特に違和感を感じたのは、とっさに振り向く動作(180度回転)の時だ。マウスを強く押し付けないとボールが回らないし、その力を入れた状態で素早く動かさないことには視点(レティクル)も高速に動かないのだ。わかりにくく用語を使うならばリフトオフディスタンが存在しないということ。やさしくデバイスを持つ私からすると、あまりに不自然な姿勢を強いられるので、次も使おうかなという気分にはならない。ボール式マウスというのは元来ゲーム用を想定して作ってたわけではないと思うが、今回の結果から(ゲーミング)マウスの進化を感じられてなかなか興味深かったように思う。

  • 難易度Normalで軽く一周
  • モーションコマ(?)が少ない?現代のQuakeに馴染んでいると敵の動きがぎこちなく、ping200の世界に見える
  • Episode1-3はいつ遊んでも面白い。Episode4はいつ遊んでもつまらない

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◆紫色の暗雲が滑らかに流れるところが一番Glideっぽい?

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◆ShamblerかわいいよShambler

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Moto Racer – Voodoo3で走ってみた

前々から3dfx社のVoodooでゲームを動かしてみたいなぁと考えていたところ、丁度ジャンクショップでAGP版Voodoo3 3000を手に入れたので、通電する保証もないというのにSocket Aでゲームマシンを組んでみた。結果的にこのビデオカードがうまく動いてくれたので良かったのだが、もしも動かなかったのであれば、eBayでVoodoo5を落札していたかもしれない。これとは別にサウンドカードもA3D社のAureal Vortex 2(AU8830)を調達できたので当時の環境保全を目的とした一台となりつつある。ついでに今回はレースゲームということでMicrosoft SideWinder Game Pad 1.0も用意してみた。

3dfx(Voodoo)専用API「Glide」を知っている人ならば、さぞ滑るようなヌルヌルとしたレース画面を想像するかもしれないが、今回私がプレイした限りではそういった感じはなく、あまり快適でなかった。そもそもゲームを買った後に気が付いたのだが、本作は最終パッチ3.22で突然Glideに対応したようで、本来はDirectX(3.0)で動かすことが前提なのだ。そのためDirectXで動かした時は大変安定したフレームレートで道を走れるのだが(色崩れあり)、Glideだと負荷がかかる場面でガクッとフレームレートが下がり、他車との勝負どころで操作ミスが起こりやすかった。しかし、ネットを見てみると私のような微妙な不具合の記述が見つからないばかりか、Voodoo3でのヌルヌル動画まで発見してしまったため、私の環境か設定が悪いだけのような気もしてきた。拾ってきたパーツであることを考慮すると真面目に原因を調べる気は起きないのだが、公式最終ドライバ1.07(22 Nov 2000)を入れて、XGA解像度Unrealにて60近くのフレームレートを確認できたため、Glideに限ってはスペック通りの働きができているようなのだ。よってカード側の異常というよりかはDirectX絡みのように思う。最後に肝心のゲームの話になるが、APIによる描画とは関係ない軽快な操作と感触、その直感的でゲーム的に動かせるマシンにより巨大なカーブやジグザクのコーナーなどを攻略した時が実に気持ちよく、ただ単にコースを走っているだけで楽しい気分になる素晴らしい物であった。

  • Single RaceとChampionShip、リバースモードのChampionShipを一通りクリア
  • バイクは思い通りに曲がる感じでクセがなく、コースを走るのが素直に楽しい
  • 自分以外のマシンにぶつかると露骨に速度が落ちるため、ラフな走り方は難しい
  • Normalの難易度は適正だが、より気軽に遊ぶためEasyに下げた
  • ゲーム自体はA3D対応というわけではないが、Vortex 2の力なのかかなり立体的に音が聞こえた

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